Interstellar Rift のレビュー
Interstellar Rift は、船の建造とマルチプレイヤーインタラクションに重点を置いたオープンワールドの宇宙船シミュレーターです。自分だけの宇宙船を設計・建造して、敵対する銀河系で生き残ろう。他のプレイヤーをクルーとして招き入れたり、銀河を越えて戦ったりすることもできます!
アプリID | 363360 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Split Polygon |
出版社 | Iceberg Interactive |
カテゴリー | シングルプレイヤー, マルチプレイヤー, PvP, オンラインPvP, コープ, オンライン協力プレイ, LAN協力, Steam トレーディングカード, スチームワークショップ, レベルエディターを含む |
ジャンル | インディー, アクション, シミュレーション |
発売日 | 24 9月, 2020 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, French, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Japanese, Russian |

113 総評
73 ポジティブなレビュー
40 否定的レビュー
賛否両論 スコア
Interstellar Rift は合計 113 件のレビューを獲得しており、そのうち 73 件が好評、40 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Interstellar Rift のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
4062 分
みんなで一緒にやると楽しめるかも♪
あと、一つの船でみんなで出航が個人的にはオススメ
有人タレットの威力が無人砲の6倍だそうなので
あと艦内でプレイヤーがやる事がかなり多いってのも理由の一つ
👍 : 5 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
18238 分
あまりお勧めできません。(Ver.1.0.4.20時点)
・チュートリアルが限定的過ぎて、あまり役に立たない。
・日本語入力可能(船名、Room名、案内表示など)だが、入力途中の文字が表示されないため使い難い。
また、日本語ONになってると、WSADで移動ができない。
・艦船エディターの使い方がゲーム中にない
・一定以上の大きさの船になると必要な、「熱排出機」の説明がゲーム中にない。
Tier0だとほぼ凍死、Tier1以上で焼死することになる。(室温が158℃まで上がった)
・武装用のCPU関する説明もない。
[spoiler] 複数載せても意味がなく。CPUの値+125が最大値となり、数値以上の武装を積んだ場合
グループ分けして切り替えて使うらしい。
サブモニタのあるコックピットに座り[武器のステータス]でエディターで作った武器グループが表示される。
右側の数字1~0は割り当てるショートカットキー。 [/spoiler]
・資源が偏りがひどい。
どこへ行っても鉄が豊富で、炭素や窒素がとても少ない。
(炭素:鋼鉄の素材、窒素:各種弾薬の素材)
[spoiler]
謎の仕様がいくつかある。
(1) エンジンの噴射先に障害物があっても、推進力に影響がない。
外装パーツにあるエンジンを直列配置しても、それぞれのエンジンが機能する。
システムパーツのエンジンでも同じ。
(2)エディター上に表示される進行方向は絶対である。
90度横向きに動きそうな船を作っても、逆噴射する船でも[W]を押すとエディタ上で指定された方向へ進む。
[/spoiler]
豆知識
・ボルトロンパスに使用に上限がある
ゲーム中に説明がないが、[spoiler] T0~T3のパスはそれぞれ5個までが有効。6個目以降は無意味。
1つのパスに付き、容量が125増える。保管庫の最大容量は3000。
1つ買うと10分間購入不可になる。ゲーム終了しても残り時間がセーブされているので
ゲーム内で10分経過しないと次が買えない。 [/spoiler]
👍 : 2 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
65 分
期待してたけど、一部のチュートリアルのローディングでなかなか読み込みが終わらず
多分本編も無理だなぁと思って返金です。
私のとこの回線が原因だと思われます、ある程度しっかりした環境なら大丈夫なはず
コミュニティでもマルチは10分かかるみたいなこと書いてあったし、それにしてもですが
あんまりやる人は居ないとは思いますが、ゲームパットで遊ぶ際は左Altをバインドしておくと
コンソール操作が楽になります。
👍 : 3 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
119785 分
死ぬほど頭を使って作った船が群れできたスクリルに蹂躙されて木端微塵になった時の仄暗い喜び
それでも再起しようとステーションでかき集めた資源を使って作った船はオブジェクト干渉から衝突破壊コンボで消え
残ったのは多大な負債と徒労感、それでもまた資材を集めて宇宙に飛ぶのだ
正直一人でやると辛いが二人でやるとちょっと暇な時間ができる、その位の忙しさ
装填にも水素の補充にも採掘からの生成にもアイテムをワープさせてリレーするとどうにかなる
万人受けは絶対にしないだろう、このストレスは容易く人を壊していくのだろう
こんな事を書いても結局このレビューの親指は上を向くし
それでもまた何かを求めて宇宙に飛ぶのだ
今から始めるなら公式のwikiは当てにしない事
他のレビューの方が助けになるはずだ
👍 : 3 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
6985 分
設計した艦船やステーションに資源を貯蓄していく事になるが、
その艦船がテレポート等の読み込み時に不具合を起こすと、
「艦船撤去のお知らせ」のメッセージと共に『消失』する事がある。
貯蓄していた資源がどこかに移されることも無く、
資源を集めるのに費やした時間が無駄になってしまう。
ゲーム自体は面白いのに、資源が消失するのは本当にきついが、
そういった不具合を、笑って許せる方には向いているゲームかと。
👍 : 5 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
1116 分
必須項目は配置したから……最低限のエンジン……どのくらいかわからんが2本ずつでいいか? しばらくは資源配達のミッションで稼ぐから、武器はいらねえか。
やっぱり採掘要素があるんだから採掘と精製できるように抽出機と組み立て機を積んで……ああクソ、でかいな! ってことは2階建てにしないとだめか……こんな感じで、よし! 完成だ! さっそく乗り込むぞ!
なんでドアが開かねえんだ……それに暗いし……あっ、燃料運ぶの忘れてた! タンクまで到達できねえ!
リスポーンしてタンクに燃料をテレポートして……今度こそヨシ!
あれ、電源は入ってるはずなのに暗い……そもそも照明がない! 設置して、今度こそヨシ!
ってスピードが出ねえ! エンジンが弱すぎるのか……! エンジン増やして……今度こそヨシ!
やっとミッションスタートだ、ワープ開始! ……停止しやがった! そうか、電力が最低限過ぎてワープに必要な分がないのか……発電機を増やしてパワーセルを積んで……まあこのへんは別に移動できなくてもいいだろうから、部屋の端にみっちり置いとこう。今度こそヨシ!
いやー、一時はどうなるかと思ったがミッションこなせるようになったし、これからじゃんじゃん稼ぐぞ! ……うわっ、いきなり敵が撃ってきやがった! す、スピードが遅くて逃げきれねえ……火災発生?! しまった消火器がねえ! つーかみっちり発電機置いたせいで消火器があっても奥まで届かねえ! うおお本拠地までジャンプで逃げるぞ!
《高温が検知されました》
《燃料漏れが検出されました》
間に合えーーーー!!!!
……間に合ったのでヨシ!(武器積みなよ)
---
手探りでプレイしていますが楽しいゲームです。手触り的に人を選ぶゲームなので、勧めるとなるとまずPVを見ておっ、と思ったうち、普通なら自動化されている手間や上で書いたような試行錯誤を楽しめる人、景色にあまり変わりがない荒涼とした宇宙空間でも大丈夫な人、地味なミッションを繰り返して蓄財や陣営の信用稼ぎするのが苦にならない、むしろ楽しい人になるかと思います。
手間のかかる作業は(例えば操船しながら破損部分を修理して回ったり、弾薬や燃料が減っていたら追加したり……など)友人とともにプレイすれば軽減できるのではないかと思いますが、残念ながらゲームに友人は付属していません(ゲーム展開が微妙に地味なのもあり、このゲームを勧められる友人というのはなかなか得難いのではないかと思います)。ただ私自身は今のところソロでも充分楽しめています。
(まだ初めて浅いので間違いがあったら申し訳ないですが)思い出せる限りで自分が面食らった・困った部分は、
・検索すると出てくるwikiは情報量が少なくてあまり役に立たない
→日本語のwikiは見当たらず、英語で出てくるwikiは中途半端
・採掘は「抽出機で周囲にある小惑星をテレポートさせて分解する」
→てっきり採掘ビームで撃つとかそういう感じかと思ったがそうではなかった
・修理がどこを狙えばいいか分かりづらい
→修理マーカーが目の前に出ているのに、破損しているのは天井の照明だったりする
・最高速ワープのまま星に突っ込むようなことはできない
→重力の井戸でワープ速度が減少するため。ただ自動で減速してくれる仕組みと思えばむしろありがたかったりする
・テレポートは1km弱くらい届く
→むしろ目的地に近づきすぎると少しずつ信用度が下がるのでほどほどの距離にしよう
・クエスト破棄には多額の違約金が課せられる
→この手のゲームだと大体ノーリスクだがIsRはそうではない(安易にやめて仕事1件分より少し下くらいの借金背負った)
・自動タレットはレア品なので序盤は自分でエイムするしかない
→組むのにシリコンがいるらしいがどこで採れるんだろう?→Tier1宇宙だった
・頑張ってみたがCentOS7でDedicated Serverを動かすのはむりそうだった
→起動スクリプトの中で使われているコマンドで、CentOSでは対応していないオプションが使われているのが致命的だったので諦めた。Ubuntuとかにしたほうがいいと思う
独特の魅力があるので、アップデートでもっともっと伸びる感触があります。開発には頑張ってほしい。
今は総じて地味なゲームながら、艦船エディターの完成度だけでも結構「おっ」と思えるので、値段的にも気軽に触っていいのではないかと思います。
それでは、ご安全に!
👍 : 5 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
13667 分
※下記の情報は古いためあまり参考にならないと思います
精力的にアップデートがされているので仕様が変わっていっています
わかっている範囲で加筆修正をしました
--- 古いレビュー ---
Space Engineersで船の建築にハマりEmpyrionでワークショップに自作の船を載せたりしていて、とある事でこのゲームを知り購入してみました。
チュートリアルと船の自作、簡単なミッションを行ってみたのでレビューします。
建築に関してはSpace Engineers等と違いエディタで行います。
Space Engineersにあるモジュール間の接続要素はなく設置すれば機能するので物足りない方もいるかも知れません。
エディタの機能についてはUndo機能が無い以外はまあ次第点かと思います。
設計が面倒な人でもワークショップに用意してあるので材料を集めれば大丈夫です。(その材料集めの為のMiningについてですがドリルで直接掘るのではなく、船に設置するExtractrというモジュールで船の周りを漂流しているアステロイドをサーチし取り込み物質を抽出します。)
このゲームの醍醐味はやはり試行錯誤の上設計した自作の宇宙船を乗りこなす事かなと思います。
以下箇条書き
マルチ向きの仕様ですが公開鯖は過疎っているのでフレンドとマルチがいいと思います。
グラが結構シックなのが好みが別れるかと思います。
Empyrionの様にテクスチャが貼れれば文句なしですが、色を塗れるだけです。
あとBGMの代わりにジュークボックスがデバイスとして設置出来ますが、曲があまり好みじゃありませんでした。
有志の方による日本語化MODもありますが、更新が止まっている様です。(チュートリアル以外はあまり英語力は要らないゲームだとは思います)→新しく別の方が許可のもとに翻訳をされています
序盤の金策ですが、ステーションにあるExtractrで氷のアステロイド(Waterと表記されている)をMiningしてDeuteriumというリソースに加工して売るのが安全で手っ取り早いと思います。→現在は不可能の様です
***プレイ時間が100時間を超えたので追記します。***
このゲームのプレイの大部分はMiningと船の編集になると思います。
ミッションを一定の数をこなすとランクアップし今まで行けなかった所へのワープが可能になり、新しい物資の収集が可能になります。そしてそれを必要としていたモジュールを設置可能となり更にMiningの効率が上がり船の性能も上がります。
そしてこのゲームの特徴として、Miningは自動化出来るがそれで得た物資の取り扱いは手動だと言う事でしょう。
具体的には自動化する事でExtractrが勝手にどんどん物資をため込んでいきオーバーフローで止まってしまいます。それを止める事無く精製機に突っ込んでは精製済みの物資をカーゴに置いていくわけです。じゃないと今度は精製機が止まってしまう!
いかにこれを効率よく行えるかを船の設計段階から考えデザインし行動するのです。無駄な動きをせず黙々とこなすのです!これが妙に楽しい。
ですが時たまエイリアンみたいなのが襲撃してきます。こいつを撃退すると残骸をサルベージすることが出来ます。もたもたしてると消えてしまうので、迅速にサルベージモジュールに移動し今度はサルベージをいかに効率よく以下略
そして物資を満載した船を拠点となるステーションに戻り今度はそれらを収納していきます。
そして得た物資で更に船の強化。
一見まったりした地味ゲーの様ですが実は忙しいゲームでした。
👍 : 17 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
5666 分
自分で宇宙船を設計できる航宙艦シミュレータ
戦闘、採掘、貿易、探索などミッションを受けたり、新しい宇宙船の設計を行ったり、基本自由に行動できます。
全体的な印象はPULSAR: Lost Colonyの宇宙船管理システムとElite:Dangerousのゲームシステムを足して割った感じです。
早期アクセス開始からもうすぐ3年が経過しますがまだまだ開発の初期段階なので、PULSARほど細かくできるわけでもなく、E:Dほど洗練されたシステムではありませんが、着実に改良が加えられているようです。
グラフィックの割には少々重いゲームです。後々最適化されてくるでしょう。
惑星上には降りられませんが、自分で作った宇宙船やステーション内を歩き回ることができ、また銃を持っての戦闘を行えるのでなかなか楽しいです。相手の船をハッキングしたり、逆に防衛したりと電子戦も行えます。
マルチプレイでゲームシステムとして船団を作ったり乗組員として乗ってもらったりできるので、複数人でわいわいやるのが楽しいと思います。(そう、フレンドとやれたら楽しいだろうなぁ...)
このゲームの特徴でもある宇宙船のエディタがなかなか使いやすく、誰でも簡単に設計することができます。
区画を作って、生命維持装置や発電機など必要な各種装置を設置して、エンジン取り付けて、装甲ブロックを張り付けて外観を作り上げていきます。トイレは(現状あっても特に意味はないですが設定上)必ず取り付けましょう。内装もしっかり作れます。
天井のライトを設置しづらいとか、UndoとRedoができないので間違えると面倒だとか、細かいところに不満点はありますがこのあたりも後々改善されてくるだろうと思います。
この宇宙船の設計が結構楽しく時間泥棒です。
アップデートの頻度は高いです。主にバグ修正ですが、コミュニティの要望なども取り入れながら改良が行われています。
Steamの数多あるゲームに埋もれてしまっている優良ゲームだと思います。あと何年で完成するのかはわかりませんが、開発陣のモチベは高いようなので期待できます。日本人が増えてくれると嬉しいですよ。
👍 : 18 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
896 分
(0.1.0c時 記載 後日加筆や修正あります)
メインジャンルは航宙艦シミュレータ。サバイバル要素も濃い。プレイヤーは初期ステーションと採鉱製鋼ステーションしかない状態で広い宇宙に投げ出され、生存のために周辺のアステロイドから資源を得つつ、宇宙船を開発、建造して船出していく。
現状、BGMは全く実装されておらず、一部のサウンドエフェクトを除いて非常に静かなゲームとなっている。グラフィクスはけして美麗なテクスチャを用いているわけではないが、鋼材の質感やSFチックなライティングなどの試みは随所にみられるので、今後の向上を楽しみに出来る。
では、肝心の船。
艦内までデザインできるシップエディット機能は文句なしに秀逸。艦内のプレイヤーが生存する為にライフサポートシステムを搭載したり、そこで用いる水や酸素を備蓄しておくためのカーゴも十分になければならないなどの厳密なルールはあるが、設計の自由度は極めて高い。各種システム機能搭載型のパーツは種類豊富で正直何を搭載すべきか迷う。はっきり言って難しいが、自分の決めた設計思想に基づいて、徐々にエディター内で組みあがっていく船を眺めているのはたまらない楽しさがある。
いずれ慣れてくれば、製造コストをみながら、目的の機能を搭載し、納得のいく航行性能を持たせつつ、いかに安価に仕上げるかといった極めプレイも出来そうで、非常に奥が深い予感がする。
ただし、現状はアーリーアクセスも初期も初期なので気になる点は多い。
たとえば船のパーツに関して言えば、現状の武器は砲座付のTurret一種類のみで、電磁加速装置から発射した質量弾をお見舞いするとか、強烈な発光をともなうビーム化された熱線で灼熱地獄を味わわせるとかいったことは不可能。そこがかなり味気ないので、今後のアップデートに期待したい。
エディターで編集中右クリックで削除しようとすると、編集中ではない階層のものが消えてしまうことも多く、その修復の為に時間的ロスが生まれてしまうのは残念だ。Undo Redoや、コピーや切り取りもないので、テキパキ設計するわけにもいかない。線対称の設計なら、コピー後に反転が許されればかなりスピーディに設計できるので、こういう機能も欲しいところ。
……とまあ、アーリーアクセスらしく、痒いところに手が届いていない状態である。
とはいえ、非常に将来が楽しみなタイトルで、買って後悔はない。
はじめての船に喜び勇んで乗り込んだ時に酸素を忘れて呼吸困難の末に死んで大笑いした。Tutorialがないために何もわからないままステーションに放り出されることで、トライアル&エラーで各機能を学んでいくしかないのだが、目的の行動の為に必要な機材を見つけたときの嬉しさときたらたまらない。マイニングステーションで相対速度のあるアステロイド一覧から有望そうなのが離れていくのを見つけたときの口惜しさや、反対に近づいてくるときのうれしさ、直撃コースっぽくて怯える等、充実した時間をおくらせてくれる。
言うまでもないことだが、エディタ内であれこれ妄想していた船が実際動いた時の感動ときたらたまらない。
船の設計を楽しめるタイプのプレイヤー、かつ、気長にアップデートを待つ根気を持ち合わせているなら、マストバイの一つになるかもしれない。
👍 : 57 |
😃 : 7
肯定的
プレイ時間:
25701 分
[h1]:序文:[/h1]
まずInterstellar Rift(以下IsR)の面白さを伝えるのは、非常に難しいことを記しておきたい。
いわゆるキャッチーな万人向けゲームではないからだ。
少なくともカジュアルゲームではない。
開発者による明確なこだわりのもとに作られた、趣味人向けのゲームである。
※ちなみに先日のアップデートでついに日本語にも対応してくれました。
[h1]:さて本題に入りましょう:[/h1]
まずIsRは宇宙で何をするゲームなのか。
一言で言うならば、自分で設計し(ワークショップには他人が作った設計図もある)建造した宇宙船の船長ないしクルーとなり、4つあるいずれかの派閥に所属してミッションをこなすのが、主な目的となる。
ミッションをこなせば評価が上がり、最初はTier0星系しか行けなかったのが、次第に高Tierの星系に足を延ばせるようになり、より希少価値の高い資源や、より強い敵を求めて旅に出ることが可能となる。
まあ、こうして書き出してみると、SFのゲームとしては比較的ありきたりな内容ではある。
しかしIsRをユニークなものとしている最大の特徴は、
[b]「宇宙船を実際に操作するのは自分である」[/b]
ということ。
なんだそれ当たり前じゃないの?と思われるかもしれないが、大半のゲームで操作しているのはゲーム的なインターフェイスであり、コックピットから謎のテクノロジーで、船内のすべてを自動制御しているゲームがほとんどだ。
しかしIsRは未来にあって意外とローテクな世界であるらしく、何をするにしても実際に各モジュールまで歩いて行って、自分で操作しなければならない。戦闘中に弾が切れた?なら船倉から取ってきて自分で給弾装置に入れろ!そういうゲームなのである。もちろん複数のクルーがいるのなら、そういう雑事は部下にやらせればよいだけだ。燃料を補給するのも手作業で燃料を買うか掘るかして調達し、燃料タンクに放り込まなければならない。しかしあなたの船の乗組員があなたしかいないのなら、それらすべてを自分の手で行わなければならないのである。
IsRではPvPをするにせよ、PvEをするにせよ、宇宙船のマネージメントをすることからは逃げられない。ならば制作側も「それを楽しめる人だけに特化しよう」という振り切った設計思想であるからして、とにかく面倒なゲームである。船内の温度を快適な温度に保つ装置や、生命維持装置のメンテナンスなど、船長としてあなたのやるべきことは多々ある。ちなみに生命維持装置は酸素を供給すると同時に廃棄物であり資源でもある炭素を少しずつ生成する。この設計ひとつとっても、IsRのこだわりの方向性が見えてくるだろう。
これは楽しいのか、と聞かれたら、私は楽しい。
しかし、面倒くさいと思う人も多いはずだ。
[i]──自分は宇宙生物や他のプレイヤーと戦いたいだけで、雑用をしたいわけじゃない。[/i]
そういう人は、このレビューを読むのをやめて、他のゲームをしたほうがいい。
このゲームの8割は、雑用をしている時間で占められているからだ。
[b]「面白さは面倒くささである。ただし面倒くささが一様に面白いとは限らない」[/b]
このあたりの非対称的な要素を、上手くゲームに落とし込んでいるのがIsRである。
面倒な作業も、「僕や私の愛する我が子のような船」だと思えば、楽しいものなのだ。そもそも、このゲームのメインコンテンツは「船の設計」であり、自分が考えた最高の船を設計し、それを建造するために資源集めに四苦八苦するのが本題であるといえる。
多少使い勝手は悪くてもデザインを重視するか、ダサくなっても使いやすさを重視するか、その裁量は100%自分の自由で、最低限必要なモジュールさえ積めば、あとはどんな設計の船にしても別に自由なのである。なんならひたすらラグジュアリーのみを追求した遊覧船を作ってもいいのだ。
一緒に乗ってくれるクルーがいるのなら、それは一時の楽しさを与えてくれるだろう。
しかしソロ活動もできなくはない。筆者も基本的にソロプレイヤーだからだ。
ただその場合、船の設計は極力無駄な動線を避ける合理的な作りにしたくなるだろう。もしも戦闘中に弾薬が切れた場合、操縦席を離れ、船体最後尾にあるカーゴまで弾を取りに行くのは自分である。となれば、給弾装置も弾の保管場所も、コックピットの近くに設置したくなるはずだ。こうして何度も設計の失敗を繰り返しながら、理想の船作りを楽しむゲームでもある。
私の話を読んで、「こういうのがやりたかったんだよ!」と感じられた方は、ぜひIsR手に取って遊んでみて欲しい。このゲームでしかできない、独特な体験が得られるはずだ。
[h1]:最後に:[/h1]
宇宙船の船長生活をシミュレートしたゲームがしたい人はマストバイです。
ほどよくカジュアルさとマニアックさがミックスされた不思議なゲームですが、独特の操作系もあって、ユニークな内容に仕上がっていると思います。
ただ煽情的なレビューの最後にこれを書くのは反則に近いのですが、コンテンツ面は正式リリースした今も若干弱く、積極的なロールプレイ適正を求められるのも事実です。やれることは船いじりの他には、各派閥の評判を上げるミッションをこなすくらいしか無いので、楽しめるか否かは自分で目標を決めてプレイできるかどうかにかかっていると思います。
それでも私は一人でも多くの同士が、この銀河に降り立つことを期待して、おすすめとしておきます。
すべての船長に祝福と栄光あれ!
👍 : 51 |
😃 : 6
肯定的