Drakensang のレビュー
ドラケンサング』は、『ダーク・アイ』のペン&ペーパーのロールプレイ・ルールをベースにした、三人称視点のパーティ・ベースRPGである。Drakensangは、ドイツで最も成功し人気のあるロールプレイ・システムをベースにした、10年以上ぶりのPCゲームです。Drakensangはバージョン4.0で適用されたペン&ペーパーのルールをベースにしています。
アプリID | 12640 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Radon Labs |
出版社 | DTP Entertainment |
カテゴリー | シングルプレイヤー |
ジャンル | RPG |
発売日 | 9 3月, 2009 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, French, German |

735 総評
592 ポジティブなレビュー
143 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
Drakensang は合計 735 件のレビューを獲得しており、そのうち 592 件が好評、143 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Drakensang のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
46667 分
楽しさという点においては、戦闘に重点を置かれてはいません。
シティアドベンチャーの側面が強いです。とはいえ戦闘が避けられるゲームではなく、ところどころ厳しい戦闘もあります。
シティアドベンチャーの側面が強いということは、テキストをしっかり読んで内容を理解しないと面白くないということです。
でないと、ただクエストを消化してストーリーを進めるだけの味気ないプレイになるでしょう。
登場人物たちは仲間になる人もそうでない人も個性があり魅力的。総じてお喋りが多いです。
オープンワールドではなく、拠点となる街の他に章ごとに行けるエリアが決まっていて、街と追加されたエリアでの探索をしてメインクエストをクリアすると次の章に進んでいきます。一つ一つのエリアは中程度の広さですが、テキスト量が多いためNPC達に話しかけていると結構時間を取られます
一番まともな攻略サイトはドイツ語のものとなります。しかし、ゲーム中に知りたくなる情報はおそらく武器や防具の種類でしょうから、さほど困ることもありません。(得られる軍資金が乏しいので、店で売っている装備を買うかどうかの判断をするために武器防具のリストを確認したくなります)
このゲームが気に入ったらなら、続編のThe River of Timeも同じように楽しめるでしょう。続編といっても今作の20年ほど前の別の地域が舞台ですが、多くの名前付きNPCが続投?しています。
有志翻訳がありますが、ゲームの雰囲気的な問題で英語かドイツ語でのプレイを推奨します
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
6425 分
「ドイツ式D&D」ルールに基づくターンベースRPG、ということで三人称視点のバルダーズゲード的なものかと思いきや、雰囲気を含めだいぶ違う。
雰囲気
・殺伐としたものを感じない非常に牧歌的でのんびりとした様子(たまに風に乗って綿毛が飛んでくる)
・荒涼とした場所よりも穏やかな感じのする場所が多い
・都市も地区によって様子が違うが全体的に垢抜けていない感じ(いい意味で洗練されすぎていない)
登場するキャラクター達
・ユーモラスで愛嬌のあるキャラ造形(敵味方含め)
・善だ悪だ中立だ混沌だ秩序だ、みたいなシリアスさを感じない(属性がない?)
・主人公含め操作キャラはあまり個性を出さない(初登場時以外はあまり強い主張はしてこない)
RPG要素
・部位別防具(肩、手袋/籠手、靴/脛当/ズボン、等に分かれている)
・装備のファッション性(防御力同一で見た目が違うものが複数、嵩張り度合や重さも微妙に違う)
・機能/種類を絞った魔法(数は少なめ)
・クラフト要素(錬金術、鍛冶、弓師)
・多数の戦闘以外のスキル(身体的なものから社交的なものまである)
・多数の能力パラメータ(多いので分かり難いが、各能力値がどれを元に計算されているか右クリックで表示されるのは親切)
・負傷ルール(残りHPがあっても負傷度が5になったら戦闘不能)
・悪臭が付いたら石鹸で洗わなければいけない(カリスマポイントマイナス修正)
・経験点が残っていれば、ルールの範囲内でいつでもパラメータアップが可能
他の印象
・ゲーム性は全く違うが雰囲気がGothic3の感じに非常に似ている(同じドイツ製だからかも)
・なぜか分からないが長時間プレイしても疲れない
・もっとこの世界を探索したい気分にさせられる(見えない壁が残念)
・ファストトラベル的なマップ移動もあるが、基本移動速度が遅い、ダッシュ移動的なものがないので街中移動がつらい
・敵キャラの種類がちょっと少ない
・「弱イ奴カラ殺セ!」とばかりに、徹底した戦術で攻めてくる敵集団。弓や魔法は強いけど、迎撃が間に合わないことが多い。
能力的に中途半端な主人公(錬金術師スタート)にしたが、仲間が強いので途中で積んだりせず、普通にクリアできた。もっと特化型にすれば戦闘で大活躍できたかもしれないが、いろいろなスキルを楽しみながら試せたのは良かったし、錬金ポーションは強力でボス戦で役立った。ただ、後半のサブクエ報酬で優秀な錬金術師は仲間にできるので、結果的に主人公スキルとしては不要だった。近接戦闘/魔法両方できる「勇者」キャラが楽しいかも。
戦闘は負傷ルールが結構重要で、最初分からず負傷しまくりで困ったが、COとWillpowerを高めれば負傷を防ぎやすいことが右クリックで表示され解決。これを何とかしないと雑魚戦でも囲まれると一瞬で戦闘不能になってしまうことがあるので注意。
Windows10だといきなり画面真っ暗で起動しないが、steamのガイドページに対策が書かれており、最後まで異常終了もなく安定して遊べた。ストーリとしてはドラゴンクエスト導かれし勇者と仲間達、といった感じで旧友を訪ねて行ったら事件に巻き込まれ、メインストーリーに導かれていく分かりやすいもの。明確な章仕立てではないが、チャプターごとに探索するエリアが変わり、ホラーテイストなステージもあれば、地下洞窟から城内へ潜入するなどバラエティに富んでいる。
英語は比較的簡単でテキスト分量もさほど多くなく、文字も大きく、クリックするまで先に進まないので安心。日本語化は試していないが、可能である模様。
思いがけない掘り出しものを引いた気分で、最近遊んだRPGでは一番楽しめた。これが通常980円セール時半額とは驚き。RPG好きならこれを遊ばない手は無い。
👍 : 4 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
11899 分
グラフィックが独特で、牧歌的な雰囲気が全編にわたって統一されている本作は、非常に丁寧に作られていて、間違いなく傑作であると思います。
シナリオも良くできており、進めていくたびにまったく異なった舞台で冒険することになるので、最後まで一気にプレイしてしまうだけの魅力を持った作品です。また、サブクエストの量・質ともに多種多彩で、その点でも魅力的です。仲間になるコンパニオンが多様で、その選択如何で、戦略が大幅に変わるので、局面によってのパーティ選択も楽しみの一つです。
この作品をプレイする前にDragon Age originsをクリアしましたが、負けずとも劣らぬ良質なRPGだと思います。
👍 : 15 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
10398 分
悪女な魔術師やドラゴンを退治するため、仲間を集めながらクエストをこなすというRPG定番のストーリー。クエスト内容も適量で、じっくり楽しめました。
グラフィックやキャラクターも凝っていて、セクシーお姉さんや人間くさいオヤジたちも登場して、かなり愛着がわきました。
ドイツ製のRPGを何本かプレイしましたが、質の高さには感心させられます。
オープンワールドではないのでマップは広大ではありませんが、趣向を凝らした10ほどの町や村を巡ります。
クラフト要素も不可欠で、植物を採集したり、倒した動物から素材を収集したりできます。
NPC師匠から学んだ技能があれば、工作台で鍛冶や錬金、アイテム作成ができます。
ゲームの難易度設定が無いので、中盤までのバトルは気が抜けませんでした。
装備や武器の種類は質素だし、強化アイテムや補助魔法を上手く併せないと強ダメージが与えられません。
パーティの役割分担や協力、各キャラの技能特化がクリアのポイントになると思います。
パーティ構成は最大4人で、最終的に10人くらいは仲間に出来ると思います。
召還した動物や追従するNPCを併せて「MAX6人」になるときもありますが、イベントにより独自行動を取ることもあります。
敵は「能力数値(たぶん体力)の低いキャラ」を皆で追っかけてきます!
なので、駆け出しの魔術師だと回復魔法の途中で攻撃を受けて詠唱失敗、即ダウン・・なんてことも。
早めに召還魔法を覚えるか、軽装備にして回避(受け流し)技能を強化しておかないと、四方八方をネズミに噛まれて即死です(^^
剣士系の鉄壁キャラは必須なのでしょうが、装備が重いと「回避」できず常にダメージを受けてしまいます。
頼みの魔術師や盗賊キャラは「体格」が劣るので、追われて毒に犯されやすくなります。
ゲーム開始時の主人公キャラをどう選ぶか、どう育てるかは、自分の好みと併せて、よ~く考えたほうが良いと思います。
【ゲーム性について】
武器の強さ「1D(ダイス)+5」というように、ダイス(サイコロ)を転がしてダメージ値を決定するようです。
クリア時の経験値はLV.17、主キャラの基本特性で「強さ(ST)」=19がMAXというように、関係する数値幅はタイトです。
レベルアップ時に、戦闘や魔法の「技能値」を上げるべきか、強さなどの「特性値」を上げるべきか、けっこう悩みました。
アイテム数が少ない分、修得した技能が劣らぬよう「適正」な防具を選び備える必要があります。
戦闘前には手持ち武器を「武器香油」で手入れして「打撃値」を高めたり、補助魔法で防壁や特性強化を施しておく必要があります。
何も考えず殴りこむのは無謀です(^^
戦闘ポーズを上手く使って、敵の数や特性を見極めて布陣し、戦局を判断して攻撃しましょう。
戦闘中も、ダメージを受けた仲間を「回復」したり、機を見て接近から遠隔へと攻撃方法を変えたりしないと厳しい場面があります。
【マップについて】
小さな村から始まりメインクエストを追って城を目指しますが、サブクエストは訪れた村や町の「中だけ」で完結します。
むやみに次の町へ進むと受けていたサブクエストは失敗し、元の町に戻ることが出来なくなるので注意です。
城に到着したら、砦を根城にして出かけていくことが出来るようになります。
【日本語化】有志による日本語化が可能。(主に機械翻訳)
・メニューやHUD&MAP、アイテム名の翻訳は、バッチリ問題なし
・ジャーナル内容(クエスト確認)は、ちょっと不思議部分あり
・ショップほか一般NPCとの会話は、機械直訳のため「文意」が掴み辛いかも
※重要NPCとの会話の際は、注意!(事前セーブをお奨めします)
会話の選択により、分岐(または失敗)やイベントに突入する場合あり
【操作系】コントローラ対応なし
・マウスのみでゲームプレイ可能(腱鞘炎覚悟なら)
・フィールド指示やバトル指定などは、マウスでらくちん操作
・「Tab」キーで、パーティのキャラクターを選択(切替)できる
※マウスでしかできない操作(たぶん)
・インベントリ内の整理、アイテムの装備
・採取/取得したアイテムの、取捨選択
・習得したスキル&スペルの、ショートカット登録
・「走る」「歩く」「忍び足」の切替指定
【視点変更】
・「Q」or「E」で、水平回転(左&右)
・「Shift」キーと「W]or「S」で、上下の見下ろし
・「マウスホイール」で、選択キャラへの遠近(FOV視野)
・「右マウス」を押したまま「ドラッグ」で、フリー視点変更
・「すべて選択」キーを押すと、全キャラ選択後、ニュートラル視点に自動変更
【コントローラの使い方】
「JoyToKey」等を使ってキーを割り当れば、ゲームプレイ可能
・コントローラ:移動および視点の変更、戦闘ポーズ、マップ切替など
・マウス:アクションの決定やインベントリ等の操作など
(コントローラ片手にマウス操作・・っていう感じでしょうか)
【よくない点】
視点変更が、ちょっと良くなかったです。
壁面や樽近くの狭いポケットに込んだりすると、強制的に始点を変更させられます。
また、視点の水平は調整されませんので、ダンジョン内の坂道などで左右いずれかに振りかぶってしまうと、三半規管の居心地の悪い感じです。
また狭いダンジョン内だと、壁面内空間が狭すぎて視点がうまく取れず、戦闘時のパーティ全体を見渡せないことがありました。
コントローラ右スティックの視点変更フリーな他ゲームに慣れてしまっていたので、マウスやキー操作による微調整は余計に苦労したのかもしれません。
完成度が高いだけに、今回の視点調整はちょっと苦労しました。
👍 : 42 |
😃 : 1
肯定的