Grab the Bottle のレビュー

パズルとしてしっかりしてそう

セール時には100円を切るコスパ最高のバカゲーに見えるけどバカゲーじゃない骨のあるパズルゲームです。 腕を伸ばしてボトルを掴むだけのシンプルなコンセプトに、ボトルを掴むための条件（画面内のアイテムを集める等）、伸ばした腕自体が障害物になること、伸ばした腕は何かを掴んだときだけ縮めることができるゲームシステムによりシンプルだけど奥深いパズルゲームになってます。 特徴的なポップアートもはっきりした線、陰影でシステム的に雰囲気的にマッチしてます。 ラストステージからエンディングの流れは感動します！おすすめです！

[h1]概要[/h1] アクションパズルゲーム。勝手に伸びる腕をコントロールして、途中で栓抜きなどのアイテムを全部集め、ボトルをつかめばステージクリア。青い輪郭のアイテムもつかむことができ、その間だけ腕を戻すことができる。青い輪郭のアイテムには、落としても再度つかめるものや特定の障害物を壊せるものもある。 障害物や自分の腕に接触するとミスとなり、3回ミスするとゲームオーバー。一定回数リトライすると2つの救済措置があり、何度もミスできるとともに、ヒントとして取得順序を表示できるようになる。 [h1]言語[/h1] 日本語対応。フォントの違和感も無く、丁寧に翻訳されている。 [h1]評価[/h1] [b]おすすめ度：★★★☆☆（3点 / 5段階）[/b] 購入価格：￥52 パズルゲームとしてはなかなか良くできていて、自分の腕は障害物にもなれば、落ちる物を受け止めることもできるので、上手く一筆書きすることが必要になる。腕を戻せる方法があるのが面白い所で、それだけ寄り道することが可能になるため、複雑な経路が生成される。例えば、あえて遠回りして穴に青い輪郭のアイテムを落とし、中にある栓抜きなどのアイテムを取って戻るというテクニックも存在する。腕はスピードアップすることも可能で、ヒント機能も親切なため、攻略には困らなかった。 賛否両論ありそうな点として、アクション要素が強い部分がある。当初ミスが3回までしかできないというのが意外と厳しく、分かっているのにクリアできずに最初からということが多発するため、不要ではないかと感じた。また、3つほどレースゲームのようにひたすら避けるステージがあり、パズル面よりも難易度が高かった。 一番気に入ったのがグラフィックで、50年代のポップアートの漫画に基づいたという独特の陰影がとても良い。ちょっとしたコンセプトもあり、舞台が赤ちゃんから始まって徐々に老人になっていく過程で、ボトルも哺乳瓶になったりビールになったりする。なお、包丁やハサミも登場するが、血が出るような演出は無い。セールなら￥100を切るため、絵に惹かれたら購入して損は無いと思う。 [h1]実績[/h1] 6時間で3つの実績を除いて解除。残りはいずれも難易度が高く、達成率も3%を切っている。

どなたもレビューを書かれていないようなので書かせていただきました。 まずこのゲーム、まったく期待していなかったのですがいい意味で裏切られました。 自分の分身である「手」を誘導して目的のボトルを取るだけなんです。 だけなんですが、それがなかなか上手くいかない。 何故上手くいかないかというと、、、 　① 手は止まってくれない。動き出したら伸び続ける。（スピードの緩急は制御できます） 　② ルートを計算して動かないと八方塞がりになる。（あらゆるものが障害に、そう、伸びた腕も…） 　③ ボトルを取る前に何らかの課題がある。（おしゃぶりを取れとか蓋を開けろとか…） 前述①～③を止めることなくリアルタイムに処理する必要があります。 ですので、スタートする前にルートや処理手順を計算して始めても アクション的要素により計算が破綻していくのです。 何度もやり直しますので、上手くいった時の達成感もそれなりにあります。 それと日本語表示されていますので安心です。 私は、ちょっと安く購入できたので大満足ですが、フルプライスだと、 う～んという感じかな？ 安売りの時に買うのがよいと思います。 以上、簡単ですが感想でした。