Supreme Ruler 2030 のレビュー
リアルな軍事、政治、経済シミュレーションで、現代のあらゆる国として台頭しよう。外交、スパイ活動、資源管理を指揮し、自国の地位を強化しよう。軍隊をリアルタイムで戦術的にコントロールし、最高統治者としての地位を固めましょう。
アプリID | 2093410 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | BattleGoat Studios |
出版社 | BattleGoat Studios |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, マルチプレイヤー, PvP, オンラインPvP |
ジャンル | ストラテジー, シミュレーション |
発売日 | 25 7月, 2023 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | French, Italian, German, English, Spanish - Spain |

472 総評
310 ポジティブなレビュー
162 否定的レビュー
賛否両論 スコア
Supreme Ruler 2030 は合計 472 件のレビューを獲得しており、そのうち 310 件が好評、162 件が不評です。総合スコアは「賛否両論」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Supreme Ruler 2030 のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
8728 分
俺は楽しめたので一応オススメするが、良くも悪くも細かすぎるうえにピーキーなプレイ感なので、かなり人を選ぶだろう事は予めご承知頂きたい。戦略ゲームに飢えてて、パラドゲーなどのメジャーな作品はプレイ済みで、このゲームのチュートリアルをスマホの翻訳ソフトかざしながら進めたり攻略サイトググったりして「大体こんな感じか」と把握できる玄人向け……かもしれない。(まあ、チュートリアル4の輸送ヘリでの給油のやり方が分からなかった俺でも現代版日中戦争で生き残れたので、ある程度は慣れっすよ、慣れ)
このゲームは基本的には大戦略のノリのRTSであり、内政要素は控えめ、外交と戦争が主なテーマとなっている。サンドボックスモードでは2023年時点での日本もプレイできる。当時の首相であるキッシーは外交と防衛に力を入れていた人物で……要するに、彼のシミュをするのにこのゲームはピッタリな訳だ。
彼は血税を外国にばら撒いてるとか兵器を買うのに使ってるといった批判されていたが、このゲームではそれをしないと戦争で割と詰む。逆に海外からの評判を良くすると、戦争になっても相場の半分で資源や技術を融通してくれるうえに条約次第では敵ユニットを代わりに見つけてくれたりで結果的にペイできるといった塩梅。キッシーシミュとしてはマジで良くできてる。
そして自由度は結構高いので、例えば「中国に逆侵攻するために、韓国と北朝鮮両方から軍の通行許可を貰って、38度線を超えて自衛隊を満州に送ろう! ついでに85年くらいぶりにベトナムに上陸して南からも攻めるぞ!」的な、聞いた者全員がぶっ倒れそうなトンデモ戦略をとることもできる。俺のキッシー、マジやべえ。
で、ここからはゲームそのもののレビューだが、正直厳しく評価せざるを得ない。
まず良い所を挙げよう。
驚くほど挙動が軽い。このテのゲームにしては珍しく、戦争中でも動作が重くならない。しかも足の速い敵ユニットが戦線の隙間からこちらの補給網を寸断しようと突っ込んできたりと、陸戦については結構油断できない。これについては素晴らしい。
そして今のところ、進行不可の致命的なバグに出くわしていない。時節怪しい部分もあるが、まあ何とかならなくはない。バグまみれな戦略ゲーが少なくない中では、これについても評価すべきだと思う。
良い意味で細かいという点では、地元の都市を探す事ができるのも楽しい。例えば愛知県の蒲郡市まで名前出てるの、正直日本のゲームでもそうそう見掛けない。まあ、俺の地元はド田舎過ぎるのか名前無かったが、とにかく細かい都市名まで設定されているのだ。
……さて、次は悪い所。
UIがすっごい見辛く、そして把握が難しい。
まず窓が狭い。操作は画面下の窓で大体は操作することになるのだが、技術やユニットの生産やどのユニットに命令を出すのかの操作までその窓で行うため、文字ばかりで縦に長くスクロールする必要があるのがキツい。もちろん窓の右上をクリックすれば窓を縦長にデカくする事もできるが、画面の真ん中まで伸びるから今度はマップが見辛くなるのよ。技術と生産と命令は別窓か別枠にした方が良い気がする。
窓といえば、タイトル画面でのコンフィグでGUIを調整する機能もあるっちゃあるのだが、大きくし過ぎると上部の情報欄に被って、人口や資金が見えなくなってしまうので結局倍率1.00か1.25にせざるを得なくなる。
技術も、各技術をダブルクリックすれば前提となる技術や次の技術などの詳細は見れるが全ての技術の全体像が見れないために、何がどう繋がっているか把握が極めて困難だ。確かに虫眼鏡クリックすれば全部出るけど、例によって文字だらけの縦長スクロールで目が滑るのよ。
操作については複雑だが、慣れればHOI2感覚でプレイできなくはない。慣れれば、だが。以下、気付いた操作を書く。
・ドラッグでユニットを囲むと陸海空全部選択した事になるが、そこから更に下窓のCommandから「Filter to ○○ Units(戦車、戦闘機、船のアイコン)」をクリックすると、選択した中から陸ユニットだけを選んだりする事ができる。
・陸ユニットを海に出すにはSeaPortかSeaPierのあるマスにEmbarkコマンドを出すか、輸送船でLoadUnitコマンドを出すとできる(何故か陸ユニットで輸送船にLoadIntoコマンド出しても乗ってくれない)。逆に海から陸に降ろすには基本的にはSeaPortかSeaPierでUnload(例外もある)。
・Captureコマンドで無防備な砲兵や輸送船を鹵獲できるので、上手くいけば一石二鳥だ。まるで将棋だな。
長々と書いてしまったため、これ自体がスクロール必至の縦に長いレビューとなってしまったが、苦もなく読めてしまったのならこのゲームプレイする素質あると思うよ。
あとこのゲーム作ったスタッフへ。苦言は言ったけど個人的には楽しめたので、これからも頑張って欲しい。でも次回作でいいからUIはマジで改善してくれよな。そこがマジでガチでネックだから。
👍 : 1 |
😃 : 1
肯定的