Fida Puti Samurai のレビュー

　HENTAIよく出来ました。 　ブーマーシューターにHENTAIとローグライト要素を取り入れた神ゲー。 　ゲームはVR空間という設定で、4レベル+ボス戦を1ステージとして3ステージで１周となる。 　各レベルは固定マップで人の手により作り込まれており、探索しがいがある。 　レベル間には自動生成のcityエリアが挟まれ、レベルの順番は毎回ランダムなのでマンネリ化にも対処されている。 　ブーマーシューター定番のシークレット探しも楽しい。 　周回ごとに、ストーリーが進展したり、新たな要素が解禁されていく。 　作者は外国の人だが、日本のアニメ文化への解像度がやけに高い。 　変身バンクや主人公に契約を持ちかけてくるキツネ的な生き物、薄い本で埋め尽くされたMANDARAKE等々、こう言うのが好きなら楽しめるはず。 　不満点は、武器種が豊富なのに最終的に使う武器はほぼ決まってしまうことと主人公の強化に敵がついてこれず、序盤が一番難しく後半ややヌルい難易度。 　

２０２２年リリースらしいが、こんな傑作を見逃してたなんて信じられん。 少年の心を揺さぶるノスタルジックでちょっとエッチな要素が盛り込まれたバカゲーに見えるかもしれないがその程度では終わらない。ちょっとしたおふざけや冗談に見えるギミックですら、”それが何であれ”そこには作り手の情熱がある。 アニメショップの雰囲気は日本人として安心感すら覚える。ＵＢＩのアサシンクリード：Shadowsのチームには是非とも見習ってほしい。 これこそがクリエイターのあるべき姿だ。そこには低俗も高尚もない。良いものを作りたいというパッションだけだ。 本当に近年のトリプルＡタイトルのゲームには見習ってほしい。 このゲームは作り手の遊び心と趣味、個性、情熱そして”好き”が込められている。プレイヤーにそもそれがわかる。 自分もゲームを作っている身なので、このクリエイターを心から尊敬する。 ここ数年で心から楽しいと思ったゲームの１つだ。