SHIRIME: The Curse of Butt-Eye のレビュー

一見バカゲーに見えるけどしっかり怖いホラゲーだった！追ってくる尻目が少しかわいく見えるけどそれもまた、グットです！

尻に目がある怪物から逃げながらメモを集めるのが目的。 怪物の造形のインパクト一点勝負という感じのゲーム。 セーブなし、説明なし、画面くらい、逃げる以外に出来ることがない、などゲーム性に難がある。 かなり短く、メモの場所が分かればサクッとクリアできる。 ちょっとボリューム不足だと思うが、酷評するほどではないギリギリのラインのゲーム。

目が付いたケツだけ星人「尻目」から逃げつつ恋人が残した痕跡を集めて回るだけのゲーム。やったことないけどちょっと難易度が下がったスレンダーマンみたいな感じかと。 一応クリアまでは遊びましたが、怖いか怖くないかで言うなら全く怖くない部類でした。ホラーに期待して買うのはおすすめしません。 主人公をつけ狙う尻目との追いかけっこがホラー部分のメイン要素なんですが、肝心の尻目はうっすらと影が見える程度の距離からこちらを捕捉してくる上、見つかった時にこちらのとれる対処法が走って逃げるしかないので、「突然発見された音が鳴り出したのでとりあえず走る」という攻略を余儀なくされます。 その結果、あの奇抜な外見はほとんど視界に入ってこないので、某ぴえんのような視覚的にカオスな追いかけっこを期待していると肩透かしを喰らいます。 当然視覚的な恐怖ポイントは皆無に等しく、最後の方は虚無感と戦いながらのプレイでした。数回のリトライを経て「今死んだらまた最初からか…」と思った時に初めて恐怖を覚えました。 あと、収集物に書かれた文言の中に[spoiler]無関係な名作タイトルをもじったもの(「AMONG ASS」とか「THE LAST OF ASS」とか)があるのもマイナスポイント。それはネタというより侮辱ですよと。 ※当然本作のストーリーとは一切関係なく、単に言いたかっただけかと。[/spoiler]