TIS-100 のレビュー
TIS-100は、SpaceChemやInfinifactoryを開発したZachtronicsによるオープンエンドのプログラミングゲームで、壊れたコードセグメントを書き換えてTIS-100を修理し、その秘密を解き明かします。アセンブリ言語プログラミングゲームです!
アプリID | 370360 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Zachtronics |
出版社 | Zachtronics |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, スチームリーダーボード, レベルエディターを含む |
ジャンル | インディー, シミュレーション |
発売日 | 20 7月, 2015 |
プラットフォーム | Windows, Mac, Linux |
対応言語 | English |

24 総評
23 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
TIS-100 は合計 24 件のレビューを獲得しており、そのうち 23 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、TIS-100 のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
239 分
SpaceChemを作ったZachtronicsの新作パズルゲーム。
SpaceChemのときは、その見た目の難解さからフレンドにオススメしても誰もプレイしてくれず。
私はTIS-100を購入し、あのときの雪辱を果たすべくフレンドにもオススメしていく予定です。
しかし、どうみてもSpaceChemよりハードルが高く見えるのは気のせいでしょうか。
いいんです。誰もやってくれなくても、私は凄く楽しめているんです。このゲーム。
問題を見てワクワクして、どう組み立てていくか考えて、実際にチマチマタイピングして作っていき、「ここをああすれば効率いいな」「そうしたら、あそこをこうやって出来るな」と、そういった工程を楽しめる人ならきっと買っても損はないでしょう。
そして鳴り響く無情なエラービープ音。正直投げ出したくもなります。
苦労に苦労を重ね完遂したときの達成感。そして表示されるランキング。
どうやったら、そんなに効率化出来るんだと、ついついまた同じ問題に手を伸ばし考えてしまう。
間違いなく人を選ぶゲームではありますが、きっと熱中する人は熱中するゲームなのでしょう。
うまくいかないとすぐにクソゲーと言って投げるタイプの人には間違いなく向かないゲームだと思いますのでご注意を。
👍 : 20 |
😃 : 3
肯定的
プレイ時間:
3088 分
これは面白い! 『SpaceChem』の作者の趣味枠のゲームで、ほぼ変態向けのプログラミング系パズル。
とても地味なゲームだが、インターフェースは洗練されていて良い。
問題の内容に言語依存があるので中学生程度の英語力が必要。マニュアルはありがたいことに、有志の日本語訳が存在する。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=454245453
👍 : 13 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
780 分
これはアセンブラ言語なんかじゃない,パズルだ.
外見は完全にアセンブラ言語ですが,一般的なプログラミングとは違う思考能力を要求してくる,なるほど確かにInifinifactoryと同じ雰囲気だ,というゲームです.
難易度は非常に高く,2-3日間考えても20問あるうちの15問ほどしかまだ解けていません…([spoiler]しかも実績を見る限り問題はもう1セット在るらしい…[/spoiler])
ただ,インターフェースはプログラミングのそれなので,FPSであったInfinifactoryよりかはスムーズにトライアンドエラーができました(自分が普段からプログラミングをしているというのもありますが)
なお,問題はLua言語で自作可能です.
👍 : 8 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
3681 分
(まだ途中ですが面白いのでオススメ)
あなたはTIS-100という古いマシーンを中古で手に入れましたが、起動しようとするとエラーで止まってしまいます。
デバッガは立ち上がるようなので、付属していたリファレンスのコピーを元に何とか動かしてやろうという体のゲームです。
リファレンスのコピーには元の持ち主のメモのほか、一通の手紙が重ねて印刷してあります。
[quote=] [i]Mへ
Randyおじさんが急死した衝撃から未だに立ち直ることができません。
精一杯のことをしながら審査官が結論を出すのを待っているところです。
私の気持ちはあの人のことでいっぱいです。特に、コンピュータについて。もちろんガレージであれを見たときからずっと、私にとっては迷惑ながらくただったのだけれど。こんど写真を送ります。
とにかく、あの人が亡くなったときに机の上にあったものです。あなたならあの人が何をしていたのかわかると思います。
あの人ならきっと、誰かがやりかけていたことを知りたがったと思うから。
愛を込めて、
Drisおばさんより[/i]
[/quote]
ゲームは1つ以上のINから入ってくる入力を受けて、指定された条件でOUTに出す、というルールのロジックパズルです。
ここだけ見ると同メーカーのSpaceChemに似ていますが、こっちは入力値の加工をアセンブラに似たルールのプログラムで行います。
ルールは前述したリファレンスが付属しているので、最初からすべての命令が使えます。
プログラムというと凄く難しそうですが、使える命令が書いてあるのは数ページだけです。アセンブラなので覚えることも少なく、この手の表現が気に入るならば全く問題なくプレイできるはずです。
なお、ステージのクリア条件は左上の箱の中に書かれています。
パズルを解くたびにTIS-100の修理が進んでいくといった具合ですが、進めていくとメモリの中に焼き付けられたいくつかのメッセージが発見できます。
どうやらこのコンピュータは人づてに渡り続けていたようで、かつて何人も解析を試みたことがあるようです。
IBMやモトローラの技術者の助けを借りてみたひとも居たようですが、今ここにあると言うことは誰もうまくやることができなかったのでしょう。
メッセージの中にはRandy氏のものと思われるものも散見され、コンピュータの由来やRandy氏に何があったのか、といったミステリーも進行するのかもしれません。
先を進めるのが楽しみです。
オススメ
👍 : 10 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
8533 分
プロのプログラマーでもそれなりに難しいですが、楽しいです。
オブジェクト指向とか、関数型言語などと難しいことを知らなくても大丈夫です。
画面の華やかさは圧倒的に足りませんが、そこはご自身の妄想力で脳内に虹色のデータストリームを構築してください。
寝る前に始めてしまうと、睡眠時間を全て持っていかれる可能性があるので要注意です。
👍 : 8 |
😃 : 3
肯定的
プレイ時間:
186 分
SpaceChemやInfinifactoryでおなじみZachtronicsの新作。※4問目までノーヒントでクリア時点のレビュー
過去作品と同様に規定のアウトプットを作成するロジカル系パズルだが、これまでのブロックや回路の組み合わせがプログラミングによるロジック作成になっており、ついにここまできたかという印象を受ける。
記述言語はアセンブリで使用経験が無いととっつきにくい感はあるが、BASICなどの理解があればマニュアルのリファレンスやコード例を参考にパズル感覚で楽しめるゲームになっている。なお、プログラミング未経験または興味がない人にとっては何をすればよいか全く分からないゲームでおすすめできない。
👍 : 26 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
4694 分
ゲーム内の命令について日本語で解説を書きました
http://ivy-box.net/article/20150606.html
TIS-100はアセンブラでパズルを解くゲームなのですが、様々な場面で奇妙なストーリーのようなものが見えてきます。
TIS-100にはマニュアルが付属するのですが、このマニュアルはただのマニュアルじゃありません。
主人公のおばあちゃんがファックスで送ったと思われるマニュアルで、誰かのメモ書きが合ったり他の資料のインクが写っていたりします。
どうやらおばあちゃんの話では、おじいちゃんが死んだ時に作業台にセットしてあったコンピュータがTIS-100のようです。
ゲームをプレイしていると量子情報科学研究所の防衛部門(直訳)がTIS-100を登録していた事がわかり、アメリカ国家安全保障局の監視下にあった形跡も有ります(もしかしたら今も??)。そしてコンピュータに残された日記のようなものが時々見つかります。
一体何のためにTIS-100は作られたのでしょうか・・・。
多分、プレイヤーがTIS-100のプログラムを駆使することで謎が明かされるのだと思います。
👍 : 30 |
😃 : 6
肯定的
プレイ時間:
1494 分
Q:アセンブラとか知らないのだけど覚える必要がある事多いんじゃない?
A:涙が出るほど単純で低機能なコマンドが13個
(※「何もしない」を実行するコマンド1つを含む)
初心者にも理解しやすいシングルレジスタと追加保存領域が、私達に与えられた道具になります。与えられている物自体はあまりにも少なく単純で、アセンブラに関係する知識はあれば取っ掛かりが容易程度です。プログラミングに関する知識が全く無い場合は、変数の扱いや分岐命令を理解するまでに少し苦労するかもしれません。
Q:ひょっとして簡単なの?
A:例えば「積み木を積む」という行為自体は単純でも、大きな構造や複雑な構造を作るのが簡単なわけではありません。加算と減算、ゼロとの比較による条件分岐という貧弱な道具だけで、
抽出やソートのような処理を求められたりする為、ある程度の数学的素養と、処理をスマートに解決していくプログラムの”センス”が要求されることは確かです。
Q:それで、「買い」なの?
A:極めてニッチ向けなので、上2つを読んで心に響くものがなければ回避した方が無難ではないかと思います。あくまでパズルなのでアセンブラの学習という目的には全く向きませんが、アルゴリズムの理解力やロジックの構築能力は鍛えられるかもしれません。
Q:買うとして何かアドバイスは?
A:とりあえずショートカットキーは覚えましょう。無いと結構辛いです。
処理の流れを考える時に、紙のメモ帳とペンが手元にあると便利です。
コーディング中にメニューに戻りたくなった時はESCを”2回”押しましょう。
オートセーブなので、プログラムを弄りたい時にはコピーを作成した方が無難です。
起動音やビープ音などはありますがBGMは無いので自分で用意しましょう。
MOV命令はDEST,SRCではなくSRC,DESTなのでご注意を
👍 : 50 |
😃 : 5
肯定的
プレイ時間:
1202 分
[list]
[*][h1]オススメできる人[/h1]
・プログラムに喜びを見いだせる人
・競技プログラマー
・コードゴルファー
・ステップ数削減と共に命を削れる人
・問題作成者
[*][h1]あった方がいいもの[/h1]
・アセンブラの素養
(早期アクセスだからか明らかなチュートリアルが存在しない)
[*][h1]オススメできない人[/h1]
・[url=http://store.steampowered.com/app/92800?l=japanese][u]Spacechem[/u][/url]のデモ段階で難しいと投げた人
・トレイラーを見てまったくときめかない人
[*][h1]物足りないもの[/h1]
・BGM(Spacechemがよかったので…)
[/list]
基本的なレジスタの概念と条件分岐さえわかればプレイすることは可能だと思いますが、これでプログラムを学ぼうというのはちょっと難しいかも。
駆使するのはアセンブラ命令ながら、ステップ数をチューニングしようとするといかに並列処理を書くかという問題になり、古くて新しい印象を受けます。
ウィンドウサイズは固定でディスプレイのサイズによっては左右が切れるかもしれませんが、Alt+Enterで全画面になるので解消されるかもしれません。
ついでにゲームとして軽いのはオススメできます。
解いた問題はテキストで保存されるので、わざわざゲーム内エディタで書かずとも、自分の好きなエディタを使って書いてゲーム内で実行させることも可能です。ただ、2画面か大きめのディスプレイが欲しくなるかも。
問題作成はluaスクリプトで保存されますので自由度はそこそこ高そうです。
トレイラーの動画を見てときめくかどうかがひとつの分水嶺になるでしょう。
とはいえSpacechemが実行結果がビジュアルに訴える感じでYouTubeで他人の回答も閲覧できたのに比べると、このゲームは恐ろしく地味です。そういう地味さを乗り越えても、このゲームでしか出来ない体験というのはあると思います。
ちなみにマニュアルは英語ですが[url=http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=454245453][u]日本語訳ガイドがあります[/u][/url]
👍 : 58 |
😃 : 7
肯定的
プレイ時間:
712 分
独自の並列コンピュータTIS-100のアセンブラを入力して、入力されてくる数値から求められる数値を出力するプログラムを記述していくプログラミングパズルゲーム。また、TIS-100が誰がどういう目的が作ったかを解く謎解きも用意されており、ゲーム中に文字化けしている日記のようなものが書かれたノードが見つかるが、特定の変数をそのノードに送信すれば修復できるのかと思われる。
ゲーム起動時にアーキテクチャやレジスタ、アセンブラ命令の解説が書かれた"リファレンスマニュアル"のPDFを印刷することが推奨され、ゲームのマニュアルではなく正にCPUそのもののマニュアルを読んでいるかのような感覚に陥る。
マニュアルは全文英語ではあるものの、簡単な英語で記述されている命令文の解説の箇所だけ覚えておけばなんとかなるし、どうしても全文の解説が読みたい場合はマニュアルを日本語に翻訳しておいたので参照を。
[url=http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=454245453]TIS-100 Steamコミュニティガイド - Japanese Reference Manual[/url]
TIS-100は最大12ノードが上下左右に隣接した各ノードと接続されている構成で、ノードによっては命令を記述する基本実行ノードや変数をスタックするスタックメモリノードと種類が分かれており、隣接したノードと数値をやり取りしながら並列でノードが動いていくアーキテクチャのコンピュータとなっている。
使用できる命令は転送・加減算・符号反転・無条件&条件ジャンプ命令と13命令程度しか存在せず、各基本実行ノードに記述できる命令数は15命令まででアキュムレータレジスタも各ノード一つ、ランダムアクセスメモリが無かったりと、かなり原始的なコンピュータでプログラミングするのと全く変わらず、覚えなくてはいけないものが少ない代わりに制約がある中でのプログラミングを強いられる。プログラムをしている最中に「あーもう一つレジスタがあればなぁ」とか「どうにかして(命令を)削れないものか」と思うこと請け合い。
各課題終了時にはプログラム終了までのサイクル数・ノード数・命令数が表示され、全プレイヤーやSteamフレンド間での結果が棒グラフで表示され一目で他人の成績と自分の成績が確認でき、かなりステップ数を削減出来たと思いきや上には上がいるのを思い知った瞬間、ステップ数削減による最適化競争が妙に熱くなる。
リファレンスマニュアル、制約のあるアーキテクチャ、サイクル数やステップ数、とゲームとは思えない用語が飛び出し、かなり人を選ぶゲーム(?)であるのは間違いないが、その用語に惹かれる人には絶対におすすめ。
👍 : 224 |
😃 : 28
肯定的