Titan Quest Anniversary Edition のレビュー
10周年を迎えた「Titan Quest」が新たな輝きを解き放つ。「Anniversary Edition」では「Titan Quest」と「Titan Quest Immortal Throne」が一つになって登場。大幅な改善も加えられた本作で、究極のアクションRPGを体験せよ。
アプリID | 475150 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | THQ Nordic, Iron Lore Entertainment |
出版社 | THQ Nordic |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, マルチプレイヤー, PvP, オンラインPvP, コープ, オンライン協力プレイ, 部分的なコントローラーサポート, Steam トレーディングカード, スチームワークショップ, レベルエディターを含む |
ジャンル | アクション, RPG |
発売日 | 31 8月, 2016 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | Italian, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Japanese, English, Korean, French, German, Russian, Czech, Polish, Ukrainian |

35 521 総評
32 295 ポジティブなレビュー
3 226 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
Titan Quest Anniversary Edition は合計 35 521 件のレビューを獲得しており、そのうち 32 295 件が好評、3 226 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Titan Quest Anniversary Edition のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
34386 分
TITAN QUEST
Diablo2LoD、GrimDawn、PoEは結構やり、TL2、Dialo3、Wolcen、Lost Epochはそこそこやりましたが、何年も経って振り返ると、自分的には「唯一画面が明るいハクスラ」と呼ばれる本作が一番後味がよく、色々なエピソード・キャラクターが今でも心によみがえる名作です。ゲーム内でもYoutubeでもサウンドトラックが聴けますが、聞いてると色々走馬灯状態になってじわっと来ます。
本作の開発者がのちに移籍してGDを作ったということで、2つのマスタリーを選ぶスキルツリーとか、GDでいうMI(特定のモンスターが落とす強いベースアイテム)がある点がGDと共通しています。スキルは地味で、何年も前に出たDiablo2ですら画面を矢で埋め尽くすマルチショットや画面をペットで埋め尽くす召喚とかあったのに、TQは1本の矢が敵に当たると小範囲ダメージとか、ペットも3~4匹とか当時でさえ地味でした(でもだからつまらないというわけではない)。
アテネ、デルフォイ、テーベ、長安など史実にある町がちゃんと出てきます。メガラなどはTQで先に知って、あとで本当にある町なんだと驚いたり。ミノス王の迷宮・ピラミッド・シルクロード・万里の長城など、有名な場所も数多く登場し、史実には全然忠実でなくスケール感も適当なのですが、うまくゲーム内に落とし込んであって楽しいです。
ストーリーは明るく楽しく王道。例えばサブクエスト。敵の中に取り残された老兵士を助けに行く。魔物に奪われた娘の嫁入り用の指輪を取り返す。なんのひねりもない勧善懲悪の話が多いのですが「ありがとう、本当に助かったよ」と嬉しそうにお礼を言われると、ほっこりして「いいことするって気持ちいいな」ってなります。お子さんと一緒に遊んでも大丈夫なくらい健全。
ゲームを開始してしばらく進めるとスパルタ軍のキャンプがあって、レオニダス1世がいます。史実では、300名の兵でペルシャ軍20万人をを食い止め、最後には全滅しながらも時間を稼いで全ギリシャを救った英雄です。「ああ、あのすごい人ね」。歴史マニアではない私も思い出しました(思い出せない人はWikipediaのレオニダス1世の項目をぜひ読んでください)。
TQ世界ではペルシャ軍のかわりに魔物が攻めてきていて「兵力が足りないので敵の中ボスを倒して来てくれないかとクエストを依頼されます。むろん受けないとストーリーが進みませんが、かねて尊敬する人物の頼みでもあり謹んで受諾(余談ですがこの中ボス・ケンタウロスを繰り返し倒すと序盤のしょぼい装備がだいぶ強くなり、序盤から「ハクスラのファームって楽ちい~」ってなります)。
倒して報告に行くと「まじか、お前、この世でスパルタ兵の次くらいに勇敢で強いやつだな!」なんて微妙なほめ方をされますがスパルタ人として最大級の賛辞なんだろうと思うと嬉しくなります。
その後もアテネなどで再会するたびに友達扱いしてくれて「レオニダス1世とズッ友になれるゲームそうないよね!」と思いました。その後やっぱり史実通りペルシャ戦争で死んじゃったんだろうなーと思っていたら[spoiler]DLCで再会して、懐かしすぎて涙がにじみました[/spoiler]。
第1部ギリシャ編、第2部エジプト編、第3部オリエント編がオリジナル3部作で、最初のDLCだった第4部ハデス(黄泉)編を加えたものが、現在は本体として売られています(Titan Quest AE アニバーサリーエディション)。
第4部ハデス(黄泉)編は駄作という意見も見かけますが(黄泉の国に行くまでが無駄に長いかも)、私としては一番好きな章でした。
渡し守カロン戦、ケルベロス戦、オルペウスの逸話、楽園エリュシオン、ラスボス冥王ハデス戦などギリシャ神話で有名なシーンは一通り落とし込まれています。
地上にいたのに、[spoiler]死んだ人の群れについて行って気づいたら黄泉の国にいた[/spoiler]という演出が、ああ、ギリシャの死のイメージってそうなんだと感心もしたし、自分がリアルで死んだときどうなるんだろうなー、死んだことに気づかないで周りの人について行くとかありそう、とか色々思いにふけりました。
あと好きなエピソード、「部下が前線に行って帰ってこないんだが探してくれ」と言われて探し当てたドジな部下アドメトスくんが、使い捨てキャラかと思ったら、そのあと何度も思いがけないシーンで登場して「また君かww」って笑うし、最後は居場所が見つかったんだねってほっこりします。読み飛ばすと同じ人って気づかないかも!
DLCについてちょっとだけ
DLC:Ragnarök
本編の開発陣がGDに去ってだいぶ後になってから別の開発陣で作られたDLC。
新マスタリー:ルーンマスター追加、レベル上限85に、投げ斧など追加。
北欧が舞台でゼウス・ロキなど北欧神話の神々が出てきます。
マップが無駄に広いとかいろいろ不評もあるけど、頑張ってTQっぽさを出していると思います。
亡くなった声優さんのあとを継いだ声優さんが前の人をリスペクトして頑張ってる感じ。
最初やるには本編だけで十分なボリュームだとは思います。
DLC:Atlantis
もうDLCは出ないだろうと思っていたらRagnarökからかなり経って出たDLC。
新マスタリー追加はなし。マスタリー内のスキルの上限が拡張。
ギャンブルシステムみたいなのが追加
全体にかなり不評で、たしかにRagnarökに比べても劣化してるかも。
それまでの何とかしないと世界が滅ぶ、という感じから、暇だったら探検に行ってみない?みたいな、いかにも番外編っぽい感じになってしまって、末期っぽい淋しさを感じました。
DLC:Eternal Embers
もうDLCはAtlantisで最後だよねと思ってからかなり経ってまた出たDLC
DLCは出たら不評でも買っていた私ですが、これは不評過ぎてまだ買ってないです。
👍 : 4 |
😃 : 0
肯定的