Train Simulator: Donner Pass: Southern Pacific Route Add-On DLC

最初の大陸横断鉄道として作られたルートの険しい峠越え路線なので、題材は米国鉄道の歴史を感じさせますが、退屈な上に音が静か、シナリオの時間が間に合わない理不尽さ、テクスチャが暗いという印象が悪目立ちしました。これでもTS2014の収録路線であり、初購入時に初めて運転したアメリカ路線です。 路線延長は225kmあり、TSの路線としては長い距離を走れます。麓から峠越えを通じてカーブが多く速度は出せませんが、その険しさを感じることが出来ます。時代設定は1990年代初頭なので、最初に出来た頂上の旧ルートも残されています。冬には雪深くなる山岳地帯ゆえに、風景の変化は少なく退屈です。 車種は1990年代のサザン・パシフィック鉄道時代の機関車が多くあり、ボリュームはまずまずです。シナリオで運転できるのはGP9、SD40T-2など一部のみ。ダブルスタックカーはコンテナを1段しか積みませんが、実物もドナー峠はトンネルが低いので史実通りのようですね。このアドオン自体がTS2012時代に出ており、当時のシェーダー処理を考慮してかテクスチャは暗くくすんでおり、あまり見栄えはよくありません。どうしてこれをTS2014の標準収録路線の1つにしてしまったのか。 グラフィック設定を下げると信号機を支える門柱が消えてしまい、信号機が浮いた状態になる箇所もあったり、ポイントの分岐部分が変な方向にはみ出ていたり、ビジュアルの瑕疵も散見されます（修正されてるとの保証はできません）。 サウンドですが、線路側のジョイント音が本線・ポイントともに全く鳴りません。機関車など車両側は別路線だとなりますが、別路線で鳴る車両をDonner Passで走らせると鳴りません。アセットを確認したらやはり線路側の設定が欠けています。 機関車のエンジン音は汎用音源が多く、貨車の走行音は静かすぎます。カーブが多いのに車輪のきしみ音もあまり聞こえません。 そしてシナリオ。GP9で視察要員を載せた客車を牽くシナリオは所要時間215分の長旅ですが、途中の通過・最終目的地ともに明らかに間に合わない設定で、満点は目指せません。貨物列車の補助機関車として後押しするシナリオは天候違いで複数ありますが、どれも時間が間に合いません。達成感が味わえず焦りだけが残ります。DTGがキャリアシナリオを修正しない限り、完走したところで何も報われません。 この路線に失望したあと、私は時を経ずしてMarias PassのDLCを購入しました。こちらは風景も良く、サウンドもジョイント音が鳴り、Microsoft Train Simulator時代からの思い出補正もあって一通り楽しめました。2015年から長らく米国限定販売となっていたMarias Passが2021年末に全世界向けに復活した今、BNSFのMarias Passやユニオン・パシフィックのSherman Hillを優先してからでも遅くありません。 間に合わない理不尽なシナリオの改修、線路のジョイント音が鳴るよう改修、機関車のサウンドを強化、テクスチャを明るくしてくすんだ感を無くす。これらを含めた多くの改修を望みます。そうすれば退屈な印象は薄れてくれるでしょう。

雄大な自然の中悠々と走り抜ける爽快なラインなんですが キャリアシナリオがとてもひどすぎて、かなり残念です。 1]Donner Pass CSという215分、難易度3のシナリオが ダメすぎてとても不愉快です。 12タスクあるのですが、2つ目のLong Ravine Bridge Track 2で 時間ギリギリになり、4つ目のBalloon Loop Track 2で タイムレス遅延でポイントが少なく入るようになり 7つ目のSoda Springsでマイナスに転落・・・ ゴールするころにはボロボロになってしまいます。 道中は制限速度の＋0.8～0.9マイルをずっとキープしてて ポイントがマイナスとかありえないです。 215分無駄にしました(汗）