SAMURAI WARRIORS 4 DX のレビュー

とてもおもしろかったから更に登場人物を増やして関係性が濃厚になりそうな戦国無双5に期待

拙者、関羽と申す。『戦国無双４』を遊んでみたゆえ、その感想を述べさせていただくでござる。 まず、広大なる合戦の場において、数多の武将が入り乱れる壮観は筆舌に尽くしがたく、まさに戦乱の華といえよう。猛き兵の群れを一挙に薙ぎ払う爽快感、そして個性豊かな武将たちの妙技が光る戦いの数々は、拙者の義の心を熱く燃え上がらせるものでござる。 そのうえ、戦いが最終局面へ近づく折に流れ出ずる“戦神”がまた、拙者の胸中を沸騰させるほどに熱き曲にてな。力強き太鼓の音と、耳を突き抜く旋律が相まって、まるで神の加護を得たかのように、拙者の剣撃にもさらなる気迫が漲るのだ。あの瞬間こそ戦の醍醐味を存分に味わえる刻と申せよう。 そして拙者が切に思うは、前田慶次と本多忠勝、この二人の豪胆なる強者と一戦交える機会。慶次殿はその豪放磊落なる性格、そして本多忠勝殿は“天下無双の兵”とうたわれるほどの武勇を誇ることで知られる。かような猛者と己の刃を交わし、互いに武を競い合うは、義を重んずる拙者にとってまことに望外の喜び。それを思うだけで胸の高鳴りを抑えられぬでござる。 かように、『戦国無双４』は壮大な戦場の迫力、そして武将同士の熱き想いが交錯する物語の妙味を併せ持ち、拙者の心を大いに揺さぶる逸品にござる。もし未だ手に取っておらぬ者がおれば、ぜひとも挑み、戦神の響きに身を委ねながら豪傑どもの武を体感していただきたい。それこそが、拙者よりの強き推奨にござる。