UTOPIA 9 - A Volatile Vacation のレビュー

[h1]ボリューム不足で物足りなさを感じる[/h1] スポイラームービーの出来の良さに惹かれて購入しましたが、 ゲーム中、ムービーのおじさんは一切出てきません。 おもしろいかと聞かれればつまらなくはないと言い、 良ゲーかと聞かれればクソゲーではないと言う、 これといった特徴がない、本当に普通のゲームでした。 アップデートで何か追加されない限り、このゲームはもう起動しないと思います。 ・マップは最初から最後までほぼ一本道であり、探索する必要がない。 　（アイテムの場所は最初からマップ上に表示されている） ・雑魚敵のグラフィックは雑魚、デスペナルティで発生する雑魚、ボスの３種類だけ 　（色が違ったり大きさが違ったりするが）であり、 　装備している武器が違うだけで、やっていて飽きてくる。 　見た目の異なる、特殊能力を持った敵キャラが出てくる、ということはない。 　なので　敵を引き付けて殺す　という単調な戦闘が続く。 ・弾薬制限があるが、敵・ドラム缶から弾薬が豊富に落ちるため、 　グレネードランチャーのような最大弾数の少ない武器をメインに使っていない限り、 　弾薬不足で困ることはない。 　そのため、近接武器が息してない。 ・フラックガンだけあれば他の武器がいらない。 　シェル系武器に貫通効果を持たせることができるスキルを取得すると、 　バラまいて良し、直撃させて良しの優良武器に。 　両手持ちならラスボス戦も余裕で対応可能。 単調で内容が薄いため、敵に囲まれるのを気を付ければ、 アクションが苦手な人でもすぐにクリアできると思います。 なお、ツーリストでクリアすると、[spoiler]ツアーガイド[/spoiler]が使用できるようになります。 最大ＨＰ半分、初期武装がめちゃめちゃ使いづらいという、 ちょっとしたハードモードみたいなものです。 [spoiler]ツアーガイド[/spoiler]でクリアしても、その後の追加要素は特にありませんでした。 80%オフぐらいになったら買ってもよいと思います。

「ローグライク+トップダウンアクション」 ・大まかな内容 ようこそ楽園へ。人生に絶望したあなたはユートピアへと誘われた。 あなたにとっての生きる意味を見つけだすために。 ・初めに ツーリストである「あなた」は、ロケットに乗って惑星に不時着します。 不時着した場所ターミナルから、すでにゾンビなのかエイリアンなのか分からない存在が点在しており危険です。 ターミナルでは下準備として武器が一つ貰える上、パラメータに影響するメインスキルを選択することができます。その時点でこれからの進行具合に大きく反映されます。 エリアへの進行は、網目構造で選択式になっており、エリア別で回収アイテムの分類がされております。 なので回復重視で進めることも可能ですし、近接系統と射撃系統で分けて回収することも可能です。 エリア探索中にやられると、敵が所持品を奪い中ボス化するというデスペナルティがあります。 死に過ぎると進行が厳しくなるのですが、死に方によっては敵に所持品を奪われることなくリタイアすることも可能です。 中ボスはあなたが死なない限り他に登場することがないので心配することはありません。 ただこれが一番ネックかと思います。 ・戦闘に関して 常にクライマックスといって過言ではありません。ダメージが大きく、ひょんなことで死にます。トップダウンシューティングというよりアクションに近いプレイスタイル。弾薬数に制限がありますがドロップしやすいので、無茶なプレイをするぐらいなら撃った方がフェアです。心配ならば回復アイテムや弾薬のドロップ率を上昇させるスキルもあります。 基本的に近接と射撃を使い分けるプレイスタイルになるでしょう。このバランスが是か非か難しいところ。 また２セットで、ワンハンドとツーハンド・プライマリーとセカンダリーと分けることが可能です。 例として、1セットが「マグナムとカタナ」2セットは「ツーハンドマシンガン」等。 武器のデザイン的にもプレイスタイル的にもスポーツ系ＦＰＳのようで、個人的には爽快感があり武器の効力も感じられやすいのですがしんどいデス。例としては、敵の背後に回り込んで打ち倒す、ドラム缶で吹き飛ばす等 何せ武器の使い勝手の良さは素晴らしく、いらないものはほとんどない。というよりも使い分けを必要としてくるので使い勝手が悪いものがあると困る。 海外の方が協力プレイをされていたのですが、協力プレイは楽しめられるかと思います。というより協力した方が管理もしやすいし良いかもね。 ・スキルに関して スキルは分かり易くいらないものはないです。大体は所持していて損はしない。攻撃速度アップや装弾数アップ等、近接攻撃で敵の弾丸を打ち返すものもあります。逆にこれといって面白いものもない。常にカツカツなのでプレイスタイルが変わるようなものとかいらないですしこれぐらいでいいのかも ・気になったところ ローグライクとしての面白さがなく、障害となってしまっている。アイテムを持ち帰る手段もない。飴と鞭の飴がない。 死なせる作りなので色々と管理が大変(特に体力)。 固定カメラなので狙いが定めにくい。狭い室内で戦闘する時に尚困る。 ある程度装備が固まっているにも関わらず道中でプレイヤーの死骸から所持品を回収できる（上手く使えば弾薬や回復等、生き残るための素材にはなるが）。 デスペナルティが非常に疲れる。死ねば死ぬほどラスト手前が地獄になる。 その上しょっぱなからフルアーマーで強面揃いなので、そこをスキルで補う点が厳しい。 この主人公、理想郷なんて追いかけるからこうなる。 あとオンライン協力が欲しかった。 ・結論としては クリア得点が残念だったこともあり満足を得られなかったのでオススメしないでおきます。協力プレイが醍醐味なのかとも思ったりします。敵をぶっ飛ばす爽快感はありますが、基本弱い立場なので下手な事はできないですし、もうやりたくないですね。状況によっては道中で意識的にリトライすることにもなります。ちなみにデスペナルティを回避するには、敵のいない場所で自殺すればいいだけです。

※クリアしました。 こういった死んだら始めからのゲームで ラスボスが強すぎるとやる気が失せてしまうのですが そんなこともなく、程好い強さで初見でも撃破できました。 クリアすると女の子の主人公が追加されたのも嬉しかったです。 ただなぜか直接攻撃のスペシャリスト的な性能なのですが。 ツインスティックシューターを探していて 見つけました。このジャンルでは多分 それほど有名な方ではないと思うんですが このゲーム、面白いです。 何が良いかというと、戦闘です。戦闘そのものです。 武器を使うこと、狙って撃つこと、ヒットさせて倒すこと、 その基本の部分が素晴らしく、爽快で、最高なんです。 ドラム缶を撃って敵を吹き飛ばす、そんなフツウな事が こんなに楽しく感じられるなんて。 武器の種類も多彩で、どれも手に入れたとき ぶっ放したくてワクワクしてしまうものばかりです。 また両手にそれぞれ違う武器を持てるのも楽しく 片手にマインランチャーを持って地雷を仕掛けつつ もう片方で銃を撃つ、といったことや カメラでフラッシュをたいて敵の目をくらましてから 直接攻撃をお見舞いするなど、柔軟なアクションが可能です。 ゲームパッドで遊ばれる方へ。 スタート時、右トリガーで旅行カバンを振る、 左トリガーで銃を撃つ、となっていてやりづらいかも しれないですが、Bボタンを押しますと 左右の武器をスワップしてくれます。 マイキャラの動きも柔らかく、操作していて気持ちよく 三頭身で自分よりデカイ銃を持って戦う姿はカッコイイです。 壊すことで回復アイテムが出てくるものなどは 近づいて攻撃すれば銃を持っていても自動で殴ってくれるので 弾を無駄にしないで済みます。そういう気配りもあります。 ゲームバランスは、高速で撃ちまくり大暴れ、というのでなく ややスローペースの、しっかりと狙って撃ち、しっかりと避ける というものです。移動速度も前進と比べて後退や横移動は遅い となっていて、やはり基本はじっくり戦って、というゲーム。 テキトーに暴れてばかりだとあっけなく死ねる難易度です。 敵も一度撤退して仲間を連れてきたりと、味な動きをします。 プレイヤーを殺した雑魚キャラがその装備を奪ってパワーアップ、 そのエリアのミニボス化するといった、捻った要素もあります。 音楽は不穏な環境音のようなものが鳴ってる感じで もっとノリの良いものがあっていいと思いました。 宇宙一のリゾート惑星にバカンスに来たら なんか襲われた、というかなり残念な設定もステキ。 ただ女の子の旅行者はいないので、カワイイ見た目の このゲームにはぜひ追加して欲しいです。 戦闘そのものが面白いこのゲームが、新鮮に感じられるのは そういうゲームが実は貴重だからなのかな、とも思いました。 どこかアースワームジムのShinyのゲームのような イカした雰囲気もあるこのゲーム、おすすめ出来ます。