Victoria II のレビュー
19世紀初頭の絶対君主制の時代から、拡張と植民地化を経て、20世紀の幕開けまでに真の大国となるよう、あなたの国を慎重に導いてください。Victoria II は19世紀の植民地時代にプレイされる大戦略ゲームで、プレイヤーは国を支配し、...
アプリID | 42960 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Paradox Development Studio |
出版社 | Paradox Interactive |
カテゴリー | シングルプレイヤー, マルチプレイヤー, Steam トレーディングカード |
ジャンル | ストラテジー |
発売日 | 30 8月, 2010 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, French, German |

151 総評
142 ポジティブなレビュー
9 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
Victoria II は合計 151 件のレビューを獲得しており、そのうち 142 件が好評、9 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Victoria II のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
2530 分
デュアルコア処理に非対応らしく、シングルスレッド能力の低いRyzenシリーズでは極めて起動が遅いです。
平時はまだしも、戦闘時はFPSが著しく下がり、まともにプレイできません。
ゲームシステム自体はかなり良くできており、UIも優秀なので、面白そうではあるのですが。
===加筆===
DLC導入前の翻訳データを削除し、Vic2.exeではなく、v2gameから起動すると軽くなりました。良きです。
まだやり込めてないですが、かなり細かく内政ができるようなので、楽しみです。
===加筆===
異常に起動が重い人は、Steamからではなく手作業でVic2ファイルを削除すべきです。
HoD導入前のローカル翻訳Modはアンインストールでは削除されず、HoD導入後の翻訳Mod(こちらの方が性能が良いです)と喧嘩するためです。
また、Victoria2.exeではなくv2game.exeから起動するのはもちろんのこと、このv2をSteamなどを介さず直接起動することが重要です。
===加筆===
かなりやったが、めっっっっちゃ面白い。翻訳データの関係上、Steamから起動するとまともに動かなくなるのでプレイ時間は反映されていないが、おそらく50時間ほど。
世界のパワーバランスありきの外交は、EU4にはない新鮮。あと内政の出来が素晴らしく、孤立主義で延々と計画経済してるだけでも楽しめる。流石に後半は工場数が人間向けじゃない数時になるのでAI任せ(好みで介入)になるが。生産と軍隊がPCPで繋がっており、人的資源の喪失が社会全体に響く感じがたまらない。人的がただの数時ではなく、キャラゲーであるCK2やStellarisよりも、よほど人間味を感じる。
何しろそれら経済や外交が、素晴らしいAIで高いレベルでまとまっており、かなり面白い。まだまだシステム把握段階なので今後の評価は変わるかもしれないが、自分の中ではEU4やHoi4に次ぐ名作ではないかという期待が高まっている。
===加筆===
少し惜しいところがある。EU4で廃止されることが決まった階級へと土地割り振りのような、ミクロな管理が多い。かつランダム要素が強い。これが何を意味するかというと、結局のところ(EU4やHoi4で言う)5速でバリバリ進めることができず、かといってそれが実るかも不確実という事だ。結局Maximumなプレイを突き詰める事が出来ず、最後は「(多少は損しても)いかにストレスなくプレイするか」というゲームになる。あと、UIが少し甘く、低画質故に見づらかったりする。この辺はやはり気になってしまう。
ゲームとしてはEU4やHoi4でなく、CK2でも、Stellarisでもないゲームといった感想。全く新しい体験ができると思う。EU4より内政が面白く、Hoi4より生産の管理が面白いゲーム(外交と戦闘はあんまり面白くない)。
プレイするならHoDを導入し、そちら導入後の翻訳を用いるのが〇。バグもなく、精度も高い。
===
Vic3が出るらしいので予習がてらがっつりプレイ
DLC全部入れてから累計300時間ほどプレイ
HoD入れるとSteamから起動できるし本悪も綺麗。
なんだかんだ経済やらPOPの操作やらもおおよそ理解
■良い点
・本当に内政やってるだけで面白い
・税金下げて税金下げて国民を富ませて増えた投資家に投資させれば、
徴税しなくとも国力は勝手に伸びていくという経済を実感できる。
・それが行き過ぎると誰も単純労働をやらなくなり、一次産業が衰退し、
軍隊が維持できなくなるという国営の難しさも実感できる。
■悪い点
・列強になると操作が多すぎて最速どころか中速でも最適ムーブができない
・大した利益にもならんのにAIが戦争に介入してくるから、
戦争するゲームでないのはわかるけど、外交相手に賢さは感じない。
EU4にはかなわないなという印象
・影響力バトルが不毛
・影響力バトルが理不尽
・影響力バトルが面白くない
・戦争が面白くない
結果、内政するゲームというか"内政してろ"って押し付けられるゲームではある。
戦争があまり得にならないってのはVicの時代らしいけど
難易度として難しいゲームではあると思う。
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
54590 分
日本語下:
ここ数年で一番楽しいです!日本語のオプションがないのが残念です。MODがなければ、このゲームは死んでいただろう
でも、もし英語よく分かるけど、めちゃおすすめだと思います!
English below:
This game is the most fun I've had in years, it has everything that I was missing from hoi4. Also playing without mods is beyond cursed.
👍 : 9 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
107 分
内政、外交システム等は大変楽しめる。
経済政策や算出品から逆算して工場を建設する流れ等は自国発展をハッキリと確認でき、国民の生活水準が上がって行く様子がわかりやすい。
反面、戦争となった際、EU4と同様に戦闘システムが戦術レベルで工夫ができるような仕上がりにはなっていなくて残念だった。
時間の経過を早目にしていると奥地から巨大な敵部隊が次々に現れ、味方部隊を瞬時に飲み込んでいく。
この辺りはHoi4の良い所を取り込んで改善される事を次回作に期待。
👍 : 9 |
😃 : 1
否定的
プレイ時間:
190498 分
戦略シミュレーションが好きなボッチにはおすすめです。
日本語の情報もあまりなく、分からないことは根気よく調べるか、自分で試すしかありません。
A House Divided(AHD)、Heart of Darkness(HOD)といったDLCもあるため、
「同じコマンドがない」や「何を言ってるんだ」ということがあるので自分のバージョンや
参考にする情報もよく確認しましょう。
良いVictoria LIfeを
👍 : 6 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
13158 分
さて、あと1ヶ月くらいで次回作が出るのですが、待ちきれない方はこちらも如何でしょうか?
パラドゲーの中でも、かなり複雑で理解するまでに時間のかかるゲームですが、CKシリーズやEUシリーズにも負けない魅力があります。
オススメ国家は色々あるのですが、やはりイタリアやドイツでしょうか。
この当時は、まだ統一されていなかったので、プレイヤー主導で統一を果たすと気分が良いですね。
他にも、明治維新を迎える日本や、新興国家のアメリカ、逆にここから苦難の時代を迎えるスペインやオーストリア。
もっと厳しい展開を所望の方には、滅びに片足を突っ込みかけているオスマン帝国などなど。
数々の魅力的な国々が、あなたを待っています。是非、プレイしてみて下さい。
👍 : 6 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
25711 分
ヴィクトリアの名のもとに!
このゲームは産業革命とグローバル化の進む19世紀の1836年から20世紀の1936年までの100年間の世界を舞台とした戦略シミュレーションゲームです。
このゲームを制作したパラド社の他タイトルである『Hearts of Iron』シリーズが「政府・戦争」、『Crusader Kings』シリーズが「一族・人事」という言葉に集約されるとすれば、この『Victoria2』は「国家・内政」と象徴されるでしょう。
ナショナリズムや共産主義・ファシズムといったイデオロギーが浸透していくなか、プレイヤーとプレイヤーが操作する国家は統一や併合、近代化といった再編を迫られます。
また国家の生存(つまりプレイし続けるため)には軍事力が必須であり、軍事力を支えるのは経済力と科学技術力、すなわち産業振興や工場増設、税収の徴収と配分といった財政運営、究極的には人口の増加と識字率の向上を目指すことになります。
例えば、資本家が育っていない時期には、国家が中心となって産業を育てていくほかはありません。産業を興すにしても、プレイしている国家がどんな比較優位があるのか、考えなくてはなりません。また人口には身分、職業があり、財政上の配分で、人口の階層移動が始まります。
産業を興すのには資源が必要で、その資源の獲得や市場を得るために、アジアやアフリカへと植民地を獲得する競争が激化することも、意味しており、各国同士のダイナミックな競争が見えることはこのゲームの醍醐味でもあります。
個人的には、反動主義、保守主義や自由主義、無政府主義、社会主義、共産主義、ファシズムといったイデオロギーによって政策の変化、政体の変化が可能なので、イデオロギーに則した国家運営ができるのは魅力でもあります。
さらに特筆すべきことは、テクノロジーであります。『Victoria2』のテクノロジーは史実の技術革新の流れに沿っており、その分野は陸軍、海軍、商業、文化、産業と多岐に渡ります。「あ、この学者の名前見たことあるな……」とか「こうやって世界は進歩してきたのか」と歴史の勉強になること請け合いです。
最後に、このゲームのデメリットを言うとすれば、人口と識字率を上げてしまえば、敵がいなくなるということに尽きます。作業ゲーになります。ですが、上げるまでが難しいのです。
👍 : 13 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
30570 分
小国を列強の一員にするのが楽しい。外交、内政面が充実していて、自国民の血税で最新の軍艦をそろえた時の感動はひとしお。
個人的な不満点はまず運要素の多さ。1830年の戦争において、互いの将軍の能力差、さいころの出目が戦闘の結果に大きく影響するのは納得できる。けど、1900年代になって、騎兵vs戦車のような状況になっても、さいころの出目と将軍次第では騎兵が勝つというのはおかしい。
次に、ユニットの操作がすべて手動なこと。1800年代なら生産できるユニットの上限数も限られていて、そこまで面倒ではない。しかし、1900年代になりユニット数が100近くになると、操作がとても面倒。このゲームでは防御戦が、攻撃戦に比べて圧倒的に有利。裏を返せば一度敵に占領されたプロヴィンスは、非常に奪還が困難になる。なので、敵にプロヴィンスが占領されないように、常に気を張っていないといけない。
1900年代になると解禁される「世界大戦」も、ゲームに新鮮味をさほど与えない。実際1800年代の大国同士の戦争とシステムは変わらず戦争の後に国際連盟ができることもなければ、厭戦ムードが起こるということもない。実際にゲーム終了までに4,5回の世界大戦が起こることもある。
時代は進化するけどゲームのシステムの方は前時代用のままで、時代の変化を感じない。1800年代的な「文明国」と「非文明国」の差はあるのに、1900年代における「騎兵」と「戦車」や「ファシズム」と「民主主義」の差はほとんど存在していない。
個人的には、1836年から100年間ぶっ通しでプレイするんじゃなくて、予め目的を決めて、それを目指してプレイするほうがおもしろいんじゃないかと思う
👍 : 21 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
8623 分
ほんっとに面白いゲームです。1プレイ済みで2を少しやった所感です。メタスコアの75点はあくまで平均値だということを踏まえてください。
このゲームにおける75点は、みんなが75点というわけではなく、かたや30点や40点の人がいる一方で、120点の人もいるのだと考えましょう。
では、その差を決めるのはなんでしょうか。これはパラドゲー全般にいえることですが、やはり歴史的&戦略的&指導者的想像力だと考えています。
まずこのゲームは、空いた時間にできるようなお手軽なゲームでも、誰でも楽しめる爽快で感覚的なゲームでもありません。
腰を据えてじっくりとプレイしなければならないような頭を使うゲームです。おそらくほとんどの人はルールを覚えてプレイの定石を覚えるまでに1週間くらいかかります。
おまけに、基本的に英語でやるのが前提のゲームで、日本人プレイヤーが少ないため日本語の情報は多くはありません(日本語化はできるようになったようです)。
要するにそこまでの間にほとんどの人は脱落するわけです。このゲームのレビューの低評価のほとんどはそういった人たちだと思われます。
では、そういった煩雑さを超えたところにある「120点の」魅力とはなんでしょうか。
まずこのゲームはニコニコ大百科のパラドゲーという記事を見てみれば分かる通り、所謂パラドゲーと言われる四部作の3つ目です。
Crusaider Kings:十字軍
Europa Universalis:大航海時代
Victoria:産業革命 ←これの2
Hearts of iron:第二次世界大戦
それぞれは互換性があって上のデータを下のゲームに引き継ぐこともできます(つまりやりようによっては大陸ヨーロッパの大半がモンゴル帝国の支配下の状態で始まる産業革命を現出できる)。
そんな四部作の中でもこのvictoriaは、更にマニアックかもしれません。
産業革命という時代背景から分かる通り、このゲームの時代は単なる戦争よりも国内に工場を作って工業化し、鉄道を引いて経済力を高めることが重要なゲームだからです。
例えばロシアでプレイした場合(ロシアは民主主義国家ではないので)、自由主義的な政党か計画経済的な政党かを任意で選ぶことができます。
自由主義的な政党のままにした場合、工業化や鉄道の敷設は資本家の役目なので資本家階級を育て、また彼らが工場や鉄道に投資してくれるように上流階級の税率を下げなければなりません(その一方で下流階級の負担を増やすと彼らはアメリカ合衆国などへ移住してしまって労働力が減ります)。
計画経済的な政党に変えた場合は、必ずしも資本家を必要とせず、また自由に政府(プレイヤー)が国土を工業化させていけるのです(だからこっちのほうが楽しい)。
ウクライナのあたりは石炭が取れるのでセメント工場など産業の基盤となる工場を作っていくべきです。そこからセメントや石炭を材料として必要とする製鉄所や、爆薬工場そして更にその爆薬を必要とする重兵器工場などの重工業を作っていくべきです。
一方でモスクワ近辺は林業が盛んなので、まずは製材所を作りその次にはその近辺に家具工場や高級家具工場などを作っていくのです。
またロシアの主要港であるサンクトペテルブルクとクリミア半島は軍事上の必要性から鉄道で結ばれるべきですし、そのルートは少し最短距離からは東にずれているモスクワを経由すれば経済的な効率も上がります。
こうやって建設されたロシアを縦断する鉄道は、鉄道が網目のようにロシアを網羅した後も常に先進的なパイプとして(鉄道は段階的に改良させられます)この強靭な線を優先すべきでしょう。
もし史実通りに中国や日本などの東アジアを意識したり、アラスカの金を奪われないように把握したり、もしくは更にそこから先のアメリカ大陸にまで食指を伸ばして英米と争いたいなら、この鉄道をモスクワを起点にウラジオストクまで延々とのばしてシベリア鉄道を完成させても面白いでしょう。
ここまでは内政的なことばかり書きましたがもちろん外交や軍事も重要です。
ロシアの場合、最大の敵はイギリスであり(陸軍大国のロシアは最初の時点では海軍大国のイギリスの次の大国ですから)、最初のめぼしい敵はオスマン帝国になります(地政学的に邪魔なところにあるので)。
その場合、オスマン帝国に対する包囲網としてエジプトやペルシャとは仲良くしておくべきで同盟を結べれば、オスマン帝国と戦う際に大きな味方となります(単純に兵力が増えるだけじゃなくてオスマン帝国は戦線が分散するから)。
また、バルカン半島の南にあるギリシャとも同盟を結びたいですが、ここはイギリスも影響力を持っている国です。
このゲームでは単なる友好度や同盟関係だけでなくその国に対する影響力やそれが極みに達したときの勢力圏というものが存在します。
ギリシャはロシアとイギリスと更にはオスマン帝国の影響力の係争地となりますので、ここに固執するかもしくは別の国へ影響力を回すかはプレイヤー次第です。
例えば西のスウェーデンを勢力圏に取り込めば、その豊富な資源を優先的に輸入できますし、軍事面から考えてもスカンディナヴィア半島やバルト海方面への憂慮が減ります(逆にここが親イギリスになると首都サンクトペテルブルクに至るまでの橋頭保を提供することになる)。
一方で史実とは逆に、文明化前の日本に接近すれば後に巨大化するアメリカへの抑えや、またすでに大国として君臨する中国への牽制として役立つかもしれません。
また西隣のドイツではプロイセンが虎視眈々とドイツ統一を狙っています。ドイツが統一されたらその豊富な民族人口を活かして必ず台頭してきます。
はなからプロイセン方について統一を支援するか、オーストリアなどについて統一を阻止して身近な脅威を抑止するかはこれまた重要な外交的な問題です。
技術開発も重要で、ロシアは識字率が低いので、技術開発が遅いのですが、ロシアの研究機関の特性にしたがって文化面を強化するかもしくは研究機関を改革して、陸軍や産業や商業などに特化させていくかも自由です。
とにかくこのゲームは歴史シミュレーションであると共に指導者シミュレーションでもあるのです。
イデオロギー問題や社会改革問題や植民地問題などとにかく要素がたくさんあって尽きません。新聞も発行されていて、GTAのラジオみたいにプレイ時に起きたことがしっかりと記事として掲載されます。
歴史が好きな人や、指導者として国家を統治したい人などにおすすめです。
CIVを遥かに超えるマニアックなゲームです。
👍 : 67 |
😃 : 8
肯定的
プレイ時間:
1828 分
[h1]クソゲー?神ゲー?いいえ、人口ゲーです[/h1]
一部では人気のあるパラド社が発売した19世紀~20世紀初頭のヴィクトリア女王治世を扱った大戦略ストラテジーゲーム。「何を今更…」というところもあるが、vic3の発売情報が流れる中で、今までの感謝の気持ちを込めてレビュー。
最初の発売から10年以上、初心者お断りのパラドゲーの中でも[u]一癖のあるシリーズ[/u]。全体の1割も満たないチュートリアルと冒頭から不親切な設計、攻略wikiを覗いても「POP、CB、ステート」といった固有名詞…遊びながら理解しよう…おかしいぞ、[u]有志による日本語化MODを適用[/u]したにも関わらず日本語がまったく分からん( ゚Д゚)
挙句の果てには、自由主義者による扇動、ジャコバン派による反乱祭り、列強による包囲網…「なんだこれ?[b]”クソゲー!”[/b]返金!」となるのは当然である。ここは臥薪嘗胆の気持ちで、もうちょっとだけ我慢してプレイしてほしい。幸い10年前と違って、今ではYoutubeなどでストラテジーゲームを扱う実況・解説動画も増えているので、そちらを見れば大体の動きは分かるだろう。(この点についてはゲームとしてどうなのか…)
「お嬢」こと大英帝国のご機嫌取り、植民地は早いもの勝ち、スペイン?オスマン?から同盟依頼…うーん、チェンジで。といった[strike]理不尽[/strike]鉄則を覚えていくと少しずつ面白くなってくる。ここまで来るだけでも大変なのだが、一番ゲームを遊んでいて楽しい時期でもある。色々とトライ&エラーを繰り返して遊んでみよう。
イメージ画像から分かるように主人公はプロイセン。最終的にフランスからアルザス=ロレーヌ…いや”エルザス=ロートリンゲン”を奪還し、[u]ドイツ帝国を建国できれば脱初心者[/u]。ここまでくると[b]”神ゲー”[/b]と呼ばれる理由が分かってくるはず。祖国・日本で遊ぶのもよし、なんならギリシャでビザンツ帝国、いやローマ復活まで頑張っちゃおう!
しかしながら、大戦略のSLGゲームをやり続けていると”効率”という2文字が頭をチラつく…西モロッコ、ザンジバル、パンジャーブ、そして雄大に広がるアジアの富…あれ?このゲームって人口が多いところを獲得したらいいんじゃね?…と気づく。「人口が正義」という仕様のためか、自由度があるように見えて、[b]"人口ゲー"[/b]と揶揄されるようにプレイの幅が限られてくるのである。
もしかすると[u][b]「”歴史”とは”糞”でもなく、”神”でもなく、”人”によって作り出される」[/b][/u]…という我々に向けたパラドからの隠れたメッセージ…なのかもしれない。真偽は置いといて、このゲームは[b]”人”を選ぶゲーム[/b]なことは確か。合う人は何百時間も遊べるポテンシャルのある作品である。もし、機会があれば是非とも遊んでほしい。
👍 : 47 |
😃 : 5
肯定的
プレイ時間:
2827 分
パラドゲーの常だと思われますが、ゲームを理解するまでかなり時間がかかりました。
日本語化はできますが、拡張パックのHODはまだ日本語化されていないためバニラのレビューとなります。
もし日本語でないとプレイできないという方は、HODまで買わないように気を付けて下さい。
ゲームは1836年から始まり、1936年までのスコアを競うゲームです。
プレイできる国家は無数にあり、特にこの時代で面白いのはプロイセン主導のドイツ統一や赤シャツ隊によるイタリア統一、列強各国の植民地競争、アメリカ南北戦争です。
日本も明治維新の時代であり、プレイヤー次第では激動の時代を味わうことが出来ます。ロシアが怖くて中々大胆な手を打てない当時の苦しみが分かります。
最初のうちは軍事ユニットがどうして生産できないのかとか、なんで工場が建設できないのかとか、どんだけ反乱起きまくるんだよetc...と色々戸惑うかもしれませんがwikiを読みながら四苦八苦しているうちに慣れます。
私がオススメする国家は日本です。列強国になるまでは少々辛いですが、単一民族の国家はこのゲームでは非常に強力な要素となっています。愛国主義者は是非、お試しあれ。
👍 : 105 |
😃 : 5
肯定的