Colortone のレビュー

　同じアイデアから発生したゲームの一方が歴史的名作になり、一方はどうしようもない凡作になる理由を、凡作側視点で雄弁に説明している。 　面白いゲームを作るために「やってはいけないことは何か」を、100円を大幅に切る値段で明快に教示してくれるという意味でオススメ。

物理オブジェに色を付けて同じ色の穴に入れたり、橋となるパネルを架けてゴールを目指すゲーム。全１５ステージ。２時間でクリア。 ストレスになる要素が割とあった。物理オブジェを置いても静止せずに勝手に転がり、スイッチの判定から外れたり、回収不可能の場所に転がり、手動リトライの流れがあった。サウンドエフェクトが少ないので寂しい。プレイヤーが落下死したらリスタートの要素は必要だったのか？染色する場所より物理オブジェのパネルの方が大きいので染色しずらい。プレイ中に勝手にリスタートする事が２回あった。

『THE 低価格帯パズル』といった感じの内容のパズルゲーム ・ボール ・ボールなどに色を付ける着色床 ・特定の色の物しか倒れないゲート ・特定の色のボールをぶつけると壊せる壁 ・指定の色のボールを置くボックス(置くと扉が開く) などと言ったものが置いてあり、ゴールにたどり着くとクリア。 色は赤青黄色の3色と、それらを混ぜた混合オレンジ緑紫の3色で合わせて6色。 ステージは全部で15個、内1つはチュートリアルのため14個。 言語表示はなし、メニューが英語ですが簡素なので問題ないと思います。 とりあえず初回は58分でクリアしました。 あと、音楽は有りますが初期設定ではボリューム0になっているため聞きたい方は要変更。 大きな問題点としては2つ、 ・後で登場する新しい要素があまり直感的ではなくてイマイチ 少しすると[spoiler] 色付きのボールを入れると着色床を作る装置が出てくるのですが、 扉に原色が乗っている場合は、それと他2色を混ぜた混合色の着色床が作られます。青を入れると緑と紫の床。 そして混合色が乗っている場合は分離した2色の着色床が。[/spoiler] さらにステージによって微妙にルールが違ったりするためあまり直感的ではない。 このネタバレとして書いた例以外にもあるが、やはりわかりづらい。 ・オレンジと黄色が似ていて困る 一応メニューにカラーバインドとか書いてあるのは見つけたが適当に選んだら画面からメニュー表示が消えて進行不可能に。 そこまでオレンジと黄色が両方必要なステージはないのが救いか？ まあ、セール価格の82円分くらいは楽しめたかなと思うのでオススメにしておくが 420円だとイマイチだと思う。

色を使ったパズルゲーム クリアには一時間半でいけました。 パズルの質はまあまあ。考えなければわからないし、考えれば絶対わかるレベル。 ただ操作性が壊滅。モノはうまく持ち運べなかったりするし、狙った場所にちゃんと置けない、置いても勝手に転がってどっかにいくということが頻発する。 そしてシステムも壊滅。モノを落としてしまうと詰みになりリセットするしかなかったり、途中セーブもないので毎回やり直しで本当にイライラする。 ただゲーム自体が短いし難易度も低いので、イライラが限界に達する前にクリアしてしまえるのがいいところ。 値段次第ですが遊べなくもないゲームです。