Dungeon Manager ZV 2 のレビュー

前作は未プレイです。 前作はマネジメント要素があったらしいですが、今作はそのような要素は一切なく、 ダンジョンに敵が来るのでそれを倒すだけの、よくあるＴＤです。 キャラを動かすアクション要素もあることにはりますが、ほぼあってないようなものです。 敵に近づけると自動攻撃してくれたり、敵を倒すともらえるポイントを使って魔法が撃てるだけです。 （ＳＦＣ時代のイースシリーズ、といえば分かる人は分かってくれるかも） ＴＤとしては、かなりつまらない部類です。 タワーはステージ開始時に建てるだけで、戦闘中に追加で建てることはできません。 また、ステージ開始時ほとんどのタワーはすでに建てられており、固定で変更できません。 ステージ開始時に与えられているタワーのポイントは非常に少なく、 ステージによってはタワーを２、３個しか建てられません。 つまりは、初期配置されているタワーの並びを見て、 「この初期配置なら、ここにピストンを作ればトラップが連鎖して敵を倒せるな」とか、 「この部屋にはトラップがいっぱい初期配置されてるから、 　この部屋に宝箱を置けば敵が集まってきて、敵を倒せるな」みたいなことを考えるゲームです。 自由にタワーを構築して敵を倒すＴＤといより、 最後のピースをどこにはめればいいのか当てるパズルゲームに近いです。 一部のステージをのぞき、自由度はほぼありません。 一応ダンジョンクリエイトシステムがあります。 ステージマップを作り、どんな敵が来るのかを自分で決めるタイプのものです。 倒す敵も自分で決めなければならないので、ダンジョンを作ってステージクリアを楽しむためにあるシステムではありません。 ワークショップにアップして他の人に遊んでもらうためのシステムです。 ただし、発売から三カ月経った現在、アップされてるのは７ステージだけです。 ６００円の価値はないと思います。