The Rainy Port Keelung 雨港基隆 のレビュー
アプリID | 349320 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Erotes Studio |
出版社 | Erotes Studio |
カテゴリー | シングルプレイヤー, スチームクラウド, Steam トレーディングカード, コメントあり |
ジャンル | インディー, アドベンチャー |
発売日 | 30 3月, 2015 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Traditional Chinese |

16 総評
13 ポジティブなレビュー
3 否定的レビュー
賛否両論 スコア
The Rainy Port Keelung 雨港基隆 は合計 16 件のレビューを獲得しており、そのうち 13 件が好評、3 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、The Rainy Port Keelung 雨港基隆 のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
590 分
とても面白かったです。
このゲームで台湾の歴史にも興味が持てました
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1995 分
日本人です。
このゲームのストーリーの題材を以前からとても興味深く思っていたので、
セールを機会に買わせていただきました。
分かる漢字を拾いながら何とか読んでいますが、
やはり細かい部分は理解できず、苦心しています。
(それでも、陳さんが明華さんに自己紹介するシーンはさすがに理解できました。
しかも、「陳」って日本語では「ちん」ですからねぇ…w)
このゲームが日本語化及びマルチプラットフォーム化されることを切に願っております。
(ちなみに声優さんたちはこのままでも全く問題ないと思います。
林美秀さんの明華さんはとても素晴らしいと思います)
👍 : 9 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
871 分
これは素晴らしいゲームだと思います。自分は福建人ですが、福建と台湾の絆は400年以上がある、しかも台湾実効支配下の金門島は福建・アモイ市と近いですから、自分も台湾の事情を関心している。このゲームは1947年の台湾で起きる、国民党軍と台湾民衆が衝突する「2・28事件」を表現する作品です。三つの女性キャラはそれぞれ中国(陳)・日本(林)・台湾(張)のアイデンティティを持っています。
長い歴史に、台湾は中国と日本に挟まれた立場で苦しんでいる。時は中国の一省になり、時は日本の植民地になる。ゲームに、陳さんと林さんにとって、「内地」はそれぞれ中国と日本を意味する単語です。台湾はいつも「外地」。いつも辺境の地ですね。それは韓国と同じだと思いますが、やはり漢字を使える台湾は韓国と違うんです。
陳さんは、私にとって同じ福建人(彼女は泉州人)ですが、国民党軍将校の娘として来台。外省人の立場に拘れなく、度々台湾人を支援することがあった。
林さんは、日本と台湾のハーフ(日本人父親と台湾人母親)ですから、名前は二つの読み方があります(中国語:Ling Minghua、日本語:Hayashi Asuka)。自分は彼女最初の一部発言に困惑を感じるけど、やっぱり林さんも他人を助けるいい女の子ですね。
主人公の弟・李元徳は台湾人ですが、国民党政府の一員として活動する。ゲームの中ではどのルートでも人情も義理もない人、冷酷が極まり完璧な悪役として演出した。こう考えみれば、やっぱり当時の国民党政府は今も台湾人から嫌悪されるかな。
2016年の台湾大統領選は民進党の圧勝で終わる、それは台湾人民の意志だと思います。台湾は日本のものも中国のものもありません、台湾は台湾だ。台湾の明るい未来にお祈りします。
👍 : 30 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
11675 分
一応すべてのシナリオを読み切ったと思いますので追記しています。
日本語版・英語版が待ちきれない人、中国語(繁体字)版ですが、これを買うのも一つの選択肢です。
私は大学で中国語を勉強しており國語/普通话の学術書が読めるレベルの語学力、台湾には15年くらい通っているという人間なのですが、内容は2/3程度は理解できていると思います。
あまり学校では習わないような俗語や、台湾語由来の単語が出てきていますので、そこは注意して下さい。
本省人と外省人の衝突による『228事件』(1947年2月28日発生)は、台湾の近現代史を語る上で欠かすことのできない社会の大きなターニングポイントでした。
その228事件を扱った映画は『台湾ニューシネマ』の代表作『悲情城市(”A City of Sadness”、侯孝賢監督:1989年)』が有名ですが、ついにギャルゲーにまでそういう波が来たんですね…。
台湾の民主化の進展は驚くばかりです。
1945年、日本敗戦に伴い中華民国に接収された台湾。
日本で医学を勉強していたけれど、志半ばで台湾に帰ってきた本省人青年である主人公は、どんな物語を紡ぐのか。
1947年2月28日を、どのように迎えるのか。
是非ご自身でプレイしてみてください。
個人的には林さんけっこう好きです。
日台ハーフで、主人公を『はじめ君』と呼び、「台湾人ももともと日本人なんだから私たちはみんな日本人でしょ。国民政府は私たちを『本省人』って言って『中国人』と区別するし、やっぱり私たちは彼らにとって敵である日本人なのよ。」と常々言う彼女。
その言葉は、私たち日本人にはいっそうの重みをもつと思います。
張さんは最初、少しヤンデレ気味かな、と思いながら読み進めてきましたが、これは瞳のハイライトがよく消えるというグラフィックの問題かもしれませんね。
選択肢が出ていない部分については、主人公はもっと張さんを大事にすべきだと思います。
外省人が来て、商売人である彼女がどういう対応をしていったのか、それはいろんな評価があると思いますが、ここも興味深いポイントです。
陳さんは、228事件を題材にしたゲームで外省人のヒロインが!という点が、台湾には本省人だけでなく外省人もいることをちゃんと考慮していて、非常に評価できます。
この「外省人の視点」、陳さん主観以外にも酔っぱらった老兵士のセリフなどでも出て来まして、いろいろ考えさせられます。
あとは原住民の視点があれば完璧なのですが…台湾のマジョリティはやはり本省人なので、致し方ない部分もあるかとは思います。
主人公と林さんの学校の先輩の謝さんは、攻略対象ではないのですが、グラフィックが何枚かあり、重要なキーパーソンです。
結局彼女が何を考えていたのか、彼女が何者なのかは、すべてのシナリオを読み切ってもまだ半分も理解できていないように思います。
ある程度中国語(繁体字)が読めて、台湾の歴史に興味のある方には非常におすすめのゲームです。
一人でも多くの方がこのゲームを楽しめるよう、早く日本語版・英語版が出ることを祈ります。
👍 : 45 |
😃 : 12
肯定的