The Albatross のレビュー

[h1]統一感のないミニゲーム集[/h1] 4つのミニゲームを遊ぶことが出来ます。 1.The Tavern 宝箱を開けるだけ。 早ければほんの数分で終わります。 2.The Railyard 無限に召喚されるUFOを捌きつつ大型飛空船を撃墜する。 初期装備が貧弱なのでまず武器を探さないとクリア不可能。 3..The Victorian City UFOを捌きつつ、発電機の修復を行いラジオタワーの信号を受信する。 ランダム配置されるバッテリーを回収するのはまだしも発電機のパスコード入力はひたすら連打するだけという味気無さ。 ステップを踏むごとにUFOが複数現れ集中砲火される初見殺しあり。 4.The Village 無人の村でカボチャを撃ったりカカシを撃ったり骨集め。 無駄にマップが広い。 どれも一度クリアしたらもういいかな…となるものばかりなのになぜか経験値制を導入してしまっているので、実績を解除するためにはひたすらこの4つをプレイし続けなくてはいけません。 せめてクリア後は内容が少しでも変化してほしかった。 目立ったバグがないのにユーザーレビューが不評なのはおそらくゲームとしての一貫性の無さとボリュームの無さじゃないでしょうか。 FPS部分はちゃんとしていますし、2と3のミニゲームでUFOを出したのだからストーリー仕立てにして全編エイリアンとの戦いにしてもよかったのでは。 宝箱とハロウィン？が浮きすぎていて、作る時間と労力とアイディアがなかったから別ゲームを数種組み合わせてとりあえず形にしました感がすごいです。 アップデートでミニゲームが追加されていればまだ良かったんですが、発売1年以上経っても4つだけ。 非セール時200円でこの内容はおすすめできません。

　4つの別々のモードを選択して遊ぶことができるため、100円で複数のゲームが楽しめるお得な商品。 　どれも操作は一人称視点で、指示に従ってノルマをこなしていく。共通して何かを達成する度に経験値を得られるシステムであり、レベルアップすると実績が解除できる。ただし、実績解除だけの為に単純なゲームを繰り返す時間が、プレイヤーにとっての経験値になるとは保証できない。 ・The Tavern 　ほぼチュートリアル。小屋の中で宝箱とその鍵を探す。 　プレイヤーの操作としては、木製のハンドルをクリックして、回転するのを見守っている時間が一番長い。カウンターではブラックジャックが遊べるが、こちらの方が確実にゲーム性が高い。 ・The Railyard 　銃を用いてUFOを倒しつつ、大型飛行船を撃墜する。UFOと飛行船の関連は不明。 　最初から持っている銃が使い物にならないので、優秀な武器が入っている箱の位置は予め覚えておこう。飛行船と打ち合う際には、砲門からの射線を切るよう意識すると良い。また、飛行船のダメージ状態が変化するときにUFOが生成されるので注意が必要だ。 ・The Victorian City 　銃でUFOに応戦しながら、壊滅した街でバッテリーを探し、発電機を起動してラジオタワーから信号を受け取る。 　特筆すべきは、発電機を起動するために必要となるパスワード入力についてだ。このパスワードを入手するのではなく、主人公が既に把握しているのでもなく、出鱈目に打っていずれ認証されるという革新的なシステムになっている。その間、プレイヤーが行う操作は同じボタンを連打するだけ。このゲームを通じて、暗証番号という仕組みに疑問を持った人も多いはずだ。 ・The Village 　ホラーゲームを思わせる暗い森の中で探し物をする。 　マップが広いため意外と難しいが、なかなか雰囲気はある。最初にかぼちゃを撃ち、かぼちゃ頭のカカシを撃ち、スカルを集めて巨大なかぼちゃの上に浮かべるという順序で、特に説明がないため意味不明だが、シナリオ的な意味はないものと割り切ろう。 　総評として、ゲームとしての面白味はないが、どれも遊べないものではなかった。あなたがクソゲー上級者ならば、タイムアタックでランキング上位を目指す遊び方もできるだろう。一貫性があり目的に共感できる一般的なゲームの素晴らしさを再確認するためにも、このThe Albatrossの購入を検討していただきたい。