My Lovely Wife のレビュー

なんでここにはエロゲー要求者が多いんですかねえ……貴君らはFANZAにいけ エロゲだったらやってないんで（おねえさんもうそういうの楽しい歳じゃないんですわ）、ふんわりぼかしたアダルティーな雰囲気だけのゲームと察知してプレイ。エンドは回収、全体のエンドもぼちぼち回収……というところで私は撤退しようかしら、という感じ。結果としてはけっこう楽しめました。恋愛ゲーもエロゲーももう何かを感じるテンションじゃねえんだわ……という私みたいな人にはおすすめかもしれない。 ゲーム性は薄いです。クリックするだけ。ストーリークッキークリッカー、たしかにね。つまり、「雰囲気ゲーのフレーバーテキストをぼんやり眺めてるのが好きかどうか」っていうのが明暗を分ける気がする。クッキークリッカーだけど、途中から「サキュバスとは？」「悪魔とは？」って話になっていくので、サキュバスたちとの会話をある程度考えてこなしてきた人は「あーねあーねあーね！？」ってなって面白く感じてくる。ストーリーそのものも他ではちょっと聞いたことがない話なんで、もう完全に読み物として楽しめるかどうか……ということなんだと思う。ジャパンで「サキュバスを娼館に派遣して男のエッセンスを集めよう♡」なんていったらもう完全にただのﾇｷｹﾞ……になっちゃうので、なんというか、いい意味で裏切られた。 キャラたちも可愛いけど、わかりやすいコテコテの可愛さじゃなくて、そのへんもニッチ。総じてニッチ。サキュバスをえっちな目で眺めたいと思ってない人向け。ああそうだ、そうなんだ、このゲーム「サキュバスをえっちな目で眺めたくない人向けのサキュバス娼館ゲー」なんだわ。ここまで書いてて気づいた。 その状態で「やや好評」なのですから、ターゲッティングにミスってなけりゃ圧倒的に好評だったのではないでしょうか。サキュバスを娼館に派遣した時点でそこは敗北してる気もしますが……しかたないね！　高いゲームじゃないし、アダルティだけどえっちじゃないいいバランスをお求めの人は買おう！

[h1]「愛する者のために、愛してくれた者たちを生贄に―――」[/h1] 愛する妻を亡くし、失意の主人公の元に怪しげな男が訪ねてくる……。 彼の力を借り、サキュバスを召喚し、妻を生き返らせるために贄としてその命を奪い続けるゲーム ゲームシステム自体は非常に簡素で、エンディング到達時間は５時間程度と、価格の割には結構あっさり。 そのため、マネジメントゲームやシミュレーションゲームとしての購入はオススメしない。 では何が良いか。 本作で登場するサキュバス（このゲーム内においては「悪魔」を指す）たちは、 総勢２０名と中々の人数である。 ストーリーの大筋とは別に、全員に個別のEDが用意されており、 どれも彼女たちの個性に沿った内容となっている。 そして、忘れてはならないのが彼女たちが「悪魔」であるということだ。 エンディングが必ずしもプレイヤーにとって好ましいものかは、遊んでみて欲しい。 個人的に残念だったところは、彼女たちとの愛が育まれるエピソードが全体的に不足しており、 ナイフで刺殺したとしても、あまり悲しめないところだ。 もう何人殺めたのかはわからないが、愛する妻が戻ってくるのを早く願い、 今日も新しい生贄を呼び出さなくては……。[strike]今日も彼女たちの悲鳴が脳裏に浮かぶ[/strike]

My lovely Daunghter のスタジオが送る My Lovely Series 第二弾。シリーズってことはこれから My lovely Mother とか My lovely Sister とか、あるいは My lovely Son とかもこれから出るんだろうか……とおもってたら My lovely daughter に Son モードがあった。 　コンセプトはややエグめ。 　最愛の妻を失った男ジェイクが悲嘆に暮れていると、あやしげな優男風の学者がこう申し出てくる。 「あなたの奥さんを復活させる手段がありますよ！　カーナルエッセンス、っていう人間のなかにある生体エネルギーを集めればええんすわ！」 　なるほど……で、そのエネルギーとやらはどうやったら手に入るんですか？ 「人間の手ではまず抽出できませんね。悪魔にサキュバスいうんがおるんで、そいつら召喚するんです」 　悪魔召喚？　ヤバくない？ 「で、サキュバスを娼館に派遣して人間の男と×××させればカーナルエッセンスゲットできまくり！」 　？？？　なんだかよくわからんが、妻を復活させるためにサキュバスのポン引きになれってこと？　でも、サキュバスが集めたエネルギーをどうやって回収するの？？ 「卵は割らないと食べられないんですよ。で、ここにナイフがありますよね！　あとはわかりますよね！？」 　えええ……。 　というわけで、本作はサキュバスのポン引き兼養殖シミュレ―ションです。直接的なエロ描写はなしなのでお子様も安心……たぶん。 　サキュバスを人間の精でどんどん肥え太らせ、十分育ったら「収穫」（方法は二種類）。 　サキュバスが消えると育成度やため込んだエネルギーに応じて、主人公専用のエネルギー（経験値ですね）や新たな召喚に使う材料をもらえます。主人公の経験値はスキルを習得するのに消費され、スキルを伸ばすとサキュバスとのコミュニケーションの幅が広がったり、召喚時の初期能力にボーナスがついたりします。サキュバスは死んでも骨まで利用できるわけです。 　エコですね。非道ですね。 　露悪的なゲームが苦手な方は敬遠したほうがよいかもしれません。 　 　 　基本的には「妻を復活させる」という大目的に向かって邁進していくわけですが、本作が興味深いのは二つあるメインストーリーのエンディングがいずれも完全なハッピーエンドではないこと。 　主人公の幸福な結末はどこにあるのかといえば、実は二十人いるサキュバスたちに用意されたサブストーリーのエンディングにあるのです。 　個性を豊かな彼女たちはいずれも固有の悩みや苦しみや依存を抱えており、プレイを通じて主人公は時にご機嫌を取ったり、時に毅然と諭したりして彼女たちを桎梏から解放してあげることができます。それは同時に亡き妻という呪縛から主人公を解放してくれる鍵になるのです。 　いなくなった誰かを想いつづけるよりは今そこにいる人（悪魔ですが）と親身にコミュニケーションをとる。そちらのほうが当然健全な関係を築けるんですね。 　ちなみにサキュバス同士にもけっこう複雑な人間（悪魔？）関係があって、そこらへんのドラマもなかなかおもしろい。っていうか、百合じゃん。 　ゲーム性は正直薄いです。特に街の施設を強化しきると簡単に成長させたり稼いだりできますから、歯ごたえがなくなります。メインストーリーも正味の量はそんなにないので、そういう意味でも個別のサキュバスのキャラクターやドラマを愉しむためのゲームといえるでしょう。

[h1]『愛の終わりはいつも善悪を越えたところで起こる』--ニーチェ--[/h1] 不慮の事故で無くなってしまった妻を蘇らせる為、サキュバスを使役して目的を達成するリソース管理型アドベンチャーゲーム。萌えはあるがエロはない。さっさとパンツ履け ゲーム内容としては娼館やホテルにサキュバスを派遣してミツバチのようにエナジーを収集してストーリーを進めていくのが主な内容になる。サキュバスの育成も施設にポイーっと放り込むだけ。実にお手軽である 召喚できるサキュバスは20種類程度。皆クセはあるが誰もが可愛い子ばかりである。あなたのお気に入りもきっと見つかるはず これだけなら只の凡作なのだがここで一つ問題がある。物語を進め、エナジー収集を効率的にするには主人公も収集したエナジーを使って能力を強化しないといけないのだが、サキュバスが溜め込んだエナジーを抽出するには[b]サキュバスを殺して奪うしかないのだ[/b] サキュバス達は愚痴をこぼしたり憎まれ口を叩いたりもするが皆従順で良い子達ばかりである。働く=食事なので過労死もしないので一日の始まりから終りまで黙々と働いてくれる。しかもちゃんと仲良くなれる。デートも出来る。会話イベントもいっぱい用意してある。[b]なんなら個別エンドすら存在する[/b] そんな魅力あふれる彼女たちを手にかけなければこのゲームはクリアできないのである。[strike]巫山戯んな俺はアクリスちゃんと幸せな家庭を築くんだよォッ!![/strike] 愛する妻のために血を両手で染め抜くのか。それとも妻を裏切ってサキュバス達への愛を貫くのか。それはプレイヤー次第である

[h1]これは妻ゲーではない！サキュバスゲーだ！！[/h1] 全実績解除済です。 [h1]前作との比較[/h1] ・前作はホムンクルスだったが、今回はサキュバス。 ・やる事はあまり変わらないが、前作に比べると残酷性が抑えられている。 ・前作は町や人物への背景に力を入れていたが、 　今回はメインストーリーやその周辺への掘り込みに力を入れている。 ・グラフィックがモノクロからカラーになっている。 ・UIが向上 [h1]長所[/h1] サキュバスの設定が結構凝られているように思えます。 見た目の上で個性が練られているのはもちろんの事、 彼女達が召喚される前がどんな立ち入りだったのかが会話で語られます。 エンディングも大幅に増えて、前作は15ほどでしたが42種類に増えました。 前作はどのエンディングも主人公が幸せになれませんでしたが、 今回は幸せになれる結末もあるのでその分、前作に比べてマイルドになった印象があります。 [h1]短所[/h1] やはり、ゲーム性が拙いです。 サキュバスにランダムで特殊能力が付きますが、実際に遊ぶとゲームに全く影響しないと言ってよいです。 また、主人公の能力を削除して取得に必要なカーナル・エッセンスを一部払い戻しが出来ますが この機能が何の為に存在するかが全く理解出来ませんでした。 メインストーリーよりサキュバスによるメインストーリーの肉付けの方が大きいので ほとんどのプレイヤーはメインストーリーをクリアして放置になっているかと思います。 このやり方が成功か失敗かはわかりませんが、次回作はメインストーリーをもう少し強化して欲しいと思います。 [h1]総評[/h1] 前作に引き続き、人を選ぶ要素が強いゲームなので人にオススメ出来るかは微妙なところがありますが 個人的に世界観が気に入りましたのですべおめまで頑張る事が出来ましたが すべおめの敷居が少し高いかなと思います。(難易度そのものは高くない) 次回作がどうなるのか色んな意味で気になる作品です。

[h1]ルナ！ルナ！戻ってきてくれたんだね！[/h1] 君がいなくなってから僕はずっと孤独で心細くて君を失って生きていくことがこんなにも苦痛だなんて思ってもみなかったよもう離さないどこへも行かないでくれ僕は君を蘇らせるために[u]沢山のサキュバスを殺めてカーナルエッセンスを集めた[/u]し[u]強い素材と魂の器を集めるために彼女たちと関係を持った[/u]けれども心を許したことはないんだよ浮気なんてしないよ彼女たちとの会話だって君を蘇らせるためだったんだよそれに[u]集めたカーナルエッセンスを使ったおかげで僕は前よりもずっといい男になった[/u]んだよ美しい君に似合いの男になれたと思うんだよルナ……。 [spoiler] ……ルナ？ルナ！どうしたんだい気分が悪いのかい蘇ってすぐで体調がすぐれないのかななんでそんなに赤くて溶けているんだいどうしてなんだどうしてまた指からああ溶けて魂がああああ……。[/spoiler] ……ランタンを持ってこなければ。 ルナ、ルナ、また次の器を探してあげるからね……ルナ……。

一応おすすめって感じです。 これ書いてる時点で全体評価は「やや好評」なんですが、まさにそんな感じ。翻訳の質に関しては非常に良いです。 亡くなった妻を蘇らせるため、一方的に召喚したサキュバスを働かせて、時には愛を育み、生贄に捧げる…という一連の流れは言葉にするとえげつないのですが、これをチュートリアルの流れでサクサクやっていくことになるので悲愴感とかありませんでした。 とにかくサキュバスを生贄にしないことにはゲームが進まないし、気に入ったサキュバスと仲良くなるためにも主人公のステータス強化が必要で、そのためにはやっぱりサキュバスを生贄にしないといけない。だからもうサキュバスの命を奪うなんてただの作業の一環です。トレーラーだと短剣を持って迫る主人公を恐れているサキュバスの絵とかありますけどアレはトレーラー用ムービー(多分)でゲーム中は抽象的な表現になっているので凄惨さもいまいち感じませんでした。私は。 で、サキュバスって言ってますけど、世界観的には淫魔界という場所にいる様々な種族をまとめてサキュバスと呼んでいる設定なので、悪魔とか魔族と言い換えた方がしっくり来るような感じです。一応、これぞサキュバスって感じのビッチキャラもいますが、調教やら娼館やらサキュバスと交わるという要素はあれど、直接的な描写は一切ないのでわざわざサキュバスをテーマに取り入れる必要があったのか疑問しかありませんでした。もっとエログロバイオレンス増し増しのバージョンも作ってほしかったです。 メインEDが2種あり、これはルート分岐の都合上1つのデータで全てのEDを見ることはできないため、1つを見たら新しいセーブデータを別に作る必要があります。クリア後に新規で始めるときはチャプター選択ができますが、育成や施設強化段階は初期値からやり直しなので結構怠かったです。 サキュバスとのデートや個別EDは非常に淡泊で、デートは1枚絵が表示されるだけ、個別EDはグッドEDっぽいのとバッドEDっぽいのがありますけど、3～5クリックぐらいで終わる短い後日談なのであっさりしすぎ感が…。でもカリス族のバッドEDは個人的に好きでした。 値段相応といえば、まあそうかなって感じの出来ですが、心抉るような物語を期待すると肩透かしを食らうかなと思います。 ただ…本当に、主人公がやってること、いや、プレイヤーがやってることって、ひどいことなんですよ。 それをね、作業感覚で淡々とこなしている自分に気付いたとき、 このゲームの恐ろしさの真髄を見ました。

[h1]愛する妻のために、[/h1] [h1]血まみれの道を征け。[/h1] 結論：おすすめ。でも人によっては薄く感じるかも。 良い点も欠点もある。 2022/06/10 メインルートの全エンド到達済みレビュー （個別にある40個のサブエンドは未到達） レビューの前にまず大事なことを。 とりあえず普通に3周回ってみた感想ですが、 [b][u]直接的なエロ要素は殆どありません。[/u][/b] そこに期待されていた方は このゲームを買う前に ちょっとだけ足を止めて、 説明文とかトレーラーとか このレビューとかを読んで じっくり考えてみてください。 [h1]概要[/h1] リソース管理系のゲームです。 愛する妻を喪ったジェイク。 妻を生き返らせるため、 サキュバスを召喚し、使役し、 サキュバスが集めてくる資源を 愛妻蘇生のために積み上げていくことになります。 場合によっては、サキュバスたちを 生贄に捧ぐことも必要になります。 ただこの愛妻の復活に係わる過程がまたクセモノです。 愛妻の復活を引き受けてくれる勢力が2つあります。 どちらもサキュバスが集めてくる資源を 要求してくるので、サキュバスを使役しなければならないのは同じです。 更にこの2つに頼らず自力で復活させる方法も存在します。 一体どれが正しいのかは…… 自分の目で確かめてみるしかないでしょう。 [h1]良いところ[/h1] さらっと回ってきたところですが、 良いところから見ていきましょう。 [list] [*]癖のあるキャラデザイン ユーザー/世相受け全振りの 眉目秀麗なキャラデザインではなく、 どれもこれもかなり癖のある キャラクターのデザインは このゲームの売りといっても 過言ではないのでしょうか。 勿論サキュバスたちのみならず、 主人公やその他のキャラクター等の 男性キャラも含めて、です。 人によって好き嫌いはあるでしょうが、 好きな方にはかなり深く刺さる デザインだと思います。 [*]こだわりのフレーバー ゲームの中ではアイテムなど、 様々な場所に文章で説明がつけられていますが、 どれも（後述の翻訳問題に目をつぶれば） それなりに力を入れて仕上げられています。 勿論それぞれのグラフィックも、 ゲーム内の他の部分と比べて 見劣りする部分はあまりありません。 [*]退廃的なゲームデザイン 愛妻を取り戻すために最早手段を選ばなくなった 主人公ジェイクの心を象徴するかのように、 画面の全てが退廃的です。 ゲームをやっていて、眩しいほどきれいな スクリーンやUIに気分をぶち壊しにされることは まずありません。 [*]色々弱い人にも優しいゲームシステム ゲームのシナリオ上、エロい場面だとか グロい場面も存在しますが、 そういったものはおよそ抽象表現でぼかされています。 [spoiler]……紳士、いや同志諸兄、残念ながら エロシーンは花開いていくバラに置き換えられています。[/spoiler] なので、 「エロもグロも自分には厳しいけどこのゲーム気になる」 という方にも安心しておすすめ……いや…… 安易におすすめしていいんだろうか……。 とりあえず、多少の血痕こそ飛んだりしますが、 直接的に生々しくグロだとかエロだとか そういったものを見る羽目には恐らくならないでしょう。 [*]安心の図鑑システム 通過したストーリーは ゲームトップ画面のギャラリーから 見返すことが可能です。 また、一度召喚したサキュバスは、 トップ画面から全員見ることができます。 過去召喚していた周回で行った会話や スチル画像についても振り返ることができます。 [/list] [h1]悪いところ[/h1] 悪いところがない、というわけでもありません。 [list] [*]ひとえに最後の詰めが甘い 折角良い雰囲気のゲームなのに、 とにかく最後の詰めが甘いのです。 ゲーム中、サキュバス関連イベントで 選択肢を選んだ時に発動する効果は 完全にランダムなので、 話の筋に合わないバフ/デバフの付き方をします。 翻訳や文章構築についても、 サキュバスの話はメイン画面では ごちゃまぜランダムなので 没入感のへったくれもなく、 いまいちそれぞれのキャラも立ってきません。 全体的な文章を見れば読解にこそ支障を感じませんが、 細々とした所で引っ掛かりを感じる部分もあります。 とにかく最後の詰めが甘い、 これがこのゲームの何より惜しいところです。 [*]とにかく説明がない 一度通過した内容の中には 振り返れないものがあります。 キャラからの説明はよく聞いておきましょう。 ヘルプを押しても画面の説明しか出てきません。 下手に流し読みしすぎると ゲームの中に置き去りにされてしまいます。 どの要素がどう働くのかの示しも いまいち薄いので、 プレイヤーが混乱する場面も往々にしてありえるでしょう。 レビュー時点（2022/06/10）では まだ売り出したてのゲームなので、 もしかしたら今後手入れがあるかもしれませんね。 [*]操作のテンポが悪い ゲームの内容上あっちこっちをマウスでカチカチと 押して回ることになるこのゲームですが、 いちいち確認画面が出たりメッセージ送りの反応が悪かったり、 とにかくテンポが悪いです。 ゲームの内容上、全エンドを見るためには エンドにたどり着いたら周回することが 前提になっているので、 分かってる内容は全部飛ばしたい方には けっこうなストレスになるかもしれません。 [*]結局のところ作業ゲー ゲーム内の環境が整ってくると サキュバスたちの稼働も常に最高条件が当然になります。 サキュバスが集めてくる資源なんかも サキュバスの能力によって収量が違ってくるのですが、 これもカンストが当たり前になります。 このレビューを書いている私は 正直ゲームが得意とは言えないと思っているのですが、 それでも上限いっぱいまで当てられるということで、 後半になるとゲームがほぼ変化のない作業と化します。 この手のゲームが得意な方には 正直退屈に感じられるかもしれません。 [spoiler]配下のサキュバスが汗水垂らして 働いたお金で、超高価なアイテムを ドカドカ買っていると、さながら 時代劇の悪代官の気分になれます。[/spoiler] [/list] [h1]総評[/h1] [b]手塩にかけてきたサキュバスたちに、[/b] [b]苦楽をともにしたサキュバスたちに、[/b] [b]あなたは非情になれますか？[/b] 個人的にはこれが結構このゲームにおいて 大きなテーマになるかな、と思うところです。 「いやいや、その位俺/私は平気だよ」、という 方もたくさんいらっしゃると思います、 よく分かるんですよ私もそれは。 私も最初はそう思ってたんです……、 思ってたんですがね……。 勿論、最終目標は愛妻の蘇生です。 そのためには使役してきたサキュバスたちを 手にかけなければなりません。 迷っている暇はありません。 なんですが、そこに至るまでには あれやこれやとイベントが待っているわけです。 サキュバスと衝突するケースもあります。 サキュバスを色々な物事から守ってやる 必要があるケースもあります。 [strike]管理者として、『お客様とて許せぬ！』を[/strike] [strike]発動する場面もあるかもしれません。[/strike] そうしたものを乗り越えてやっと、 じゃあ生贄に……となったときに、 それができるかどうか。 キャラをグラフィックで気に入った、 道中のストーリーでちょっと惚れた、 いろいろあると思います。 (ちょっとネタバレなので隠しますが) [spoiler]デートして惚れる方もいるかもしれません。[/spoiler] [spoiler]そこから始まる分岐も存在します。[/spoiler] [spoiler]生贄に捧ぐ前には命乞いをするキャラもいます。[/spoiler] その葛藤を乗り越えて、 それでも愛する妻のために サキュバスたちを生贄に捧げ続ける、 このどこまでも血まみれの道を 歩き切ることができるかどうか。 全ては主人公でありプレイヤーである ジェイク、いいえ、あなたにかかっています。 [spoiler]折角高ステータスまで育て上げたキャラを 自ら生贄に捧ぐのは、違った方向で 思い切りが必要かもしれません……。[/spoiler] そんな揺さぶりをかけてくるこのゲームですが、 欠点で指摘したようにゲーム性の部分に 難がないわけではありません。 メインルート全エンド到達に5.9時間しか 要さなかったことからも、メインエンドだけを 取ってくるだけであれば時間もそれほど要さず、 ゲームとして薄く見えてくるのも 否めません。 上のような感じ方を多くの方がするためには、 ややボリュームが不足気味だとも思います。 ただその一方で、中々に尖ったグラフィック、 雰囲気に彩りを添える音楽、 そして1度のプレイでは味わいきれない 中々のエンド分岐の数を考えれば、 個人的にはこのゲームは [b]おすすめできる[/b]側になります。 付け加えて申し上げれば、 87ページに及ぶArtbookは ゲーム内では見られない キャラクターたちのイラストや 設定資料に溢れており、 それだけでも読み物として成立しそうです。 （ゲーム本体買わなくても 　こっちを読むだけでも 　楽しめそうな気すらします。） （但し、言語は英語か中国語に 　限られますが……。） （ネタバレを大量に含みますので、 　読むのはゲームクリア後がいいでしょう。） 15分に及ぶサウンドトラックは 人によって好みがあるとは思いますが、 個人的にはゲームにマッチした 良いものだと思います。 ということで、個人的にはおすすめできる 部類に入るこのゲームですが、 あとは値段が皆様の判断基準になってくるでしょう。 2022/06/10時点では ゲーム本体が1520円、 アートブックが620円、 サウンドトラックが820円。 個別のルートまで徹底的にやり込む！という方には お得なのでは？と思いますが、 とりあえずこの話がどう決着するのか見たいだけ、 という方には少々割高に感じられるかもしれません。 あとは皆様ご自身の手で、 この血まみれの道のりを 歩んで往かれるか、ご決断いただければと思います。 本文章が皆様のご判断に 少しでもお役に立てれば幸いです。 長々と失礼致しました、そしてここまでお読み頂き ありがとうございました。 以下、ゲームを買われた方向けに ちょっとした攻略の手助けになりそうな情報を記しておきます。 ネタバレになりますので、未購入の方や 攻略に詰まった方以外の閲覧は推奨しません。 [spoiler] [list] [*]サキュバス召喚の種類分けはアイテムの組み合わせ サキュバスの種類はアイテムの組み合わせで決定される。 アイテムの組み合わせも個々のアイテムまでは問われず、 アイテムの種類（動物属性とかのカテゴライズ、 アイテム名後ろに明記）によって決められる。 [*]アイテム販売の分野について 遺跡は初心者向け召喚アイテムと部屋の増築。 （サキュバスを最大同時5人まで増やせる） 教会は中上級者向けアイテムとプレゼント。 [*]サキュバス部屋での会話も大事 サキュバス部屋では部屋にいるそれぞれのサキュバスと 会話ができる。この会話でもステータスの獲得ができるので、 まめに会話してみるとよい。 一部の選択肢にはジェイクの能力も必要になる。 [/list] [/spoiler]

[h1]”エッチ”ではなく”セクシー”（超重要）[/h1] [b]またライブラリにサキュバスを題材にしたゲームが一本増えるね[/b] 説明にあるけど奥さんを亡くした主人公がサキュバスの力を借りて奥さんを蘇らせるシナリオ。 基本はリソースマネジメントシミュレーション＋ちょっとだけ会話パートのギャルゲ。 お金と精を集めて召喚用の触媒を買ったり投資して施設を拡張する。 時間制限なさそうなので難易度は易しめ。 [b]そんなことよりサキュバスについて(超重要)[/b] サキュバスは触媒を組み合わせて同時に５人まで保有できる！ アルバム見ると２０種族いるみたい！ 選択肢会話で好感度をあげよう！ →各チャートごとにストーリーアルバムに登録される！ (ゲーム全般問題ないけど、アルバムから見ると翻訳されてないところがある) 選択会話を成功させた状態で好感度が最大になると色々な意味で一緒になって人間化して個別ED！ →EDアルバムに登録される！ 　サキュバス時のデートと人間化したEDでそれぞれ一枚絵もある！ 　ED迎えたサキュバスはいなくなるけど直前からゲーム再開(周回不要でコンプできると思う) 会話選択肢を増やしたり収入を上げるには、 物理的にサキュバスを魔界へ送り返して(婉曲表現)主人公の経験値を貯める必要がある...... [strike]→会話失敗してED行けない時は収入源[/strike] [strike]→能力値は引き継げないけど同じ触媒でまた呼べる(同種族、別個体扱い)[/strike] 翻訳も安定 価格も安い イラストも良い セリフはないけどリアクションにボイスあり 序盤がちょっとめんどくさいけどおすすめ！ アートブック買うかな。。。

エロゲーではないです 最愛の妻を亡くしたジェイク（主人公）が悲しんでると怪しい人たちが サキュバス使えばいいよ！奥さん蘇らせられるよ！奥さんの魂うちにあるし大丈夫！とか言ってくる 怪しい人たちも一枚岩じゃなく牽制しあってるのでとてつもなく怪しい 主人公はサキュバスを利用することに罪悪感も覚えつつも奥さんを蘇らせるためにサキュバスを利用するそんなゲーム ゲーム内容はリソースマネジメントシミュレーション 少し触ってみた感じゲーム難易度は高くはなさそうかな ただサキュバスをゴリゴリに利用していくので育てたキャラ全部に愛着をもつと悲しいかもしれない でも奥さんを蘇らせないといけないし… エロゲーではないです