This Is the Police のレビュー
悪循環の一途を辿る都市を舞台にしたストラテジー/アドベンチャーゲーム『This Is the Police』、肝の据わった警察署長ジャック・ボイドとなって、陰謀と犯罪に満ちた物語を楽しもう。はたしてジャックは退職までに大金を稼げられるか、それとも破産してしまうのか?いや、破産するだけならまだいいが…?
アプリID | 443810 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Weappy Studio |
出版社 | THQ Nordic |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, フルコントローラーサポート, テレビでリモートプレイ, Steam トレーディングカード |
ジャンル | インディー, ストラテジー, アドベンチャー |
発売日 | 2 8月, 2016 |
プラットフォーム | Windows, Mac, Linux |
対応言語 | Portuguese - Brazil, French, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Russian, English, Japanese |
年齢制限のあるコンテンツ
このコンテンツは成熟した視聴者のみを対象としています。
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47 総評
30 ポジティブなレビュー
17 否定的レビュー
賛否両論 スコア
This Is the Police は合計 47 件のレビューを獲得しており、そのうち 30 件が好評、17 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、This Is the Police のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
203 分
グラフィックに味があり、雰囲気づくりに成功している。途中で挟まれる退職寸前の警察署長のストーリーに味がある。ただ、ゲーム部分(警察を派遣したり色々)が「ゲーム」として面白いのかと言われば、少し疑問が残る。
「ゲームとしてのおもしろみのなさ」が足を引っ張るのが、中盤以降。序盤はテンポよくストーリーが差し挟まれるので楽しめるが、ある時点ですっかりストーリーが消えて、ゲーム部分の繰り返しになってしまう。これが、おもしろくない。早送りできない作業を延々とさせられる。「酒をだらだらと飲んでいたら、途中からは水しか出てこなくなって興ざめ」。そんな感じ。ゆえに、だらだらとした部分に入ってから積んでいる。
途中までおもしろいので「おすすめ」にするが、もったいない感じがあるゲームだった。
👍 : 4 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
883 分
ゲームとしてはちょっと微妙。現場に警察を向かわせてから到着・指示の
間に約20秒くらいあって待つだけの時間が多いのにバックグラウンドで動かないから退屈。
動画とか見ながらじゃないと間が持たない。作業感が強い。
「何日までに〇〇せよ」というミッションをこなしていくのが基本だが
カレンダーがないので連続してプレイしないと予定を忘れる。
セーブはオートセーブのみで各週初めと今朝のセーブが残る。
死亡すると今朝のセーブからやり直しても死ぬだけなので
ほぼ強制的にから任意の週やり直すことになる。
事件や特殊イベントが起こる日はほぼ固定なので
スキップ出来ないノベルゲームをやってる気分になる。
シナリオやBGMの出来は良いので多少の不便は許容出来るならおすすめ
👍 : 18 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
2147 分
こいうシミュレーションもあるのかと思った力作
特に前半部分は最高に面白い
終盤近くに無理やり難易度を上げていく設定は間違っていると思う
それまでの楽しさが一気に吹き飛び大きなストレスとなる
それを乗り越えた達成感もないし
今までの努力は何だったんだと・・・
終わりよければすべて良しとはよく言ったものだ
👍 : 9 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
1115 分
人気タグに選択型進行とありますが、実際には選択の余地はありません。五十万ドル貯めようが、汚職に手を染めようが聖人プレイを貫こうが、大まかなストーリーラインには変化がなく、エンディングも事実上一種類しかありません。そのあたりはpapers,pleaseあたりと比較すると数段落ちます。個人的にはシナリオが単調に露悪的すぎるのも受け付けませんでした。
👍 : 22 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
1101 分
16時間かけてクリア。
雰囲気やシナリオは良かった。
一方、ゲームパートがプレイ時間のほとんどなのにそれが単調なため苦行。
通報や事件に対して警官、刑事を派遣するのがメイン。
内容によってどれだけ派遣するか、誤報かどうか、企業他からの派遣依頼ならば受けるかどうか。
証拠を集めて事件を解明したり、ギャングを拷問して情報を吐かせるといったこともあるが基本は通報に対して警官を派遣するだけで代わり映えがなく、どんどん退屈になっていく。
後々、複数人でないと出動できなくなったり、派閥関係の問題が出てくるがそれでも根本は変わっていないため、だれてしまった。
ただ、歯科医と呼ばれる犯罪者を捕まえる一連のイベントは新鮮で楽しめたので、こういったものがもう少し点在していればよかったのにと思った。
途中に2回のシナリオ分岐があったが、選ばなかった選択肢のためにもう1度やろうと思えるほどの気力は湧かない。
車のエンジンをかけるのは最初の1回見れば十分なんだよ!
👍 : 34 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
1375 分
ストーリーが非常に面白い作品。
しかし問題も抱えており、手放しに評価できる域には達していない、惜しい佳作・良作といったところ。
問題は、警察署長としての業務: 警察官と事件のマネージメントターンが長く、また早送りもできないので
煩わしく感じてしまう意味でゲームのテンポが非常に遅い。言ってみればその遅さが致命的欠陥であり、
ストーリーの展開が気になろうと、ひたすらに業務をこなすばかりになってしまっている。
その点は長く、退屈なリタイアまでのルーチンワークでしかなくなってしまった仕事を
プレイヤーに体験させている、と言えば物は言いようである。苦痛を伴う忍耐もシミュレーションする必要はあるのか疑問。
そういったテンポの悪さを除けば、悪徳警官として生きるもよし、清廉潔白を貫くもよし、
ストーリーの展開は分岐が存在しており、リプレイ性も持たせている。
しかし、ゲーム的には悪徳にならざるをえなかったり、やっぱりテンポが悪くて辟易し、
2週目の気力が出ない…。と、まぁ台無しである。
僕スコア 6.5/10
👍 : 38 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1147 分
180日やってエンディング見たレビューです。
世界観に惹かれ購入しましたが、とにかくゲーム後半が苦痛でしかなかった。
ストーリーの結末とか50万ドル貯められるのかとかどうでも良くなるほどのテンポの悪さ。
前半こそ新鮮で、この悪の蔓延る街で警察署長していこう!というワクワク感があったものの、もうだめ。長過ぎる。180日。
BGMを仕事が始まる前に自分で選んで流す、というのも毎日のルーチンワークみたいで面白かったのですが、後半は苦痛なだけでした。せめてループ再生とか再生リストとか作らせて…。
逆に、音楽、世界観、登場人物のキャラクター、そしてローカライズは素晴らしかったです。それだけに残念です。
ゲーム中大きなストーリー分岐があるのですが、もう自分はやる気が起きないです。
👍 : 64 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
2241 分
[h1] [b] 「些細なことだといって、ひとつ妥協したら、将棋倒しにすべてがこわれてしまう」[/b] [/h1]
上は映画監督である黒澤明の言葉だが、このゲームの本質を如実に表している。
主人公のジャック・ボイド警察署長は残り半年で定年という身であるが、ある事情から引退までに50万ドル(5,000万円)という大金を稼がなければならなくなった。
しかしながら、市から支払われる俸給では絶対に達成することができない彼は汚職に手を染める。それが本作のベースである。
心あるプレイヤーならば、ボイド氏を良心ある警官として引退の花道を飾らせてあげたいと思うだろうが、そうは問屋が卸さない。
増加の一途をたどる犯罪、敵対的なマスコミ、腐敗した行政、削減される活動費、甘言を弄するマフィア。
ボイド氏の前途は多難の連続なのだ。50万ドルを握りしめて引退というハッピーエンドのためには悪魔に魂を何度も売らなければならないのだ。
妥協に次ぐ妥協、いつの間にかそれが当たり前になって感覚は完全に麻痺していく。
上のようなゲーム性を踏まえたうえでプレイすると、「This Is the Police」というタイトルは痛烈な皮肉にしか思えない。
👍 : 50 |
😃 : 15
肯定的
プレイ時間:
3318 分
エンディングまで到達。個人的には傑作と呼びたいくらいの作品ですが、多分に人を選ぶ要素がありそうです。
いつか自分もあんなクラブに行ってみたい。
[h1]* 警察とはいえきれいごとだけでは済まない[/h1]
システムとしては大まかには警察署長シミュレーター。日々発生する通報に対しては警官を、捜査を必要とする事件に対しては刑事を割り当て、それぞれ解決を図ります。
通報については勘違い等の誤報もまぎれていて、タイミングや派遣する人数をうまく判断できないと警官の数が足りなくなり、銃器を使った重大な犯罪が起きていても誰も派遣できない、なんて状態にもなってしまいます。
さらに、市長や市庁舎からは気に入らない警官をクビにしろだの、政策に反対するデモを鎮圧しろといった要求も発生し、関係者の機嫌を取りつつ、街の治安を守らなければなりません。
数々のストレスのかかるイベントに対して、警察署長としてどう振る舞っていくのかを楽しむゲーム。スカッとした解決を求める方はおすすめできません。
[h1]* 180日間というボリューム[/h1]
とにかく180日間(実際にプレイするのは少し短いです)が長いため、日々事件解決をし続けるのは大変です。短期集中よりちまちまと続ける方がいいかもしれません。
日々同じ事件は発生せず、あらかじめ多種多様な事件が用意されているものの、分類としては「強盗」「喧嘩騒ぎ」などある程度定型化するため、用意された膨大なテキストを読むのが苦痛になってしまうと、読み飛ばして単純作業の繰り返しになってしまうかと。
一方で警察小説や映画が好きな人、活字が好きな人には、毎回読み込んでしまう魅力にもなりえると思います。特に刑事が捜査する事件については1件1件、背後にストーリーを感じるものばかりで、複数の事件を絡めて捜査するマフィアや連続殺人事件などは引き込まれるものがあります。
[h1]* 苦しい現実と向き合い、戦う男の物語[/h1]
シナリオは秀逸。ふてぶてしい警察署長ジャック・ボイド(主人公)、独裁的な市長ロジャーズ、片腕として働く副署長、謎の愉快犯ロベスピエール、古くから街を牛耳るマフィアのサンド一家、その他主人公の立場や人気を利用しようとする勢力。ボイドの家族や友人といった登場人物についてもエピソードが登場し、ストーリーに深みを与えています。
ボイドは頭は禿げ、腹は出て、もう60歳になろうという男です。奥さんが突然家出してしまったり、マフィアからの取引要求に付き合っていかなければならないなど、つらい現実ばかりを突き付けられるものの、それでもタフな精神力と老獪な手腕で向かっていきます。終盤は結末が気になりつつも、もっと続けていたいような気分にもなりました。
[h1]* その他雰囲気的な面など[/h1]
システム的には特に理解しづらかったり、操作しにくいところは無いと思います。マウスだけで操作できます。
音楽はジャズを中心とした渋い曲ばかり。bandcampにてサントラが販売されています。
音楽が1曲終わるとその都度選びなおさないといけないのは不便ですが、長丁場で繰り返していると慣れるといえば慣れます。
日本語化対応については、ほんの少しだけ文字化けや「てにをは」の誤りがあるものの、特に問題ないレベル。
前述のとおりゲーム全体を通して、非常にテキスト量が多いため、このゲームの雰囲気を損なわず日本語化対応させてくれた方々に感謝です。
👍 : 88 |
😃 : 4
肯定的
プレイ時間:
460 分
ゲームタイトルの”This is the police”とは洋画などでよく「警察だ!」と訳されているやつ。銃を構えて犯行現場に突入すると同時に人質を連れた容疑者に向かって”This is the police!”と叫ぶシーンは見たことある人も多いだろう。
プレイヤーはそのような現場に駆けつける警察ではなく、彼らを指揮する定年間近の警察署長となる。目的は180日後の定年退職日までに50万ドル稼ぐことだ。
そのために市のために尽くし市民から愛される警察署長として任期を満了するもよし、ギャングと癒着し金のためなら何でもする悪徳警官となるもよし、警察署長としての立ち位置が変化する度に取ることができる選択肢も変化するため、ロールプレイング要素もなかなか大きい。
ゲームプレイは市民からの通報を受け現場に警官を派遣したり発生した事件の捜査に刑事を割り当てたりすることがメインとなる。その他に度々市長やギャングのボス、その他さまざまな有力者たちから何かしらのオファーが送られてくる。射撃大会の助っ人に警官を借りたいという割とどうでもいいものからギャングの取引に関する重要なものまでさまざまななものがあるが、当然達成した場合にはボーナスが得られ、達成できなかった場合にはペナルティが課されることもある。プレイヤーの行動によって物語は変化し、それに応じて取るべき選択肢も変化してくる。登場人物もプレイヤーが操作する主人公ジャック・ボイド署長を始め渋い性格の人物が揃っているため非常にドラマ性があるストーリーに仕上がっており、それもまたこのゲームの大きな魅力だろう。
先日の日本語ローカライズに加え50%セールが来ている。興味がある方にはこの機に購入することをおすすめする。
👍 : 101 |
😃 : 1
肯定的