Dungeon Alchemist のレビュー

ちょっとお高めですが、これがあれば簡単にダンジョンの錬金術師になれます。 部屋や通路の大きさをこちらで決めてあげれば、なんと内装を自動生成してくれます。 内装パターンは幾つかあり、それによって床や壁、装飾品が生成されるパターンに方向性が出る感じ。 もちろん1から自分で内装を作っていく事も出来ます。 主な使用はダンジョン制作ですが、一応外MAPも作成可能。 日本語化されてませんが、簡単な英単語が分かれば使えます。 時々アップデートで装飾品などが増えたりしているのでまだまだ進化すると思います。オススメ。

MODを入れすぎるとめちゃくちゃ重くなる(3,000以上入れたらSSDでも起動に数十分掛かります)ので要注意。 正直バニラでもアセットが多く不足を感じはしないので、どうしても欲しい物をその時々で入れるのが良いかもしれない。 簡単にダンジョンや街、構造物が作れる反面、四角い枠の形でしか構築できず建物はZ軸をデフォルトから弄ることができない。 上記の問題でフラットな地形以外で建物を構築するとデフォルトのZ軸まで地面に埋まってしまう(建物以外のアイテム等は地面に配置できる)。 この点が改善され、2FやB1の概念、地形に沿った立体的に建物を構築できるようになれば最高。 現状でも横に2FやB1を配置するなどで代用は可能なため、一応おすすめ。 -2024/8/20 追記- 建物の外形状や枠を四角だけじゃなく凹凸の〇、斜めや鋭角鈍角などかなり自由度があがりました。 また、建物のZ軸をデフォルトでも弄ることができるようになり、立体的なダンジョンや階層表現も可能に。 かなりダンジョンの創造性は向上しています。 ただし、同じ位置で2Fや3F、地下などの表現はまだできない模様。 この点についても今後対応してもらえるとありがたい。

自分はFVTT(オンセ工房)のみでしかインポートしていないですが、当たり判定やライティング処理まで、全て一括でエクスポートしてくれる機能が付いていて非常に便利です。 英語力は特に必要なく、パッと見で「ああ、これはトイレか」などと判るグラフィックは見事。 操作感は直感的ですし、TRPGを遊ぶのに適した素晴らしいサポートツールだと思います。 発売を日一日と待っていた甲斐がありました。

ユドナリウム/リリィを普段使っているユーザーの感想です。 このツールの特徴は「雑に作って雑に2D限定で出力できる」という点につきます。 ファンタジーの建物とかを雑に作りたい…でも内部のデザインするの面倒くさい…2Dペライチのマップでもいいから出力したい…なら用途としては結構良い選択肢だと思います。 ただ、使っていて思ったこと。 FVTT使ってる人にはかなりよさげですが、ユドナリウム/リリィあたり使ってる人にはそこまでおすすめしません。 ユドナリウムは3Dで作れるマップが特徴だけど、どうやってもこれは2D画像しか出力できないのもあります。 また、このツールで作った2D撮影画像をフレに見せたら 「これタルに見えない、机や床の入口に見える」と感想を貰ったのもあり 真上から見てアイコンとしてよくわからなくなるオブジェクトには注意を払った方がよさげです。 このツールの対抗馬としては、RPGツクールVXAceとかでマップ作って画像出力する等だと思います。 あっちはあっちでアイコンが分かりやすいので、用途によりけりですね。 SW2.5とかD＆Dのファンタジー系を省エネで卓立てしたい時のマップ素材作成ならおすすめします。 現在はファンタジー素材しかないので、現代/SF系の卓で使いたいなら VXAceで現代素材をインポートして作るのが一番いいかもしれません。

TRPGに使えるかな？と思って買ったけど そもそもCoC、パラノイア、ネクロニカとかがメインで、D&Dとかダンジョンに潜るタイプのTRPGを全然やらないので使わないことに買ってから気がついた でもそういうTRPGやる人にはおすすめ、ランダム生成で簡単にマップ作れるし