After Death のレビュー

あーっ、メトロイドヴァニアやりてー！やりたいけど有名どころは全部やっちゃったんじゃー！！というあなたにおすすめ！ もっさり系アクションのメトロイドヴァニア。ストーリーもちゃんとあって投げ出されていない良い塩梅。 ⭕良いところ アイテム増やして行けるところを増やして〜という基本を抑えたメトロイドヴァニア 攻撃手段は最後までリーチ短い爪パンチ。このダサさになんとも味がある…… 8bitちっくなBGMが大層良い なんかどこかで聞いたことあるような懐かしいサウンド ビジュアルは普通 🔺微妙なところ 翻訳ありがたいんだけど、2バイト文字あるあるで、なんかたまにセリフが見切れてるところがある 会話シーンとかそんな無いからあんま気にならないけど

ガイコツが主人公のメトロイドヴァニアゲーム。 トゥルーエンドまで到達したのでレビュー。 [h1]【ゲームの雰囲気】[/h1] ２Ｄメトロイドヴァニア、正にメトロイドヴァニア。 経験値やレベルの概念は無く、パワーアップはアイテムだけなので純粋にメトロイド型。 シンプルにエリアを探索してパワーアップを繰り返し、行ける所が増えて探索を進めていくタイプのゲーム。 ガイコツが操作キャラで、敵キャラも概ね「ガイコツ、虫、ナマモノ系」で統一されている。 [strike] 日本語対応されていないが、ゲームの進行にはテキストが読めなくても問題なし。 テキストは「ここは何処だ」と言って目覚めた主人公が何者なのか、ここは何なのかという秘密を明らかにしていくだけのもの。 当方英語は得意じゃあないが、それでも大体分かったので比較的簡単な方だと思う。[/strike] 氷の魔法や炎の魔法などユニークだが扱い易いものが多く、難易度はほどほど。 アクションがそれ程得意な人でなくとも、丁寧に探索を行ってパワーアップしていれば問題ない。 逆にアクションが得意な人は、あまり探索に熱を入れずに進めるとかなり歯応えがある。 [h1]【良い所】[/h1] 操作感覚も早すぎず遅すぎず。 フンワリしたティッシュジャンプだが敵も敵弾もそれほど早く無いので思った通りに操作が出来る。 ゲームの難易度バランス、マップや敵の配置、パワーアップなどのデザインが良い。 段階的であるし敵もちまちま変わるので初回では常に新鮮さを味わえたし、それなりに歯応えもあった。 パワーアップも最終的には雑魚敵は問題にならず探索にのみ集中出来る形だし、弾数制のものは一種類しかなく、魔法も時間経過でリチャージする。 上記二つが探索におけるストレスを感じなくさせており、気付けば最後までプレイしていたという感じだ。 また、ゲームのドットもツボを抑えて描かれており、懐かしさと共に美麗に感じる。 エリアも砂漠、洞窟、図書館、水中などコロッコロと大きく雰囲気が変わるので飽きが来ない。 そして何より音楽が良く、ゲームの雰囲気を覆いに盛り上げてくれる。 個人的には水中エリアがグラフィック、音楽含めてとても綺麗で引き込まれた。 正直、サウンドトラックを販売して欲しいレベル。 トゥルーエンドの条件もそれほど難しくなく、頑張れば攻略情報など見なくても行ける。 とにかく値段相応の価値はあるので是非とも一度はやって欲しいところ。 ゲームのボリュームはトゥルー達成まで約８時間ほど。 終わってみればガッツり遊んだ感じもするし、アイテム総数はそれ程ではないのでもう少し探したい感じもする。 ここは好みの範疇だが、ボスも１０体以上居るのでボリュームが無さすぎるという事は決して無いだろう。 慣れない人からベテランまで、遊び易いゲーム内容であるだろう。 また、選択可能で疑似ＣＲＴディスプレイモードに出来る。 横スプライトの強さも加減できるので、おっさんの皆さまは一度は設定すると懐かしい気分に浸れるだろう。 [h1]【悪い所】[/h1] 個人的には、あまり悪いと感じるポイントは存在しなかった。 せいぜい、敵キャラの攻撃のコマ数が荒い、少々見辛いとかくらいか。 本家メトロイドの様な早めの操作スピードを求める人にはもっさり感じるかもしれない。 レトロライクを強くリスペクトしているので、諸々はそこの好み次第では無いだろうか。 ゆっくり遊べるオールドスクールなメトロイドヴァニアが大好きな人なら是非買うべし、と言った所。 他には要望として「ＨＡＲＤモードを追加して欲しい」だろうか。 それほど、難易度がキツい訳でもなく、雰囲気が良いのでもう一度やりたいと純粋に思うゲームだからだ。