OPUS: Rocket of Whispers のレビュー
終末の世界、そこが広大で美麗なる冒険の舞台。教会の祭壇、工業地区の爆発跡、隔離された都市などを訪れ、巫女とロケット技師が求める材料を探し出そう。「宇宙葬」を通して犠牲者の霊魂を生命の始まりの地——銀河へと送る為に。
アプリID | 742250 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | SIGONO INC. |
出版社 | SIGONO INC. |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームリーダーボード, Steam トレーディングカード |
ジャンル | インディー, アドベンチャー |
発売日 | 7 2月, 2018 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | English, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, Korean |

4 総評
3 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
賛否両論 スコア
OPUS: Rocket of Whispers は合計 4 件のレビューを獲得しており、そのうち 3 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、OPUS: Rocket of Whispers のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
227 分
ゲームと絵本の間にあるような作品だったように感じた。探索部分は多少面倒だと感じたが、ヒントもありすらすら進めることができた。物語も良く、特に音楽が壮大で気に入った。クリア後の裏話ではプレイヤーへの配慮を感じることができほっこりできた。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
435 分
シリーズ第2弾の探索ゲーム
今度は地上から天を目指す
終末世界の物語、叙情的な音楽、巫女とロケットという独特な組み合わせ
これらが好きな方におすすめしたい
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
194 分
道中の探索パートが少々気だるいですが、全体的に良かったです。
やはりSIGONOが手掛けるゲームはBGMと演出がとにかく素晴らしい。
ただ、割とあっさりお話が畳まれてしまう感があって物足りなさもありました。
続編の「OPUS 星歌の響き」はその辺も完備したさらに素晴らしい作品なので是非プレイしてみてください。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
339 分
心に刺さるストーリーモノが好きな方にお勧め。紹介文を読んで琴線に触れたなら楽しめると思います。ショートショートを楽しむ感じで。
クリア後の特典でスタッフのボイスレターがあったのですが、ちゃんと日本語で話していて驚きました。
私の環境ではなぜかクリア直後に無制限モードで操作が不能になりましたが一度ゲームを終了して再度起動したら無事に遊べるようになりました。
コントローラーに完全対応して欲かった。
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
309 分
5時間程でクリア。オーディオコメンタリーとか無料版のプロローグも確認済み。
クリア後のおまけ要素については、エンディング後になぜかマウスが操作不能になってしまったので遊んでません。(再起動等しても治らず)
良い点
〇静謐な雰囲気のBGM
〇裏がありげな電波セリフが飛び交う
〇短いのでさっくりプレイ
〇一応ナビ機能があるので完全に詰むことは少ない
〇1日の制限時間はあるが全体の制限時間はないので、好きなところに行ける
悪い点
×ゲーム内で音量調整できない
×フルスクリーンオンリー。元スマホ用ゲームをPC用大画面でプレイするのは辛い
×ジャンルとしてはお使いゲーの部類だけど、全体マップ無しなので探索が苦行
×背景が雪景色なので、異様にチカチカして見づらい
×移動できる範囲の設定が曖昧で歩きづらい
予算の問題もあろうかと思うけど、ユーザーからすればそんな話は知ったことではないので、もう少し親切なオプションが欲しかった。とはいえ、決して快適なプレイではなかったけど、ゲーム的にアクションが要求される個所はないので、システム的な不便さは許容範囲。
ストーリーについて
周囲にウィルスがあふれ、寒冷化した地球という劣悪な環境。
そこで生き抜くために如何すればいいか?を考えるゲーム・・・ではなく、ゲーム内で流行っている「地球教」の教義に従い、"死者を送る儀式"をするためにロケットを作って打ち上げましょう!というのが目標。そんなよくわからない目的のために、不眠症のおじさんが使徒のヒロインに尻を叩かれて一人で材料調達に奔走する、そんなゲーム。
材料が必要なら二人で協力して取りに行けばいいのにとか、食料そっちのけで死者のための儀式ってどうなの。みたいな、問題に対して現実的な解決策を考えてしまうタイプの人には、このゲームは向きません。
ヒロインたちは地球教の教義に従い、過酷な環境の中でも自分たちの安全確保さえ脇に置いて、理解不能な頑迷さで愚直にロケットを作っては打ち上げるのです。
ストーリー終盤になると、もうこれは何かの宗教のプロモーション資料かな?って感じるほど、”愚直過ぎることの美しさ”が独特な哲学で語られていて、多少ゲンナリしました。
もちろん制作者自身がそういう主義ではないと思うけど、本作の主張がそういう構成になってしまっているのはやむなし。
自分の目には、登場人物がみな宗教やうつ病で思考停止したまま、責務感だけでゾンビのように動き続ける、かみ合わない話で喧嘩し続けるという姿が映り、個人的には過去体験したことがない程の鬱ゲーでした。
エンディングについては、台詞と曲のタイミングが上手いからノリで感動させられるというか「泣いてもいいんだよ」みたいな演出になってるけど、実際には何を言ってるのかサッパリわかりませんでした。
感情は理屈じゃないとは言うけど、ある程度スジが通ってないと感動はできないよね。
若くて瑞々しい感性ならこの作品から何かを得る(それこそ愚直であることはある程度は正しいと思うので)かもしれません。
👍 : 7 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
442 分
[h1] このゲームを楽しいと思うまま終わらせたいのなら、二つ守らないといけないことがある
それは冷静にならないことと、穿った見方をしないこと。[/h1]
既に300件以上もの好評レビューにあるように、確かにこのゲームには感動する要素があると思います。決して全てが悪いとは思いません。
しかし筆者のように、感動から冷めてしまって穿った見方をするとこのゲームは人におすすめし難いものと感じるようになりました。
以下は前作のネタバレも踏まえた文章になるので一部は伏字にしておきます。
[b]筆者から見てこのゲームは、説得力を持たせる為に(持たせたいと思うのなら)
それは決してやってはいけないだろ!と突っ込ませることを二つも犯しました。[/b]
一つは[spoiler]オチを一応のハッピーエンドにするために、クライマックスでオカルトを利用したことです。
これはどういうことかというと、終盤に主人公二人はとある場所へ避難しないと雪の中凍え死ぬ危険に迫られる場面があります
そこをどうやって乗り越えたのかというと、オカルトです。
絶体絶命のピンチに陥った二人は、急にオカルトの力で...例えるのであれば天の川銀河のような場所を(2人の)魂が移動していって気が付けば建物内に避難できた。...というオチが待っています。彼ら二人はどうやってそこにたどり着いたのかはよくわからないまま何とかたどり着けたという話になっています。[/spoiler]
...これ、前作のOPUSをやった人は疑問に思いませんでした?
「なんで前作では納得できる理由[spoiler](電力不足による主人公及び宇宙船の機能停止状態が、時間がかかりながらも宇宙船が太陽に近づいていくことにより電力が回復することによって主人公も復活)[/spoiler] でピンチを乗り越えられたのに、今作で乗り切れた理由はオカルトなんだ?」と。
いやほんとにね、確かに奇跡って素晴らしいと思いますよ。でもこんな得体のしれない力でクリアって納得できます?
今まで主人公たちは時に衝突しながらも自分たちの力で乗り切ってきたのに[spoiler] 最後の最後はこれ二人の力じゃどうにもならねえから俺らが助けたるわ【ご先祖パワーで奇跡ピカー!オカルト発動!】
ヘッダーテキスト
[b]筆者「...ご先祖のお前らそれ出来るんだったら最初から二人を助けてやれや!ここ(とゲームオーバー直前画面)で発動はあまりにもご都合よすぎるだろうが!これならまだ二人とも避難場所までたどり着けず凍死の方がまだリアリティあるだけマシやぞ!」[/b][/spoiler]
そしてもう一つは
[spoiler] 目先の感動で隠しきれてるとでも思っているのか知らないけど、結局このままでは人類絶滅するよね?
この主人公二人が宇宙葬される側になるには子孫を作らない不可能だけど、どうすんの?[/spoiler]
...という疑問につきます。
[spoiler]というのも、ゲーム中食料に関してだけはまだ余裕があると説明されていますが
暖を取る燃料は?寒い中でも生きていられる病原菌に対抗できる医薬品の用意は?
というか一番の問題点は下水処理はどうなってんだよ汚物の処理どうしてんだこれ?(ゲーム中ではここは語られていない、下水処理場は後々見つけるが・・・)
そして主人公二人の他に人類が居ない限り人口が保てるわけもなく、主人公二人が死んでしまった後は宇宙葬誰がやるの?
それとも二人は最後の人類として、自分たちの宇宙葬は諦めるのか?(その点に関してゲーム中主人公2人はどう思っているのか語られることはない。)
[/spoiler]
...と、冷静になってしまい穿った見方しかできない筆者にとってはツッコミどころが尽きないものとなってしまいました。
少なくとも前作は筆者がプレイしてて[spoiler] 少なからず主人公がクソガキムーブだしてイラつくところはあれど[/spoiler]感動できただけに、今回は残念な出来だったなと締めくくりたいと思います。
👍 : 22 |
😃 : 4
否定的
プレイ時間:
411 分
はぁ、私は薄汚れてしまったんだなぁ~と
思い知らされたゲームでした。
会話も理解しながら進めるべく、またサブクエ等も出来るだけ
取りこぼしがない様、出来るだけ丁寧にゆっくりと進めました。
いよいよ最後が近づいた時、それ迄燻り積み重なってきた違和感に
気づいてしまったのです。
残念ながらそれがわかった瞬間一気に熱が冷めてしまいました。
核心は一切触れませんし、
このゲームを称賛される方を否定する気も更々ありません。
良いところは沢山あるのです。そこは素直に評価したいと思います。
でもね、現実の社会でもまれてきた自分には絵空事で薄っぺらに
映ってしまってどうしても感情移入できない。
それが素直な私の感想です。
賛否両論あるべきと思いますので敢えて
このような評価で書かせてもらいました。
ラノベとかSF小説とかを純粋に楽しんでいた小学生の私がやってたら
180度評価は変わってたろうなぁ~ (´ω`)
👍 : 25 |
😃 : 2
否定的
プレイ時間:
360 分
クリア済み。
エンディングは良かったものの、そこにたどり着くまでの探索パートが苦行だった。
移動速度は遅く、探索中行えることも少ないので作業感が強すぎたことが原因だと感じた。途中からは早く終わらないかなぁーという気持ちで進めていた。
また、主人公のヨハンが常時キレていて、感情移入が出来なかった。もう少し穏やかな雰囲気でもよかったのにと思う。
👍 : 7 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
300 分
Ver.2.4.2stにて初回クリア、所要時間は約4時間。クリアと同時に全実績解除。
[h1]Pros:[/h1][list]
[*]美しいサウンドトラック
[*]ノーペナルティで使用できるヒント
[*]退廃的な美しさを持つ世界観[/list]
[h1]Cons:[/h1][list]
[*]人物の感情描写に唐突な印象を覚える
[*]回想一枚絵のクオリティ[/list]
[h1]魅力あるストーリーに対して薄くなってしまったシナリオ[/h1]
死者の霊魂をロケットに載せて銀河へと返す宇宙葬は、魂を送り出すことのできる数少ない巫女とロケット技師によって成り立っていました。ところが世界に疫病が蔓延し、人口は1000分の1まで激減します。疫病蔓延から二十数年後、かつてロケット技師を夢見たヨハンは一人ロケット工場で帰らぬ人たちを頑なに待ち続けていました。いつしか普通の人には聞こえないはずの霊魂の声に日夜苛まれるようにもなっていました。そんなある日、宇宙葬の再開を願う巫女の生き残りであるフェイと出会います。ヨハンは自身の悩みである纏わりつく声から解放されるべく、フェイのロケット材料収集に協力し始めるのでした。
台湾のSIGONOが放つOPUSの二作目。前作を知らなくても今作をプレイする上では影響ありません。ジャンルとしては見下ろし型の探索アドベンチャーゲームになります。雪に覆われた町はかつての疫病により廃墟となっており、町を探索しながら山積する瓦礫よりロケット作成に必要な材料を集めます。ロケットのパーツを完成させるたびに少しずつ過去の追憶が紐解かれていきます。
本作には昼夜の概念があり、午前8時のロケット工場から真っ暗になる夜8時までの間に移動と探索を終えて、材料を工場へ持ち帰ります。最初は移動範囲が狭いのですが、金網のフェンスを切るためのソーや雪山用の装備などを作成していくことで徐々に活動範囲が広がっていきます。また地図を復元することによってファストトラベルが可能となり、もっさりとした移動速度にはある程度目を瞑ることができます。エンディング後に自由に探索できるモードが解放されるため、制約は一日の活動時間だけであって時限的な取り逃し要素はありません。
物語を指す言葉としてストーリーとシナリオがあります。ストーリーは物語の粗筋、大枠を指し、シナリオはscena(伊)を語源に持つように各場面の細かな演技、脚本にフォーカスした言葉です。私が思うに今作も前作同様開発が最も見せたかったものはストーリーだったのではと思います。ゆえに本稿では物語に焦点を絞り記述していきます。大筋としての構成は大変魅力的でありながらも、本作ではヨハンやフェイが感情を爆発させるシーンでなぜ怒っているのか分かりづらい「場面」が多く見受けられました。それには先に挙げたシナリオの希薄化が要因ではないかと思われます。
注意深く話を読めば想像することで補うことはできるものの、その感情に至る緻密な背景描写が欠けていたように思えます。何年も思い悩まされ辟易している筈の霊魂の声や巫女としての重責が劇中で描かれていますが頻度が少なく、キャラクターの表情や演技が軽いため、葛藤や苦悩といったものが薄く感じられました。それゆえに怒りを爆発させてもそんなに深刻に悩んでなかったように見えてしまい、突拍子のない感情の起伏のように感じられてしまうのです。
前作のストーリー展開が王道ながらも期待を裏切らない出来だったため、きっと隙のない心理描写を入れてくれるであろうという期待を生み、感情移入および共感を用いてコントロールされるはずの感情の動線を余計に途切れさせてしまったのかもしれません。勿論これにはiOS/Androidが先行したことによる移植の制約であったり、探索パートの比重強化によるシナリオ進行までの間延びが影響している側面もあるのではと思っています。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1296792946
シナリオに対して色々言及したものの決して悪くはなく、軸となる物語は希望と再生を感じさせるとても素敵なものです。スピリチュアルな話を扱っていますが死生観の違いは感じず、宗教色が色濃く出ていないのも好印象だと思いました。途中で大筋が読めてしまったところはありますが、それでも終盤にかけて加速していく物語は見る価値があると思います。物語を後押しする[url=https://sigono.bandcamp.com/album/opus-rocket-of-whispers-original-soundtrack]サウンドトラック[/url]も前作同様にとても美しく感じられ、特に霊魂の質量を示すエンディングのトラック「21g」はフィナーレを飾るに相応しいお気に入りです。
数時間で気楽にプレイして終えることのできるボリュームとノーペナルティで使用できるヒントは手頃なストーリーベースのゲームを探している人に最適です。前作と今作を踏まえて、次回作では更なる飛躍に期待したい旨を結びとしてオススメしておきます。
👍 : 16 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
266 分
宇宙葬が一般な世界が舞台になります。
疫病が蔓延して人類が衰退したらロケットを打ち上げることもままならない時代でロケット技師になることに憧れた主人公と霊魂を鎮める使命を持つ巫女が出会い、奮闘してロケットを打ち上げようとする…そんなストーリーです。
悪い点としては
・見下ろし型の探索ゲームなので木々の間に入ると主人公の位置が分かりづらくなる。
・赤い霊魂に触れると精神不安定になる素振りがありますが、特に問題なく探索が行える。
・通常の霊魂に触れると喋りかけてくるのですが、途中から主人公の言うように鬱陶しく感じる。
良い点としては
・探索メインなのでそこまで詰まることがない。
・BGMが(・∀・)イイ!!
・ストーリーがしっかりしている。
いろいろ書きましたが、買って損はないと思います。
👍 : 19 |
😃 : 0
肯定的