Starcom: Unknown Space のレビュー

注意：このゲームは日本語訳がありません。文章を読むこともゲームの重要部分なのでそこそこのを英語力が必要です、宇宙と物理系の単語も出てきます。 Starcom: Unknown Spaceは自分の船を作って宇宙を探索するゲーム、メイン画面は2Dの宇宙マップでイベントはテキストで進行する。ゲームの進行はメインストーリーとさまさまのサブイベントを構成しており、起きたイベントや対話はログに記録されていつでも閲覧できる。このログは実は重要で探索や謎解きの糸口になる。 いいところ： ・ストーリーはちゃんとした構成で面白い ・未知の探索は楽しい ・船制作はパズル感があってこれだけでも数時間を遊べる ・人間キャラはちゃんとキャラを立てる ・演出は簡単ですが構成がうまい、プレイヤーを誘導する設計の備わっている ・マップ機能はすごく優秀で自動運転とノート機能を完備している 不満点： ・船制作は慣れがいて不便なところもある ・ストーリーに関係しない異星人は影が薄い ・使える装備の種類は多くはない、一部はあんまり有効ではない（使い方を間違えた可能性あり） ・装備は多くの隠しデータあって実際に使用しないとわからないところある

[h1] 恒星日誌をつけたくなるぶらり宇宙旅 [/h1] [b] いきなりのオススメポイント、３Ｄのスペースオープンワールドをやると３Ｄ酔いで逝きそうという人に超オススメ。 [/b] ２Ｄで描かれる広大な宇宙に無限の可能性を求めて、自前で宇宙船を建造しつつ好奇心に任せて探索を進めていく。 本作シリーズに触れるのは初めてで、かつ日本語未対応なため及び腰の人も中には居るだろうけど、「割とフィーリングでなんとかなる」レベルで英語が読めなくてもプレイ自体は可能。 それによる不利益・・・自らの誤訳やロクに読まずに進めてえらいこっちゃになることも有り得るけど、そもそも考えてみれば未知の異星人と何の隔たりも無く疎通ができるなんてことは無いわけで、敵対的種族以外には穏当に接することさえ心掛けていればどこかで手助けもしてもらえるし、それでも不安なら英語の読解力を身に着けるしかない。 私はまだ序盤だけど、それなりに理解できるところは理解して、理解できないところは大体こんなかんじの話やろー、と暢気に構えてプレイしてる。 [h3] 冒険のスリル [/h3] 恒星系を探索、何も無さそうなところに赴いて実はそこに新たな恒星系を発見する、たったそれだけでも胸躍る。 スタートレックの惑星探索よろしくシャトルを惑星におろし、そこで資源を得たり技術を獲得したり、中には前文明の遺跡やバイオームごとの自然の脅威があったりで、クルーが負傷するなんてこともある。 負傷にも軽傷から致命傷まであって、そのまま逝ってしまうクルーも居る。 恐れることなく、色んな星を巡って資源や技術をかき集めるのは、自分の宇宙船をカスタマイズしていくのが直近の手段だけど、中には壊れた宇宙ステーションを修復するなんていうクエストもある。 クルー達は経験を重ねてそれぞれに技術を習得していき、宇宙探索のエキスパートとして成長していく。 [h3] 宇宙船の建造 [/h3] このテのゲームで他にやったことがあるのはREASSEMBLYで、あれはどちらかというと図形を組み上げて宇宙船を建造していくイメージだけど、本作は２Ｄではあるものの割とリアルなメカメカしい宇宙船を建造できる。 今確認できているだけで４つの建造クラスがあり、小型の探査船から弩級宇宙船までで資源を貯めていき大きなクラスの船をアンロックしていく。 私はまだ２つ目までしかアンロックしていない。 それぞれの建造クラスは使用できるパーツに制限があり、その限界を超えてはデザインできない。 ２つ目のクラスになったから、そればかりにシフトするのではなく、用途に応じて船を新造したり改修をかけたりもできるので、一番最初の探査船に莫大なエネルギーを発生するジェネレータとエンジンを載せて組み上げたものを航行させてみると凄い速さでかっとばすこともできる。 建造はメニューからパーツをドラッグして組んでいくだけで凄く楽しい。 部分的な組み直しやパーツの除去も船体から離せば勝手に消えて使用していた資源が返ってくるので、全く気兼ねなく自分好みの船が作れる。 ほんの少しゲームを進行するだけで、宇宙船のカラーリングもパレットから好きな色に変更できる。 ただこのカラーリングは、暗色に偏らせ過ぎると背景に溶けて見えなくなりがちなのが難点。 [h3] 戦闘 [/h3] と言っても、自分が戦うとなるとどうしても単騎対多数になることが多い。 回避行動は非常に取りにくいので、それなりに耐久力に優れた船体をデザインし、戦闘中に耐久力が大幅に削られる事態に陥ったらダメコンで凌ぎ切ることも考える。 敵や自分の攻撃手段も割と多く、初期のエネルギー砲やミサイルのみならず、トラクタービームで相手を足止めして耐久力を奪ったり、バリアを展開したり、中には爆裂すると酸みたいなのを撒き散らして破壊点周辺にダメージゾーンを作るミサイルなんかもある。 敵性勢力から奪える技術もあるけど、無理だと判断したら力押しでは絶対に勝てない相手なので全力で振り切るためそれなりに船の速力も向上させておきたい。 [h3] 未知との遭遇 [/h3] 巨大な人工建造物を発見したり、それにまつわるクエストをこなすことも面白いけど、何より自由気ままに恒星から恒星へと渡り歩き、資源や技術を確保して拠点にかえりどんどん船を改修するのが楽しい。 一度発見した恒星系にワームホールやフリンガー（位相空間ゲート）があれば、航行の幅も広がるし、面倒であれば最適ルートを算出してオートパイロットで目的の宙域まで勝手に行ってくれる。 辺境の恒星系だと思ってたら、その先にもっと栄えたところがあったり、何もないと思っていたところに未知の衛星が漂ってて技術を獲得できたり本当に興味が尽きない。 クエストも豊富で、発動したクエストの半分くらいが常に未消化となってたりする(´･ω･) なんかスカイリムを思い出すわ。 小惑星帯で資源採掘してホクホクして帰ってくるだけでも楽しい。 英語が苦手でもプレイ感覚としては敷居が低いゲームだと思うのでトレッキーやビバップスキーやスペオペ大好きな人にはオススメ。

自由度が高く面白い部類のゲームではあるのだが！！ 故にどこにいくんかわからなくなるという。。。 移動の時間が長いので迷ってしまうとだれてしまうのが難点かな？ 宇宙物にありがちだが、景色がどうしても同じになるので単調になるかもしれない。 自分はそれでプレイ時間11時間で止まったかな。 宇宙船作るの自体は結構面白かった。