Rhapsody II: Ballad of the Little Princess のレビュー

いい話だ

ありがとう　夢を求め飛び立とう

RPG部分は戦闘のテンポの良さや効果音の心地良さは評価できるが凡作。 だがしかし 音楽、グラフィック、シナリオがお互いの良さを引き立て合って名作になったゲーム キャラクターデザインと世界観が素晴らしくても キャラの性格や言動までその容姿通りの素直な良い子ちゃんばかりだったら退屈でしょうがなかっただろう。 ドットアニメーションが素晴らしく、最高の演出をしても佐藤天平氏の音楽がなければ記憶に残らなかっただろう。 いくら音楽が良くてもそれを受け止めてくれる世界とキャラクター達がいなかったら作曲家の１人相撲になってただろう。 １も世界観が良かったが、２で全てのクオリティを上げた事でどっぷりとこの世界にハマってしまい、気がつくとマール王国の事ばかり考えるようになってしまった。 大親友のクレアとククルの信頼関係とか、辛い思いをして女騎士になる夢を叶えたからこそ夢々言うだけのクルルの身勝手さに怒るソニアとか、心理描写が丁寧なんですよね。 NPCの会話は章を進む毎に変わったり、メインキャラの裏話が聞けたり、どうでもいいけど毒のある台詞が聞けたり、そういう台詞にメインキャラが反応したり。 物語の終わりが近づく度に会話一つ一つが尊くなった。 ラスボス戦が終わった後の「さぁ　帰ろ、あたし達の家に！」から城に戻るまでの光景と住民達の会話は感慨深かった。 PC移植してくれたスタッフには感謝している。自分の心の中に深く刻み込まれたゲームシリーズになった。 もしマール王国シリーズに興味はあるけど３部作まとめて買うのはなぁ・・・って人は２だけを買えば良い。 １は２のOPあらすじだけでも完結する主人公のお母様のお話。 ３（天使のプレゼント）は２の後日譚と外伝集。２の世界に魅力を感じたなら買えば良い。

笑いあり涙あり感動ありの主人公クルル成長物語。 下記ページに紹介されているとおり声優陣はとても豪華。 https://nippon1.jp/consumer/marl_kingdom2/seiyu.html 音楽は佐藤天平さんが担当されていて名曲揃い。 絵柄からして子供向けと思われるかもしれませんが、 有名な大作RPGと同等に大人でも十分に楽しめる名作です。 Steam版で発売してくださって本当にありがとうございます。

前作の１２年後の話。 当時プレイ出来なかったのでPC版でプレイできて嬉しい。 絵本のような物語だけど、キャラ同士の掛け合いや関係が丁寧に描かれていて個人的に楽しめた。 買ってよかった、と感じる作品。 天使のプレゼントを最初にプレイしたのもあって １作目と２作目をプレイするタイミングがUI/UXなどゲームシステムなどに肥えた今遊ぶと ストレスに感じる点があったものの、キャラクターとストーリー、そしてミュージカルを楽しみたい思いだったので 充分に楽しめた。 以下、ストレスに感じた点 ・戦闘バランス ・戦闘時間 ・ストーリー導線 ・カーソル記憶しない ・エンカウント率 キャラクターとストーリーに没頭したいという欲求の中でそれ以外の行動が システム側で追加で設定可能にしてほしかった。 あとファストトラベルが過去の作品なのでないため、移動がつらく感じてしまった。 付随して敵とのエンカウントと倍速戦闘など設定可能だったら嬉しかった。 「女は行動力」について 最高。