Planet Alcatraz のレビュー
Planet Alcatrazは、アイソメトリック投影の3Dロールプレイングゲームです。プレイヤーはゲームの世界を旅し、リアルタイムモードで敵と戦う。このゲームではいくつかのジャンルが混在しているが、その事実にもかかわらず、それらの間に立ち往生しておらず、特別に開発されたシステムに基づく古典的なRPGのように見える。
アプリID | 289420 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Fulqrum Publishing |
出版社 | Fulqrum Publishing |
カテゴリー | シングルプレイヤー, スチームクラウド, Steam トレーディングカード |
ジャンル | RPG |
発売日 | 16 4月, 2014 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Russian |

682 総評
565 ポジティブなレビュー
117 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
Planet Alcatraz は合計 682 件のレビューを獲得しており、そのうち 565 件が好評、117 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Planet Alcatraz のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
2149 分
ワープ航法の発見により人類の版図は宇宙へと拡大し、数百もの惑星が植民地化された未来。資源採掘用コロニー24А33713/2、通称「アルカトラズ」が突如として降り注いだ隕石によって壊滅的な打撃を受ける。
所有者であるPM(プラネット・マスターズ)社は被害状況の調査を試みたが、数年の歳月を経て調査が完了した頃には既にアルカトラズへの関心を失っていた。資産の回収と復興を諦めたPA社から所有権を引き継いだ第二帝国は、アルカトラズを重犯罪者の流刑地として再利用しはじめる。
2507年、アルカトラズに追放された犯罪者たちが宇宙船らしきものを建造しているという情報を得た帝国は、エリート工作部隊の士官候補生五人を囚人としてアルカトラズに送り込むことを決定。目標物を発見して座標を送信し、衛星からの攻撃で破壊されたことを確認したのち脱出する今回の任務は、士官候補生の卒業試験としては最適であると思われていた…
1Cが放つアイソメトリック視点の3DRPG。一見すると同社の所有するBrigadeシリーズを開発したApeiron社製のように見えるが、実際は1C内部で設立されたPolny Pe StudioとSkyfallen Entertainmentの共同開発である(ゲームエンジンはSkyfallen制作のDawn of Magicと同じものが使われている)。よって戦闘は敵をクリックすると自動で攻撃し続けるというDiablo風の簡易なものであり(テンキー8を押しながらクリックで頭部狙いといった要素はあるが)、Brigadeシリーズのように偏執的に細かい操作を求められるわけではない。Altキーでマップ上に落ちているアイテムの名前が表示されるので積極的に活用していきたい。F1キーで呼び出せるHelp画面から一通りの操作方法を確認しておこう。
セーブはこまめに、複数とっておいたほうがいい。というのも、本作は会話の選択肢等で誤ったチョイスをすると即座にゲームオーバーになるパターンが非常に多いためだ。ちょっとでも変な応答をするとすぐに死んだり、そもそも理不尽な予測を求められることも少なくない。
Win10環境でも動作するが少々バギーであるかもしれない、Picture QualityをHighに設定すると3Dが正常に描画されなくなるためMedium以下に落とす必要がある。レジストリをいじることでウィンドウモードでのプレイも可能(Alt+Enterでの切り替えは不可)。ゲーム終了時にバックグラウンドで動作し続けることがあり、その場合はタスクマネージャーの「詳細」タブから「Erasers.exe」を強制終了させる必要がある。
本作ではキャラクターの表示と同時に肌や服飾品等の情報を一枚に纏めたテクスチャが自動生成されるのだが、メモリに一時保存するのではなくPlanetAlcatraz\resフォルダに.ddsファイルを生成するため、ゲームを進めるごとにデータ容量が肥大化するという酷い仕様もある。
オリジナルのロシア語版と比較すると幾つかのコンテンツが削除されているほか、終盤のクエストが正常に終了しないといった報告もあり。これはSteam版リリースに伴い、パブリッシャーの1Cが修正作業を適当にやった弊害であるようだ(1CがSteamでリリースしているクラシック作品はそういうのが非常に多い)。
キャラクターの表情アニメーション作成にはLIFESTUDIO: HEADというサードパーティ製のツールを使用しているのだが(PathologicやStronghold 2でも使われているらしい)、率直に言って、あまり効果を挙げているとは思えない…基本的に無表情でゴツいハゲのオッサンしか出てこないせいかもしれない。また英訳が機械翻訳丸出しの酷さで(あるいは英語のわからない翻訳担当者が露英辞典を片時も手放さず涙ぐましい努力を続けた成果かもしれない)、一生懸命英文を読んでも話がまったく理解できないことがたまによくある。ボイスアクトも酷く、演技が大根である以上にニュアンス自体が間違ってる箇所が多々あり話の内容を誤解させる)。
ロシア人レビュアーの何人かが言及している「Гоблин(Goblin)」とは、本作のシナリオを手掛けた翻訳家ドミトリー・プチコフの愛称である。ロシア人が絶賛する一方、それはロシア製ゲームをプレイした西側のゲーマーがしばしば口にする「理解不能なロシア人的ユーモア」と呼ばれるものに分類される…個人的にどうこう言うことはできない。それはそういうものだ。
正直あんまりお薦めできないというか、どっちかっていうとクソゲー感が半端ないのだが、こうした現代-SFが舞台のRPG自体がそもそも希少であり、インベントリ管理やキャラの成長要素、そこそこ自由度のある攻略と併せて、なんかけっこう面白いんだこれ。
ロシア製RPGに抵抗がない人は試してみてもいいかもしれない。なんだかんだ言いつつ、俺はけっこう気に入ってるんだ。Modding不可能なのがつくづく惜しい(圧縮データをアンパックする方法はあるが、それだけだ)。
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的