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ゲーム内
34 😀
6 😒
73,56%
評価
$22.49
かまいたちの夜×3 のレビュー
サウンドノベル「かまいたちの夜」シリーズ30周年を記念して、『かまいたちの夜×3』がSteamに登場! シリーズ3作目にして完結編となる本作には、『かまいたちの夜』『かまいたちの夜2』のメインストーリーも収録。 初めてシリーズを遊ぶ方でも登場人物たちの関係性や過去にあった事件を知ることができるので、安心してプレイできる。
アプリID | 2612660 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Spike Chunsoft Co., Ltd. |
出版社 | Spike Chunsoft Co., Ltd. |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, Steam トレーディングカード |
ジャンル | アドベンチャー |
発売日 | 18 9月, 2024 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | Japanese |
年齢制限のあるコンテンツ
このコンテンツは成熟した視聴者のみを対象としています。

40 総評
34 ポジティブなレビュー
6 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
かまいたちの夜×3 は合計 40 件のレビューを獲得しており、そのうち 34 件が好評、6 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、かまいたちの夜×3 のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
2884 分
ナイス
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1070 分
[h1]はじめに[/h1]
本作は、2006年にPlayStation 2で発売された『かまいたちの夜x3(トリプル) 三日月島事件の真相』の現行機向け移植です。
『かまいたちの夜』『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』の[b]メインストーリーのみ[/b]収録されているのも、PS2版どおりの仕様(そのため、DLCなどでサブシナリオを追加するのはおそらく不可能でしょう)。移植に伴う追加要素は、高解像度対応を除けばサウンドプレイヤーとドット風フォントのみと、やや控え目なものになっています。
シナリオは以下の3つ。
[h1]ペンション“シュプール”編[/h1]
『かまいたちの夜』の「ミステリー編」。久々に再プレイして、当時の興奮を昨日のことのように思い出しました。
本格ミステリとして見ると犯人やトリックが特に目新しいわけではありませんが、導入から事件発生までのテンポの良さ、犯人を指摘できなければ疑心暗鬼の果てに死体が積み重なっていく絶望感、見事な推理で事件を解決できたときの痛快さなど、『かまいたちの夜』が今なおノベルゲームの金字塔として語り継がれる理由が凝縮されたシナリオです。
[h1]監獄島のわらべ唄編[/h1]
『かまいたちの夜2』の「わらべ唄篇」。こちらも久々に再プレイして、当時の落胆を昨日のことのように思い出してしまいました。
魅力に欠ける舞台と登場人物、無理のあるトリック、連続殺人を未然に防げない一本道構成、面白みのないバッドエンドの数々……。『かまいたちの夜2』の中でも、ホラーに振り切ったサブシナリオは(好みは分かれるものの)力作ぞろいだっただけに、言葉は悪いですが一番つまらない部分が再録されてしまった印象です。
とはいえ、この物語がそのまま「三日月島事件の真相編」へとつながるだけに、避けて通ることはできません。
[h1]三日月島事件の真相編[/h1]
『かまいたちの夜x3』オリジナル。私は『かまいたちの夜2』が合わなかったこともあってPS2版は購入しておらず、今回初めてプレイしたのですが、「かまいたちの夜3」というより「かまいたちの夜2完結編」とでも呼ぶべき内容でした。
ストーリーとしては「監獄島のわらべ唄編」の直接的な続編で、同じ館を舞台としていることもあって新作らしさは薄め。一方で、推理によって連続殺人を阻止する「ペンション“シュプール”編」路線に戻り、謎解き要素も充実していて、「監獄島のわらべ唄編」への批判に正面から向き合っています。
本シナリオ独自の要素として複数主人公制があり、それを活かした仕掛けも用意されてはいますが、同じ会話の重複・バッドエンドの水増し・難解なフラグ立てといったデメリットの方が大きかった印象です(バッドエンド収集は、特にこだわりがなければ攻略サイトに頼った方がよさそう)。また、本編から派生するサブシナリオが「ピンクの栞」のみというのも寂しいところ。
とはいえ、プレイの途中で「あれっ?」となっていた点にきちんと答えを出す「黒の栞」、シリーズの幕切れにふさわしい大団円を演出する「金の栞」と、最終的な満足度はかなり高いです。
[h1]まとめ[/h1]
[h3]シリーズ完全未プレイの方:おすすめ[/h3]
現行機で遊べるようになった今がチャンス。本格ミステリファンはもちろん、面白いノベルゲームを探している人は、ぜひ「ペンション“シュプール”編」をプレイしてみてください。ただし、ネタバレを見ないように注意!
[h3]『かまいたちの夜2』プレイ済で『かまいたちの夜x3』未プレイの方:おすすめ[/h3]
「三日月島事件の真相編」は、『かまいたちの夜2』に否定的だった人も楽しめるように作られています。この機会にシリーズの完結を見届けてはいかがでしょうか。
[h3]『かまいたちの夜』のみプレイ済の方:???[/h3]
「三日月島事件の真相編」は良作ですが、その前提となる「監獄島のわらべ唄編」がおすすめしづらいです。いっそのこと『かまいたちの夜2』以降の作品は忘れて、『かまいたちの夜』だけを綺麗な思い出にしておくのも一つの手かと……。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的