Braveland Wizard のレビュー

初歩的なターン性ストラテジー、シリーズ物。戦略の幅が無いので、お勧めしない。

ターンベースストラテジーRPGの第2作。 主人公の魔法学校の生徒が卒業試験を受けるところから始まり、盗賊に奪われた魔法の本を探しに行く話。前作と同様に"King's Bounty"をカジュアルにしたようなゲームだ。前作との違いは、スキルツリーによる成長要素と魔法による戦闘支援の追加、連戦できるダンジョンやアリーナの追加だ。 ルート分岐による取得できるアイテムの違いや、スキルツリーによる成長の差別化、オーソドックスだった前作のユニットとは異なる一癖も二癖もある味方ユニットなど、前作より内容がバラエティに富んでいる。ただ、資源が完全に有限だった前作と違い、ダンジョンやアリーナで経験値と金を稼ぐことができるためにバランスが変わっている。難易度ノーマルまで前作と変わりがないが、難易度ハードではダンジョンで稼ぎが必要なくらいに入手できる金が低く抑えられているため、前作より難易度が上がっている。時間をかければ強化できる反面、面倒さがあり好みが分かれると思う。 また、周回プレイやレベリングが必要なものや取り逃がしてしまう実績があるために全実績解除を目指すとなるとやや面倒かもしれない。 それでも、前作と同様に同ジャンルの入門用としてオススメなゲームだ。