Sigil of the Magi のレビュー
アプリID | 1781960 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Yongjustyong |
出版社 | The Iterative Collective |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド |
ジャンル | インディー, ストラテジー, RPG, アドベンチャー |
発売日 | 27 9月, 2023 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Portuguese - Brazil, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, Spanish - Latin America |

1 総評
0 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
否定的 スコア
Sigil of the Magi は合計 1 件のレビューを獲得しており、そのうち 0 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
212 分
Slay the Spireインスパイアゲームで、これは戦略シミュレーションの要素がくっついている。
マップ画面ではいくつかの経路から戦闘、イベント、商人など行きたい場所を選択して進む。
戦闘画面ではプレイヤーは敵の全滅を目的として行動し、達成できれば次の経路へと進む。
このシステムはSlay the Spireと全く一緒なので混乱は少ない。
気に入った点は、なんというかノスタルジックな雰囲気を覚えるピクセルアートだ。
2000年代初頭のブラウザゲームを思い出して、個人的にはかなりいい点だ。
タイトルやストアページのロゴからすると、かなり精密で大人向けのゲームのように想像されるが、ふたを開けてみればかなり牧歌的なドット絵でゲームは描写されていく。
動作もスッキリしている。バグは今のところ出会ったことはない。
気になった点はかなり多い。
まずは想像を絶する難易度だ。
1つのデッキで3つのユニットを操作するという時点で、戦略シミュレーションとしてはかなり厳しい。
それぞれのユニットで使えるカードは異なっているため、かなりごちゃごちゃとした印象を受ける。
また、行動力を表すマナは3つしかない状態からスタートする。
このためほとんどの場合で3つのユニットが最大限動けるということはなく、棒立ちでターンを終えることすらあるほどだ。
防御カードすらユニットごとに分けられているため、カードの引きによっては相手に1ダメージすらも与えることができないこともある。
あと一撃くれてやれば倒せる相手を前に、引きが悪いがためにいくつかのダメージを追加で貰ってしまうのはやるせない。
ダメージを回復する手段がかなり限られているのも問題だ。
このゲームでは、ユニットが戦闘中に死亡してしまうと復活する手段がない。
死亡したユニットのカードは、手札に来るなり廃棄されてしまうため、行動の減少に直結する。
極端な話、ユニットが死亡した次のターンのドローがすべてそのユニットのカードだった場合、そのすべてが廃棄されるため何も行動ができないということになる。
ユニットが死亡するほど追い詰められている場面で、相手に追加ターンが入るのは致命的だ。
そのため極力1人も死亡しないように動く必要があるが、受けるダメージに対して回復手段が少なすぎるため、常に後手に回ってしまい、結果的にゲーム全体としての爽快感が一切ないのだ。
バフ・デバフやダメージレースのバランスもおかしい。
味方がバフを得る手段はかなり限られており、得られたとしてもそのターン中で効果が切れるものが多数である中、敵は次ターン持ち越しのバフを当然のように重ね掛けしてくる。
デバフも同様に、こちらから敵に与えるものは貧弱、敵が与えてくるものは強力と来ている。
また、ボスレベルになると体力が100や200を超えるものが出てくるが、こちらの基本的な攻撃カードの威力は7とか8とかである。
これはおそらくSlay the Spireのゲームバランスのものをそのまま持ってきているためと思われる。
基本的な数値が低くてもバフを重ねれば大ダメージ……というのはSlay the Spireの爽快な部分だが、このゲームはバフが弱くデバフが強いためその爽快感もない。
さらに言えば、ユニット間での性能バランスもおかしい。
最初から使えるチームは前衛、中衛、後衛として戦士、魔法使い、射手とバランスよく見えるが、戦士だけずば抜けて弱い。
ゲームシステム以外で不親切な点といえば、プレイ記録や、どんなカードが存在するのか一覧で見られる機能がないところだ。
初期デッキに入っているカードしか閲覧することができないため、プレイの上で重要な「どんなカードがあるのか?どんなレリックがあるのか?この敵はどんな行動をしてくるのか?」をカタログで確認できないのは問題だ。
録画しておくか、いちいちメモに残さないと戦略すら立てることができない。
というわけで現状ではプレイアブルなゲームとは言えない。
「1勝」という実績を解除しているプレイヤーが現在23.1%しかいないのがその証左だ。
しかし今後の更新でこれらの問題点は解決するはずなので今後に期待したいところだ。
👍 : 3 |
😃 : 0
否定的