Vanaris Tactics のレビュー
"『Vanaris Tactics』は、占領された祖国から逃亡を計る短い物語が体験できるシミュレーションRPGだ。 ヴァナリスの壁の向こうに自由を求める逃亡者を率いて同胞と団結し、戦略を立てて圧制者から逃げよう。"
アプリID | 1599860 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Matheus Reis |
出版社 | Toge Productions |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, フルコントローラーサポート |
ジャンル | インディー, ストラテジー, RPG |
発売日 | 4 8月, 2022 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | Portuguese - Brazil, French, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, English, Korean, Turkish |

1 総評
1 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
Vanaris Tactics は合計 1 件のレビューを獲得しており、そのうち 1 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
212 分
Enemies' damage inflate, but our defense and power don't meet the demand.
👍 : 0 |
😃 : 0
否定的
プレイ時間:
344 分
世にも珍しいブラジル産タクティクスオウガ。
もはや日本で火が消えかかったSPRGというゲームジャンルが、はるか地球の裏側で萌芽するのだからインディーゲームは面白い。和ゲー黄金期のフォロワーゲーム群同様、本作もまた愛をリスペクトに満ち溢れている。
システムもグラフィックも丁寧に作られていてスタンダードだが、別段独自性は見出せない。ゲームプレイ自体に、21世紀のSPRGとしての新しい刺激を得ることはできないだろう。
だがひとつ明確に和製SPRGと違うアプローチがある。それはキャラクター設定だ。
主人公はまさかの子持ち褐色女で、その相棒は髭を蓄えた実の兄貴でこっちも家庭持ちだ。初期パーティーメンバーは甥である。日本のゲームではまずあり得ない設定だろう。
でもこれが戦記物のSRPGとして良く馴染む。男子高校生や女子大生の年頃の美男美女グループが訓練された軍人に連戦連勝して国家を救うような設定のゲームが日本製のSPRGでは殆どだが、こと戦争や反乱といったテーマを扱うのならば青年~壮年の兵士を主役に据えたほうがしっくり来ている。御伽噺のような設定のファンタジーなら年端のいかない少年少女が主役じゃないと愉しくないが、ハードコアな内戦や戦争を描く作品であればその限りではないはずだ。むしろ従来あって当然のキャラクター設定にも関わらず、これまでこのような作品が希少だったのは、和ゲーのキャラ作りのワンパターンさの露呈にもなっている。
シナリオもごく短いので社会・文化は掘り下げられてないが、先住民の権利や信仰を泥臭く勝ち取ろうとする反乱軍の足掻きは、歴史上白人に侵略・蹂躙された南アメリカの民族的アイデンティティがあるからこそ説得力と自然さをもって語られているのかもしれない。
果ては生き別れた娘が[spoiler]ラスボスとして敵軍将校として登場し、なんのお別れイベントもなく戦闘後にその娘が死亡した扱いになっていくハードコアなドライさはいっそ清々しいほどだ。『敵が実は親でした』というパターンは無数にあるが『敵が実は娘でした』はゲームでは見た記憶がない。[/spoiler]
システム面だとジョブもなく、装備欄も少なく、魔法やスキルも少ないし、仲間の選択肢もほぼない。SRPGをやり込んだプレイヤーからすればやや物足りなく感じるだろう。
だがだからといってショボくて薄味かというとそうでもなく、SPRGとしての基本の基本はしっかり抑えられている。キャラクターごとにピーキーな性能差がついててコマの運用はしっかり差別化されてるし、武器種毎の機能の違いもあるし、単身特攻すればすぐに死ぬ火力バランスだ。「生まれてはじめてオウガ型のSRPGをプレイする」というプレイヤーであれば、その入門用としてベストなゲームなのかもしれない。
非常に短い作品だが、オウガへのリスペクトと愛、そしてそれをカタチにするだけの技術を伴った良いインディーだった。
シナリオも良くわからん&何も根本的な解決をしないままに終わってしまったし、この作品がプロトタイプであるならば、独要素もプラスした意欲的な続編を期待したい。
その他細かい感想
・味方のわんわんめっちゃ強い。ナイジェルの3倍くらい動く
・概ねバランスはとれてるものの終盤は素早さ値の影響が大きく、戦士系が1回動く前に犬系モンスターやシーフが2~3回動くことがザラになってくる
・「いつも結果を気にするよりも自分の信じるものを貫くように言っていたの。私みたいにね。それで、あの子は…私そっくりだったわ。」
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
430 分
FFT(+オウガ)っぽい雰囲気を味わいたい人向け。
難易度は易しいので、戦略を考える局面はほぼないと思います。
以下が改善されれば文句なし。
・セリフの文字がはみ出ている
・ショップ内で装備品の入れ替えができない、装備比較(試着)できない
・装備スロットUIが武器防具とアイテムで分かれており変更が手間
・キャラ毎のジョブ固定は良いが、明らかに死にキャラがいる
・さすがにボリューム不足(1章クリアかと思ったら全クリ)
・参加人数上限、AIの行動レベル向上(無駄行動の削減)
👍 : 8 |
😃 : 1
肯定的