For The Fatherland のレビュー

音楽もヴィジュアルも良い雰囲気のタワーディフェンスです。 第2次大戦のノルマンディ上陸作戦に対抗するナチスドイツ側を操作します。 その後は撤退しながら場面が移っていきます。 waveが25回来るので少し冗長な部分があり、英語圏ユーザーに指摘されていたりしますが それだけ色々な配置を試す時間があります。 基本的には各ターンで出現する敵の配置は同じなので、何度もやり死んでやり直せばクリアできるようになります。 ステージ４でスツーカが敵を蹂躙する場面は爽快でした。 ただ、人の好みで向き不向きはあると思います。 私はXBOXで出ているサウスパークのタワーディフェンスにはまり、似たようなものをずっと探し続けています。 イメージ的に、敵の弱点と経路、タイミングを見計らって高効率で敵をせん滅する手順を模索するタイプのゲームです。 Until we dieが唯一steamで見つけた類似ゲームでした。 このFor the fatherland はUntil we dieのような死に覚えゲーなので、自分の好みにとてもあっていました。 Until we dieを面白いと感じた方にはお勧めだと思います。 （ただ、日本語対応していないのが残念です……頑張って読み解くと、ナチスドイツの祖国愛に溢れた英語になっています）

このタワーディフェンスは以下の点からおすすめできない。 ・ゴールが複数箇所あり、広いマップ全域に散らばっているので状況の把握が困難 ・ミニマップはあるが、敵の動きが非常に見づらくほとんど役に立たない ・味方ユニットの被破壊告知は来るが、どれが破壊されたかはわからない ・にもかかわらず防御のためにバカスカ死ぬポイントにもユニットを配置せざるを得ない