Dragon Fury のレビュー

本物のリアル喧嘩なので、必殺技などは無いのですが、 パンチボタンが2つ、キックボタンが2つ、ガードボタン、ジャンプ、しゃがみ、 そこから十字キーを色々と組み合わせていくと、 数十種類を超える多彩な攻撃が繰り出せるというシステム。 「もっさり」と言って、このゲームを批判する人も多いだろうけど、 しかし、これこそが現実の喧嘩。 モーションキャプチャーという物理的な技術を、 そのまま格闘ゲームにした感じになっており、これだけリアルな格闘ゲームは無かった。 あのモータルコンバットよりもリアル。UFCやWWEに近い感じ。 武器の種類が100種類ぐらいあるのが凄い。もちろん素手の格闘も可能。 敵の武器も選べるので、素手vs大剣なども可能。 キャラの数も100人ぐらい。 モンスター、美女、アニメ、古代のキャラからSFのキャラまで。 使い回しでは無く、1人1人が固有のモデリングで描かれているのが凄い。 そのうえ、コスチュームも選べます。 グラフィックもかなりレベルが高い。打撃の感触も非常に素晴らしい。 出血はあるがグロ表現は弱い。セクシー表現はあるがエロ表現は無い。 難易度は無数に選べますので1人でも楽しめる。 難易度MAXだと何も出来ずにやられてしまうほど強い。 このゲームの存在自体が、あまり知られていないようですが、 私も、たまたま、このゲームを発見したのですが、 数ある格闘ゲームの中でも、これはトップクラスの面白さ。 格闘ゲーム歴30年なのですが、このゲームは理論というものが通用しないので、 それが面白い。まぐれで勝ってしまうことも可能。 そのへんの格闘ゲームとは大きく違うので新鮮に感じるだろう。 要するに、DOAのように運の要素が強い格闘システムなので、 理論というものは、ほとんど通用しない。 本物のリアル喧嘩なので間合いとタイミングが命。 しかし、リアル過ぎてタイミングを上手く合わせられる人はいないという感じで、 がむしゃらにハチャメチャに戦うしかない。 上手い下手が関係ないのでパーティゲームとしても楽しめるだろう。