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22
ゲーム内
134 😀
2 😒
87,49%
評価
$6.99
No Case Should Remain Unsolved のレビュー
清崎蒼警部の退職から12年後、ある日訪ねてきた若い警官。彼女は「犀華ちゃん行方不明事件」を終わらせるよう協力を要請してきた。清崎はバラバラになった記憶のかけらを思い出して再構成するが、明らかとなったのは犀華の周りの全員が嘘つきだったということだけ。
アプリID | 2676840 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Somi |
出版社 | Somi |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド |
ジャンル | インディー, アドベンチャー |
発売日 | 17 1月, 2024 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | English, Simplified Chinese, Japanese, Korean |
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136 総評
134 ポジティブなレビュー
2 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
No Case Should Remain Unsolved は合計 136 件のレビューを獲得しており、そのうち 134 件が好評、2 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、No Case Should Remain Unsolved のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
197 分
無駄をすべてそぎ落としたようなUIとグラフィックを線で結ぶだけのゲームだというのに、
その完成度に驚いた。
なんの説明もなく初めて、何度か繰り返す事で操作方法をマスターできるし、
徐々にパズルを解いていく快感もあり、
ストーリーとしても途中で『どういうことだ?』と思いながらも最後にはスッキリする。
又、終わってみれば悪意がない話というのも私の好みであった。
短時間でクリアできるしお手頃なので、皆さんにおススメします。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
994 分
最初は戸惑うが適当に動かしていればすぐに理解できるシンプルで直感的なUIが、没入感を妨げることなくテンポよく作品にのめり込ませてくれる。
ほぼ無彩色で文字ばかりの地味なビジュアルが余計な情報に気を散らすことなく登場人物の気持ちに寄り添わせてくれる。
3時間程度でクリアできるほどよいボリュームで、深みある人物のストーリーと推理しがいのある事件の真相、エンディングでの驚きまで楽しむことができた。
800円でこの内容は贅沢すぎ。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
341 分
最初は情報が多く意味が分からなかったが後半になるにつれて話の内容が見えてきてとても面白かった。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
165 分
2~3時間ほどで謎を解いていく快感と一冊の小説を読み終えたような満足感を味わえる名作
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
137 分
X(旧Twitter)のようにも見える、発話者も不明で時系列もバラバラな発言をハッシュタグを活用して紐づけていくという、
今まで体験したことのない謎解きゲームでした。
序盤は何も繋がらないまま複数の発言をとりあえずで振り分けていましたが、
ある最大の謎に気づいてからはスルスルと事件の全容を見ることができとても気持ちよかったです。
グラフィックも少ないため、文庫本くらいの小説を1冊読み終えたかのような読後感を味わえます。
海外の方が作ったゲームとは思えないほどローカライズが丁寧で、なんの違和感もなくプレイできました。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
522 分
徐々に明らかになっていく感覚が楽しかった。また記憶を消して遊びたいと思える優しさと切なさのゲーム。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
137 分
いい話だった。
システムとしては、ある事件の複数人の供述を、発言者や時系列を推測して並び替えて全容を明らかにしていくような感じです。
難しくもなく、そこまで多くもないので、情報の多さに混乱することもなく集中してできる絶妙なボリュームだと思います。
なんかもう内容については何も言ったらいけないと思うんで、ここ見てる暇があったら買って遊んでくれ。
3時間もあれば終わると思うんで
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
135 分
2~3時間くらいのボリュームだが心に残る良いゲームだった。話題になるだけはある。
ゲームが進むにつれてBGMが変わっていく演出とラストの演出が特に良かった。
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
120 分
基本的なルールとしては2つ
・SNSのタイムラインのようにどんどん増える証言を「誰が言ったのか」「どの順番で言ったのか」整理する
・鍵がかかっている発言が出た場合は、条件を満たして解除する
この2つだけ
詳しいことは言えないのですが、ゲームを進めていくことで「点と点が繋がって線となる」感覚が素晴らしい作品です。
2~3時間でクリア可能ですが、遊んでよかったと心から思えるような作品でした。
👍 : 3 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
169 分
仕事や勉強で向き合う問題で、あれこれ本気で悩んだ末に、あるとき全てが氷解するときの言葉にできない麻薬的な快感。しかもその解が「なぁんだ、こんなことだったんだ!」と拍子抜けするようなネタであるほど、その麻薬的快感には安堵感や脱力感がスパイスになって、より味わい深く晴れ晴れとした気分になるものだ。
『未解決事件は終わらせないといけないから』は、そんな誰しも人生で何度か直面できる悦楽を、コンパクトに経験させることに特化した良質なアハ体験ミステリーテキストパズルゲームだ。
発話者も時系列もバラバラの発言カードがSNSのタイムラインのように提供され、その中の単語から派生をすることで、その発言カードも発話者もどんどん増えていく。序盤ヒントも少なく、途方に暮れるしかない。だが、この“拡散”のフェーズこそがこのゲームの味わい深さで不可欠のものなのだ。
“拡散”フェーズでは、冒頭でさえよくわからん状況と、発言カードが増えることで絶妙なペースでプレイヤーの推理・想像を掻き乱す設定になっている。「別居?離婚?既に故人…??児童虐待か?養子?子供の取り違え?…オカルト?幽霊?タイムリープ?そんな馬鹿な…」と、これまでの人生で体験してきた玉石混交のコンテンツと照合をしながら、あらゆる可能性を想像して振り回される。この時点で自分はゲーム開発者のことを信頼はしていないので、前述の想定のような「とんでもねぇクソみたいな突飛なギミックとオチが用意されてるかもしれない」という猜疑心が、この可能性の拡散を更に加速させる。
この“拡散”は取り留めがなく、本当に納得のいくカタチでクリアできるのか…?と不安になり始めるまさにその頃合いで“収束”に転化する。父親[spoiler]達[/spoiler]の会話を拾う中で [spoiler]犀華という名前の女の子が2人いたのでは?[/spoiler]という仮説が立て続けに補強されていくタイミングがあり、その時の目が覚めるような…モヤの立ち込める五里霧中の道程のさきに、急に広い風景が開けたような解放感とともに、物語がいっきにまとまっていく。前半で感じたフラストレーションから転換する“収束”フェーズの入り方とスピード感の妙味が、このタイトルでずっと頭をもたげていた、開発者への不信すら消滅させてしまうのだ。
蓋を開けてみれば「なぁんだ、こんなことだったんだ」と思えるオチだと言えるかもしれない。途中に(開発者を信じないが故に)あれこれと想定した雑な超展開に比べると、随分地味な落着だろう。だが、この実直なミステリードラマのような地に足の着いた現実的なギミック(それこそ『相棒』で取り扱われてもおかしくない程度の)は、散々やきもきと道に迷った時の苦しみに「ただ単に自分の思い込みだったのか」というある種の納得感を与え、冒頭で述べたようなクセになる安堵感や脱力感を心地よく教授することができたのだ。
存分に悩む中で登場人物達にも十分に感情移入ができており、犀華ちゃんの母親が抱く[spoiler]もはや対象を失った[/spoiler]掛け値なしの愛情や[spoiler]亡き娘への小学校の入学通知を見て心が壊れる瞬間の[/spoiler]壮絶な悲壮感、父親[spoiler]達[/spoiler]の苦悩と愛する者を守ろうとする覚悟、犀華ちゃんの兄の子供らしい懊悩といじらしい健気さ…ごく短いゲームプレイにも関わらず、彼らの感情に生々しい温度感と深い共感、あるいは深い同情を引き出せる手腕も、見事な作劇としか言いようがない。
休日にサクっとプレイして、こんな晴れやかな気分にさせてくれるインディーゲームとの出会いが、今年も来年もありますように。
その他細かい感想
・登場人物達も結局は全員が[spoiler]善意に基づいた行動しておらず、そして等しく可哀想。 [/spoiler]
・キービジュアル等で見栄えしてよく使われている「手紙らしきものを持って感涙している女性」の絵を、クリア後は直視できない。これを宣材で使うのは、人の心がないのでは…?
・ローカライズが非常に高品質。言葉尻を捉えて疑うゲーム性ゆえに細心の注意を払っている努力を感じる。韓国人名→日本人名の置き換えもまったく違和感が無い。
・「孤独に漂う寂しさを嘆くすべてのクラゲたちに、このゲームがささやかな慰めになることを願って」
👍 : 12 |
😃 : 0
肯定的