Tulpa のレビュー

不気味だが何故か美しい、なのに不安定になってくるゲーム。 視覚と聴覚に訴えてくる不安定さが心地よく、かつ得体の知れない恐怖を与えてくる。 怖さと美しさの不協和音が癖になる雰囲気ゲー。 女の子のオフィーリアと、男の子（だが背後霊）のオリヴァーを操作してパズルを解きながら進む横スクロール形式のゲームです。 オリヴァーはオフィーリアが掴めないものを掴めたり、操作できたりと便利ですが、二人が離れすぎてしまうと死亡してしまいます。 パズルはほぼノーヒントで進みますが、大体が手探りで解を見つけられるのでそこまでストレスにはならないかと思います。 アクション性は薄いのでご了承ください。 ※ジャンプが上手くいかない時はスペースキーを押しっ放しではなく、「ｯﾀｰﾝ!」と押すと上手くいきます クリアまでのプレイ時間は短め。攻略を見ながら進むともっともっと速く終わるので、初見では自力で進むことをおすすめします。 どちらかというと雰囲気ゲーに近いので、高難易度を求める方には向かないと思います。 ホラーというよりは、ときたま配置されているトラップにびっくりする、くらいの感覚です。 （といっても、筆者はル○ージマ○ションで泣くくらいのビビりなので正直序盤は怖かったです） ですが不気味な表現が多く、後半になってグロテスクな表現も多少あるので苦手な方はご注意ください。 ムービーやスクリーンショットにビビッと来たら買い、だと思います。