Spells & Secrets のレビュー

ハリーポッター風シンプルなHades おもしろいが残念な点も多い。 魔法が好きな人はもちろん、難易度的にもお子さんにおすすめできる。 ただしストーリー終えるとあとは作業ゲーになる。 基本的には謎解き（パズル）をしながら敵を倒していくゲーム。 以下感想　（+いい点　-悪い点　→補足） +いろんな魔法があって楽しい。 　→ただしプレイしてくうちにスタイルが定着し、使わない魔法のほうが多いことに気付く。それを制作側もわかっているのか、戦闘ではなくどちらかというと戦闘より謎解きで使う魔法のほうが多くなるように設定している。 +敵の攻撃パターンやパズルは一度みればあとはだいたい対策可能 　→ただしパズルに関しては（種類によっては）ヒントが無さすぎるのが難点。結局なにをどうしたらいいのかわからないので放置したくなるようなものも多数。 +BGMがいい。個人的には第３ステージのBGMが好き。 +グラフィックやデザインもいい。コスチュームはもっといいデザインにしてほしかった。 -バグが多い。割と頻繁に起こる。おそらく改善される見込みなしなので、プレイするならそれを覚悟のうえでどうぞ。 -常時操作可能なスキルが３つしかない。これだけ魔法があるのになんで？と思う。 -システム上魔法に変化を加えられるアーティファクトは一つしか刻印できない（常時装備）。 　→周りの人たちから「あれとあれを組み合わせると強い」みたいなヒントをたくさんもらうが、結局一つしか常時装備できないからほとんど意味なし（もう一つを冒険中にゲットできるとは限らないので）。 　→必然的に戦闘スタイルが限られる。 　→つまり飽きてくる。 -魔法のグレードアップに意味を感じない 　→グレードアップしたら何がどうなるのかの説明なし。ただたんに「強い敵に立ち向かうために強化しよう！」みたいなのを言ってくるだけ。威力があがるのか、魔力消費が減るのか、チャージタイムが短縮されるのかわからないので、ぶっちゃけ強化してもしなくても同じ。大事なのは敵のパターンを覚えることとアーティファクトです。 星をつけられるなら3.5といったところですかね。以上

開発元はハリーポッターから多大なる影響を受けたんだろう だがそこが良い 魔法学校に侵略者が現れ学校を守るためにダンジョンと化した学校を冒険しつつ侵略者たちを倒していくストーリー アクション重視なのでパッドがおススメ 操作感もなかなか良さげでわかりやすい ダンジョン内にあるギミックを魔法で操作して戦闘に絡めていくところもおもしろい ローグライクということでダンジョンを進めてアーティファクトを集め自身の魔法を強化していく 謎解き要素のある小部屋もあり 詰め将棋ならぬ詰めチェスやいろいろな仕掛けなども楽しい なんとなく買ってみて１時間ほどプレイしてみたけど大当たりでした

-2023/12/19追記、編集 ランの途中で一旦やめたい時は、新しいフロアに入った直後（部屋ではなく、フロア）にメインメニューに戻れば進行状況がセーブされます。NPCの話をよく聞いてたらそれを教えてくれた子がいました。 ウルトラワイド対応。最初は「これこの先、面白くなるんだろうか？」という印象を受けたが、かなりのスルメゲーで、やりこむほど面白くなっていく。 キャラクリは日本人受けしなそうだが、プレイ中自分の顔にカメラズームされるシーンはたぶん無いのであまり気にしなくて良い。音楽は・・・並かな。戦闘時にテンションが上がる感じの曲調ではないので、裏でお気に入りの曲でも流すのもアリかと。 操作感は良好で、変な癖も無い。すぐにテレキネシスが使えるので、Remedy Entertainment の「CONTROL」が好きな人には刺さると思うが、あれほど派手な戦闘ではない。難易度は簡単でもなく難しすぎるほどでもなく、ノーマルというか「適正」とでもいうか・・・。燃えてたり帯電してる敵を敵に接触させてダメージを与えるとかも可能で、環境を利用する系のゲームが好きな人にも刺さるかと。簡単だと感じたなら自身の永続強化を一切しないで進めるとか縛りプレイをしても面白そう。派手ではないが、そのぶんプレイしていてあまり疲れないのが良い。 人間時の移動は魔法使いらしく大して機敏に動けないが、ネズミに変身する魔法を使うと素早く移動できる。また、道中の自販機で購入できるポーション（ランダム。色んな効果の種類がある）で、一定時間空に浮かんでやや素早く動けるようなのもある。ポーションは次の部屋に行けば自動補充されるので失われない。 魔法は新しいのを買うだけでなく、アップグレードしていけるので、最初のうちは地味なゲームだな・・・という印象なのだが、続けていくとじんわりと面白くなってくる。この永続アップグレードとは別に、道中手に入るアーティファクトで各種魔法がそのラン内だけ強化されるのが面白い。これも一種の魔法に対して複数の種類があって、早く詠唱できたり追加攻撃したりできるようになるので、通常時が地味なぶん反動で楽しくなれる。 [b]アーティファクトはいつでも落っことして取り直すことができるので、複数所持したは良いが複合されて相性の良くない効果になってしまった時の取捨選択もできる。[/b] 部屋間のテレポートは最初のうちは不可能だけど、あるキャラに専用通貨を払えばアンロックできるようになるぞ！まあこれは最初からできてもいいんじゃね？と思ったが。というか、特定の部屋にしか飛べない。ちょっと不便だけど、異変が起きてる場所で便利なことが出来すぎるのもおかしいし、許容範囲。 あんまりフツーに地味なレビュー書くことはないのだが、このゲームは「堅実に丁寧に開発された」印象が強いので、その影響か文体も固くなってしまった。一見つまらなそうでクッソ面白くなってくる良作。