TowerClimb のレビュー

Spelunkyのファンです。 Spelunkyでは、ローグライクにおいて頻繁に経験することになる「死」を面白くするゲームデザインがとれらていました。 TowerClimbでは死んだときに死因ごとに用意された「カード」がもらえたり、死んだときのスクリーンショットが矢印付きでログ上で閲覧できたりと、やっぱり死を面白いものとするデザインがとられているように感じました。 また、TowerClimbはプラットフォーマーの中では断トツに操作が意味不明です。 なんで走るボタンで物を掴むの！なんでジャンプボタンで攻撃するの！ でもこの操作性、嫌いではないです。 ちなみに、たぶんiBuffaloのSFCコントローラだとボタンの数が足りないです。そこは残念。 2時間くらいで3エリア目くらいまで到達しましたが、PVを見るとまだまだ見たことのないものが大量にあるようでワクワクします。 まだ見てないギミックや、聴いてない音楽（音楽いいですよね）、手に入れてないアイテムに巡り合えるのがとても楽しみです。

老眼不可避な敵の攻撃の小ささや画面の暗さに耐えられればめくるめく判断の連続でドーパミンでまくりなゲーム。 ただでさえ長くて充実した本編に新しいギミック満載のアナザーエンドや本編より凶悪な難易度のトライアルモードまで完備してコストパフォーマンスは天井知らず。 正直最初は地味で楽しくないかもしれないけど２段ジャンプやアイテムなどで咄嗟にミスをリカバーできる頃には化けると思います。

スペランキーなどに似たローグライクアクション。 ただあちらは『降りる』のに対して、こちらは『登る』ので、色々と勝手が違う。 崖から手を放して落ちてしまうという漫画みたいな出来事がしょっちゅう起こる。 ＰＶでは元気に動き回っているが、独特な操作感に慣れるのに時間がかかり、チュートリアルさえも結構難しかったりする。 登った高さが記録されたり、プレイ前に英語の格言が出てきたりと、山登りの辛さがテーマなのか、やけに難易度が高い。 残念なのは、後のステージの方がギミックが多彩で楽しいのに、そこに行くまでが辛いという事。 いくらローグライクでも最初のステージを何度もやる辛さは同じ。 ショートカットがたまにあったり、突発イベントがあったり、プレイヤーを飽きさせない工夫が微笑ましい。 ただ、コインを取るミニゲームがあるのだが、クリアできずに時間切れになったら、さっさと溶岩に落ちて〇ね的な事を言われた。 他にも初見殺しな仕掛けがいくつかある辺り、開発者はドＳだと思われる。 山登りのように忍耐の必要なアクションを望んでいるならおすすめ。目指せ塔頂！おれはもうだめだ。