IWO: Bloodbath in the Bonins のレビュー
Iwo Jima was a critical point on the flight path of US bombers from their Saipan bases to their Japanese targets. The island would be a refuge for malfunctioning or damaged bombers coming or going. An obvious target for a US amphibious assault, the Japanese had reinforced the garrison and dug miles of tunnels the length and breadth of...
アプリID | 462070 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Guerilla Tea Games |
出版社 | HexWar Games |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, Steam トレーディングカード |
ジャンル | ストラテジー |
発売日 | 19 5月, 2016 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | English |

1 総評
1 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
IWO: Bloodbath in the Bonins は合計 1 件のレビューを獲得しており、そのうち 1 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
369 分
要約:客観的に見るとおすすめできない要素ばかりだが、失敗というよりは意図通りに作りきった結果だといえる。ニッチ層向け作品としてはこれはこれで独自の価値があるので、個人的好みも加味してポジティブ評価をつけた。類似コンセプトの次回作が出たら買う。
マップは一つだけ、選べる陣営はアメリカ軍だけという非常に割り切った構成のウォーゲーム。そのためボリュームやリプレイ性についてはまったく期待できない。しかし100時間遊べる大作が山のようにリリースされているこの時代、テーマを絞った小粒な作品で勝負するという姿勢はむしろ歓迎したい。
原作はDecision Games社が発売している同名のアナログボードゲームのようだ(邦題『IWO:硫黄島の死闘』)。この原作自体、アナログゲームでありながらソロプレイを前提とした作品である。従って戦う相手はAIではなく、もっぱらダイスの出目となる。
敵ユニット(日本兵)は原則として塹壕から一歩も動かず、プレイヤーはそれをいかに効率よく全滅させるかを競う。日本軍が全滅するのは確定事項なので、勝利条件は米軍の損耗率によって決まる。いくら敵兵を一掃しても味方の死亡数が多ければ容赦なく「敗北」扱いである。
難易度はかなり高い。一勝を挙げることすら難しい。
では失敗を繰り返しながら学んでいくゲームかというと別にそういうわけでもなく、そもそも行軍ルートはシステム的に決まってしまっているのでほとんど工夫の余地がない。一応予備戦力の投入タイミングといった判断ポイントはあるものの、基本的には前線も何もなく「一番近い敵を囲んで殴る」の繰り返しで、あとの結果はダイス次第となる。だがそれが泥沼の硫黄島決戦を表しているのだと言われればそんな気もしてくる。
こうして説明するととても面白いゲームには見えないのだが、最初の数プレイはけっこう楽しんで遊べたのも事実。
なにより望めばいくらでもAIが対戦ウォーゲームに付き合ってくれるこのデジタル時代に、あえてソロルールのゲームをデジタルでやる、というこの本末転倒感はなかなか貴重である。この狭い戦場を表現するためだけにわざわざ用意されたであろう判定表や特殊ルールを眺めていれば、アナログゲームファンならずともある種のロマンを感じられることは間違いない。それに小規模なので入門としては意外と適しているような気もする。
できれば忠実な移植にとどまらず、デジタルならではの派生モードなどもつけて欲しかったところだが、これはこれで無駄なくまとまっている作品だといえるのではなかろうか。
スタート画面から先に進まなくなる失敗パッチをリリースしてそのまま数ヶ月放置するなど、開発体制にも少々疑問を呈さざるを得ないところはあるが、とりあえず最終版では解決済み。
👍 : 4 |
😃 : 0
肯定的