Kainga: Seeds of Civilization のレビュー
カインガは、古代の村の建築ゲームだ。この村では、その珍しい土壌により、取り巻く環境、技術、選択が人の文化や発展に影響を与えるという。悪天候を切り抜け、巨大な獣を飼いならして乗りこなし、他の部族から身を守りながらミッションを完遂しよう。
アプリID | 1269710 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Erik Rempen |
出版社 | Green Man Gaming Publishing |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, 字幕があります |
ジャンル | インディー, ストラテジー |
発売日 | 6 12月, 2022 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, French, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese |

1 総評
1 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
Kainga: Seeds of Civilization は合計 1 件のレビューを獲得しており、そのうち 1 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
456 分
とりあえず手探りで2人目の指導者アンロックするまで進めたのでレビュー。
他のレビューで見かけたフォントが見づらい問題については割と普通に読めたし雰囲気でプレイできたので問題なし。
マップと勝利条件を選んで指定のものを3つクリアすると次の指導者をアンロックできるようなので1つずつ進めた。
指導者を操作してマップに落ちている知識を回収するとカテゴリーからランダムに3つテクノロジーが表示されるのでマップと勝利条件に合った資源を取れる施設を建造し、他の文明や天気、巨大生物に滅ぼされる前に目標を達成することがゲームの目的になる。
勝利条件は簡単なものは一定以上の人口で開催できるフェスティバルを完了させるという一切戦闘せず家と農地を建てて生産し続ければクリアできるものから、島国に囚われている指導者を救出してボートで脱出するという特定のテクノロジーを手に入れて戦争に勝たなければならないものまで様々。
前者は10分程度でクリアできるが後者は1時間かかることもある。
ランダム要素が大きいので高低差のあるマップでハシゴのテクノロジーを入手できずに陸の孤島から出られず詰んだり、開始直後に一般通貨巨大生物くんが村を通過しすべての施設が破壊されたりすることが割とよくある。
1ゲームが短いのでストレス性なく笑ってリスタートできると思う。
総じてランダム生成に重きを置いたライトなRTSのような感覚で、難しいことは特に無く遊びやすい。
難点としてはAIの挙動がたまにおかしくなることで、資源を取りに行った生産者がルート選択がおかしくなったのかハシゴを一生上り下りし始めたり、致命的なものでは海洋マップで指導者にボートから降りることを指示したら陸地側ではなく海側に降りてそのまま溺れ死んでゲームオーバーになったこともある。
荒削りな部分は要改善だが総じて軽めのゲームでサクッと遊べて面白い。
もう少しアップデートを重ねれば文句なしにオススメできそう。
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
6 分
※注意
他の街づくりゲームでは翻訳でなんとか遊べたため、こちらもいけるかとおもいましたが、テキストが手書き風フォントで読みにくく、UIもまったく独自な感じです。
すらすら英語を読めるひとでないとプレイは難しいです。
👍 : 39 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
1617 分
珍しくちゃんとrogueliteしているcity-builer。
似たようなコンセプトのゲームにAgainst the Stormがあるが、あちらが探索・制作をメインにクエストをクリアしていくゲームなのに対して、こちらはより純粋なroguelite city-builerである。
総評としては、city-builderとしての要素は一通り揃えており独自の世界観によって街作りの満足度が高い、ランダム性・リプレイ性は高いがバランスは悪い、永続的なアンロックが多くやりごたえがありかつroguelite性は損なっていない、システムは未熟だが将来性に期待できる。
まずcity-builderとして見ると、内政・拡張・軍備をバランスよくこなしつつ災害や襲撃イベントに対処するゲーム性。この中だと拡張とイベント対処の割合が多い。
内政はかなりカジュアルで、特に住民の維持に必要なリソースが無い(食糧は住民生成時のみ消費)ためあまり深く考えなくても大丈夫。制作も単純で、中間材料的なものも無いに等しい。
その代わり、初期配置のリソースが限られており、かつ再生成する手段が貧弱なため、必然的に拡張を繰り返すことになる。すると他の村や、奇妙な野生生物たち(これがまあまあ強い)への対処に頭を悩ませることになる。
野生生物については(見た目も含め)かなり力が入っている。危険度と有用性に幅があり、すぐ襲ってくる、ほぼ無害、ほぼ無害に見えてリーダーが踏み潰されてさくっとゲームオーバー、テイムすると強い、テイムするとリソース入手や移動の手段として優秀、など。
また、ゲームの最終目的は拡張や征服ではなく特定条件を満たすことなので、「どのタイミングで条件クリアに向けて舵を切るか?」を考えるのが難しく、面白い。早すぎると人員不足で余計に時間がかかったり、守りがおろそかになって全滅したりする。時間をかけると災害イベントが強力になるので悩ましい。
rogueliteとして見ると、地形、リソース配置、敵配置によって毎回のプレイフィールがかなり変化し、かつ技術(主に建物)の取得がランダム提示の中からの選択なのでゲームの幅が広い。「やっぱりあっちの技術を取っておけばよかった……」という後悔が楽しめる。
技術の中にはかなりレアなものも存在し、大抵面白い(強い、ではない)効果と見た目が付いているので、繰り返しプレイのアクセントになっている。クリア(もしくは高クリア率)を目指して効率を詰めるより、楽しくプレイするという意味でのランダム性を求めている人向きだと思う。
また、roguelite好きにとっては気になるmeta-progression(永続的な成長要素)の重さだが、繰り返しプレイで強く(簡単に)なる要素はほとんどないので安心してほしい。むしろ変な効果の建物がどんどん増えて難しくなるとすら言える。
唯一roguelite性を破るものとして次のゲームに好きな技術を持ち越せるのだが、個人的には運ゲーにプレイヤーの工夫で多少対抗できる程よいシステムだと思う。移動にイライラしないためにハシゴを持ち込むのか、特定リソースの生産を確保するのか、もしくは好きな建物を選ぶという手もある。いずれにせよ、何を持ち込んだところで難易度が急激に上下することはない(もちろん持ち込みなしにしてもいい)
その他システム等について。正直言って、完成度はまだまだ低い。操作性、視認性ともに悪い。前者は慣れればなんとかなるのだが、住民が何をやっているのか分かりづらいのがきつい。戦闘時なんて誰が敵なのかを判別するのも困難なほど。
バランスも悪い、というかプレイごとの難易度差が(roguelite全体で見ても)激しい。適当に近場を探索しているだけでクリアできることもあれば、どう考えても戦力を増強する間も無いうちに遠距離敵集団になぶり殺しにされることもある。笑ってリセットできる人向け。
クラッシュ等の致命的なバグはほとんどないが(一度だけ重くなりすぎて続行不能になった)、細かなバグっぽい挙動は結構ある。アーリーアクセスなのである程度は諦めよう。
ただし、開発者のレスポンスがよく、パッチも頻繁に当たっているので将来性には期待できる。「ハシゴが無くてハシゴが取りに行けない」「救出対象が脱走後即死する」は既に両方とも直っている(前者は移動技術は歩いて行ける場所にしか出なくなった、後者は檻から出て一定時間は無敵になった)
最後に英語について。前述した通り特殊効果を持つ技術が多いため、ある程度読めないと辛いかもしれない(ストーリーやフレーバーはほとんど無いので難解な英語を読む必要はない)。[strike]開発者によると、他言語は来年の夏頃になるだろうとのこと。日本語が含まれるかは不明。[/strike]
(2021/12/11追記)約一年後の正式リリース後には、日本語も対応する予定とのこと。
👍 : 13 |
😃 : 0
肯定的