mdiapp+ SE のレビュー

軽くて使いやすいのでメインツールとして重宝しています。 これ一本でイラストと漫画どちらにも使用できて便利です。 MedibangPaintProやFireAlpacaと同じ形式で保存できるので使用したことがある方はすぐに慣れると思います。 クリスタにいらない機能が多いと感じる方はこちらの方がシンプルなので使いやすいかもしれないです。 個人的に便利だと思った機能は ・3Dパース ・漫画複数ページ用のプロジェクト機能 ・テキストが１レイヤーで済む ・隙間をふせぐ塗りつぶしバケツ ・パターン機能（トーンをペンで塗れる） ・メッシュ変形 あたりです 初期ブラシ以外にもメディバンとブラシを共用できたり、ネット上でmdiapp＋用の便利なブラシを公開されてる方がいるので調べてみるといいかもです。

私にとっては無くてはならない愛用ツールです。 個人ソフトとしては珍しく、中華液タブに筆圧等対応している ちょっと変わったツールです。 動作が軽く、クリスタだとA4サイズで落ちてしまうような低スペックなPCでも動くため、 ある程度PC環境を気にすること無く導入出来ます。 メモリも必要以上に消費しないため、非力なタブレットPCに入れても A4～B4サイズ600dpiくらいまでの原稿でしたらレイヤー数を制限すれば問題なく作業できます。 ちょっとした外出で持ち運ぶWINタブなどに入れて使うことも出来ます。 （ただし、タブレットPCにUIが完全に対応しているわけではありませんので、 解像度が高いPCですとツールのアイコンが押しづらいのが難点ですが…。） オートセーブと自動バックアップ機能もあるため、 もし作業中のデータが破損しても被害が最小限で済みます。 この機能には特にお世話になっています！ 最近は、隙間塗りつぶし機能など、バージョンアップが頻繁に行われ、 その度に使いやすくなっているのが嬉しいです。 現在はカラーもモノクロもこのツールのみで完結できるようになりました。 全体的にちょっとクセの強いソフトではありますが、FireAlpacaやメディバンペイントに 慣れている人なら操作感覚が近いため、すぐに移行できるかと思います。 特に作成したファイル(mdp形式)の互換性がとても高いため、 mdiapp+SEを通して作成したファイルをメディバンのクラウド保存でiPad PROに読み込み、 続きを作業する…といった他ソフトとの連携も比較的簡単です。 最終的な仕上げをmdiapp+SEで行えるため、メディバンだとちょっと機能が不足しているなと 思った部分を補完できて、とても便利です！ 他にも目立ちにくい機能ですが、保存したmdp形式を作業中のファイルにD&Dで レイヤー情報をまるごと保持したままコピーすることが出来たり、 よく使うレイヤーをカスタムレイヤーとして登録したり、レイヤー名を複数登録しておくことが出来ます。 使い慣れてくると機能的に物足りなく感じてくるトコロもありますが、有志の公開されているブラシを 導入するだけで、これまでの使用法がガラリと変わるくらい使いやすくなりますので いろいろ試して見ると良いかと思います。 大手ソフトにあるアクション処理のようなことは出来ませんが 工夫次第でいろんなことが出来るソフトです。

メディバンペイント(MediBang Paint)やFireAlpacaの親御さん的なソフトです。mdp形式のファイルやブラシ類もこれらの派生ソフトと互換性があります。mdiapp+SEの方が集中線を瞬時に生成できる機能や複数ページの作品を一覧表示しながら作業する機能がついているなど漫画作成に特化していますが、一昔前のPhotoshopでやれていたことは大体できますのでカラーイラストを描くのにも十分使えます。使わない機能が多くあってゴテゴテしたソフトよりも、最低限のことが出来る軽いものがいいという人に向いてます。 せっかく高速・軽量・省メモリで作られている素晴らしいソフトなのに、バックグラウンドで起動させる必要のあるSteamクライアントが重いというのがなんとも勿体ないです。開発元のサイトで公開および頻繁にアップデートされているmdiapp+(単体版)はSteamクライアントを介さずに起動できるので「mdiapp+単体版の製品キーが欲しいけどもう販売終了で買えない…でもPCスペックの関係でSteam版(mdiapp+SE)は躊躇する…」という方もいらっしゃるでしょう。私もその1人でした。 でも大丈夫です、単体版の製品キーは既に販売終了となっていますが、2018年11月のバージョンからSteamでmdiapp+SEを購入すればこの単体版も製品キー購入済み扱いで起動できるようになっています！mdiapp+とmdiapp+SEは名前が違う以外は実質同じソフトで、設定類もそのまま共用できます。Steamクライアントのインストール先をデフォルトから変えていると単体版が試用扱いになってしまいますが、 C:\Program Files (x86)\Steam からSteamクライアントをインストールしてある場所へとシンボリックリンクを作れば購入済みと認識できます。 Steamクライアントの重さを理由に購入を躊躇っている人でも安心してSteam版を買いましょう。