Descent: FreeSpace – The Great War のレビュー

ランチャーからのゲーム起動が失敗する現象が発生していましたが 解決できたため行った手順を記載します。 【環境】 OS:Windows 8.1 Pro CPU:Intel Core i5-3570K メモリ:16GB GPU:NVIDIA GeForce GTX 550 Ti DirectXバージョン:DirectX 11 【現象】 ランチャーのPlay FreeSpaceボタンをクリックするとVGA解像度(?)で画面左上が拡大されマウス操作ができなくなる。 （Ctrl+Alt+Deleteでタスクマネージャを起動し、キーボード操作でFreeSpaceを停止させるとデスクトップに戻れます） 【対処手順】 （私が行った手順であり無関係な手順もあるかもしれません） 1.プログラムの互換モード設定 「C:\Program Files (x86)\Steam\SteamApps\common\Freespace\FS.exe」を右クリック 　→プロパティで互換モードを「Windows XP(Service Pack 2)」に設定。 2.グラフィックドライバの最新化 　[url=http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp]NVIDIA ドライバダウンロード[/url]からGeForce Game Ready Driverの最新版(執筆時Ver.347.09)をDLして適用。 3.DirectX9(9.29.1974)の適用 　[url=http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35]マイクロソフト Download Center DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ[/url]にて適用。 4.ランチャーからゲームを起動 　ランチャーのSetupボタン→Videoタブ→Detect Available Cardsボタン 　→3D Video Cardプルダウンメニューで「Direct 3D - プライマリ ディスプレイ ドライバー」を選択してOKボタン 　→Play FreeSpaceボタン 以上です。

その日、災厄は静かに訪れを告げた－－－－ 本作は1998年にリリースされたSF宇宙戦闘機シミュレーター。『Wing Commander』と同様のミッションクリア型としては最高峰の評価を誇る、15年後の今においても未だ超えるものがないと謳われるシリーズの第一作目です。 物語は、銀河人類連合(Galactic Terran Alliance)とヴァスダ議会制帝国(Parliamentary Vasudan Empire)の2種族の長年の戦争から幕を開けます。 そこへ突如として現れ、圧倒的な技術力により両軍の蹂躙をはじめた、意思疎通不能な謎の異星人勢力シヴァン。その力は火急の事態に手を組むこととなった両軍の総力すらもを遥かに超えるものであった…… この騒乱の中、プレイヤーは銀河人類連合の1パイロットとして絶望的な戦況を生き抜いていくことになります。 ミッションの内容も幅広く、ツボを抑えたストーリー展開と相まって感じられるドラマティックな内容は、グラフィックこそ時代遅れになってしまった今においても、十分な楽しみをプレイヤーに与えてくれることでしょう。 ストアページには明記されていませんが、本Steamリリースには拡張パック「Silent Threat」も含まれており、メインストーリーの幕間に起こった出来事がわかる番外編キャンペーンも遊ぶことが出来ます。 しかしながら本作の続編であり15年以上有志により改良が続く『FreeSpace2』にて、本作と「Silent Threat」のリマスター完全移植Mod(当時の作曲スタッフの手による新曲なども収録！)が配信中です。そちらではマルチプレイも新造のマッチングシステムを備えたものを楽しめるので、ゲームとしては全てが当時のままである本作はコレクターズアイテム的な要素も強いことには注意しておく必要があるかもしれません。 いずれにせよ、Steamという形でより万人が手に取りやすくなった本作を懐かしみながら、もしくは新鮮な気分でプレイされてみるのも趣きがあることでしょう。