Paradise Killer のレビュー
現実離れした世界、パラダイス島。そこで捜査オタクのレディ・ラブ・ダイにしか解決できない殺人事件が起きた。オープンワールドを探索し、証拠を集め、容疑者を尋問しよう。どの容疑者も告発できるが、有罪にするには裁判で立証しなくてはならない。誰が有罪なのか、決めるのはあなただ。
アプリID | 1160220 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Kaizen Game Works |
出版社 | Fellow Traveller, Leoful |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, 部分的なコントローラーサポート, Steam トレーディングカード |
ジャンル | インディー, RPG, アドベンチャー |
発売日 | 4 9月, 2020 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | Simplified Chinese, Japanese, English |
年齢制限のあるコンテンツ
このコンテンツは成熟した視聴者のみを対象としています。

275 総評
240 ポジティブなレビュー
35 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
Paradise Killer は合計 275 件のレビューを獲得しており、そのうち 240 件が好評、35 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Paradise Killer のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
858 分
エンディングまでおよそ10時間、退屈しないミステリーアドベンチャーだった。
ミステリーといってもこの作品は集めた手掛かりがシステムで分類・整理され推理に悩む必要はあまりない。
プレイヤーの関心は捜査することと[b] 誰を断罪するか決断すること [/b]であり、特に後者がこのゲームの肝だ。
個々の犯罪には常に複数の有力な容疑者がいる。生意気な野心家も、憎めないナンパ野郎も、ただ夫との平穏を望む友人でさえも、誰を裁判で吊るし上げるかはプレイヤーに委ねられる。
あげく裁判の後には[spoiler] 裁判で裁けなかった容疑者を私刑する権利 [/spoiler]さえ与えられる。これは[spoiler] 裁判と違って証拠も要らず判事による承認さえ抜き [/spoiler]だ。
そして誰が処刑され追放されようとも、それが正しかったのか?[b] 何ら答え合わせも賞罰もない [/b]。
これがパラダイスキラーのゲーム体験をユニークで忘れがたいものにしてくれたと思う。愛が死ぬこの場所ではすべて自分だけの決断、自分だけの結末であり、それが報酬だ。
興味がわいたらぜひ手に取って、楽園を殺した犯人を捜しに来てほしい。
👍 : 4 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
794 分
非常に楽しくプレイさせてもらいました。
『議会メンバーが一度に全員殺された事件』
『24・25』『月』『シェルターで生まれ育った暗殺者』
『繰り返す楽園』『心地良いBGMを聞きながら島中を走り回る』
『楽園めいた島の地下に巨大工場』
『事実と真実は違う』
どこか引っかかるキーワードが多いと思ったら製作者が須田51ファン。
「シルバー事件」や「花と太陽と雨と」などの要素を分解して再構築しオリジナルの味付けをしたような作品。
そしてどう見てもイワザルポジションなアイツもいるよ!
👍 : 6 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
346 分
作中ノートPCの着信音が最高(最高)。
それ以外のセールスポイントは他レビュアーが過不足なく触れているため、僕からは"こんな人にはおすすめしません"という点をば。
簡潔に言うと、ダンガンロンパ(以下ロンパ)を期待すると肩透かしを食らいます。
常夏の楽園、殺人と裁判、ポップなUI、エキセントリックな容疑者たち、そして何より3Dマップ内にてキャラクターが立ち絵で配置されているのがいかにもロンパ的で、きっとこのゲームはロンパの影響を多分に感じさせる造りなのだろう!この手のフォロワー作品を待っていた!と短絡的・衝動的に購入したのは他でもなく僕自身なのですが、その一方的な胸の高鳴りが勘違いであったとプレイ開始ほどなくして気づくことになりました。
パラダイスキラーは、ロンパ(特にV3)やオブラ・ディン号の帰還、あるいはかまいたちの夜のような手がかりを集めた後の、推理に重きを置いた思考偏重のゲームではなく、オープンワールドを歩き回って証拠や証言を収集するまさにその過程をメインに据えた作品なのです。言うなれば、推理ゲーの舞台をオープンワールドにしてみたのではなく、オープンワールドを推理物の要素で飾っただけ。絶え間ないVaporwaveに浸りながら、超現実的な価値観と歴史を持つユニークでキッチュな南の島を観光することこそが作品の本質なのでしょう(それゆえファストトラベルも制限的)。主客において、推理部分は先に立つものではありません。
とは言え、上記は過度で個人的な思い込みの成せる評価であり、大半のプレイヤーはフラットに、バカンスと陰謀に彩られた箱庭の探索を楽しめると思います。
あんましダンガンロンパっぽくはないよ。それを期待しないで。というだけで。
👍 : 6 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
725 分
10時間ほどで実績コンプ。
こんな人におすすめ:
・神や悪魔を含めた独特な世界観が好きな人
・ヴェイパーウェイヴなグラフィックと音楽が好きな人
こんな人におすすめしない:
・FPS視点で同じ場所何回も往復するのがダルい人
・シナリオが面白い「推理ゲーム」がしたい人
感想:
あくまでも「探偵ゲーム」であり、「推理ゲーム」ではない。
とにかくずっと歩き回って証拠を集めて聞き込みをするゲーム。
法廷パートでは、犯人だけ指名すれば集めた証拠を使って自動的に推理してくれるので、プレイヤーが推理に介入できる要素が少ない。
証拠が揃ったら誰が犯人なのかそのうち自然とわかってくるような構成なので、驚くような展開もない。
もしこれを推理ゲームとして見るとそこまで面白くはないが、とにかく圧倒的な世界観とアートと音楽、これだけでも「このゲームでしか出来ない体験」があるため遊んでみる価値が十分にあると思う。
法廷ものとして見るシナリオの不満点(少しネタバレ?)
[spoiler] 証拠がほぼ証言や状況証拠だけの場面でも裁判長が主人公の一方的な推理を信じるのが違和感を感じるが、現実の裁判でも最終的な判決を下すのは裁判長なので一概問題点とは言えないかもしれない…… [/spoiler]
あと[spoiler] 誰を告発・処刑してもゲームは進むが、それは主人公が決めた真実であり事実とは限らない……という点も少しモヤモヤするが、そこも現実の裁判と同じだからリアルといえばリアルかな……個人的に、読者に解釈を委ねるミステリー作品は苦手 [/spoiler]なのでここは私が合わなかったところですね……
でも本当に、音楽がスーパー最高だったので、音楽聞くだけでも買ってよかったと思った!
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
861 分
完走したのでレビュー。最高。
まず自由に捜査できるオープンワールドミステリーという時点でもう魅力的。そこに惹かれて購入すると、プレイしてすぐに目がチカチカするような濃厚な世界観に打ちのめされる。神や悪魔の存在。カルトチックな慣習。謎多き登場人物達。馴染みのない単語の連発に最初は「?」となるが、プレイを進めると理解できるようになっていく。だんだん点と点が繋がっていく感じが心地よい。世界観を紐解いていく楽しさが丁寧に表現されていると感じた。
ミステリー部分もしっかりした作りである。捜査が進むにつれて謎が謎を呼んでいく展開。複雑に絡み合う複数の陰謀。様々な可能性を模索した末、一つの真実にたどり着けたときの達成感たるや。是非攻略を見ずにプレイして頂きたい。
日本語訳の質はかなり高い。最初のほうの会話がちょっと分かりづらいのは世界観が複雑故で、後からちゃんと説明が入るので安心してほしい。
足湯は見つけ次第真っ先に入ろう。あとクリムゾンちゃんかわいい。
👍 : 12 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
763 分
パラダイスと呼ばれる島で起きた大量殺人事件を捜査するミステリーADVです。
このゲームで特筆すべきは何よりも設定の特異さです。
あらすじも設定も疑問符がつくような単語ばかりでなかなか入ってきませんでしたし、このあたりで好みが分かれそうな感じはします。
ただ、表面的な部分がわかりづらいだけで行動原理などは十分理解できるものであり、一般的な捜査ゲームと同様に進めることができると思います。
ゲームは島内を一人称視点で探索しながら証拠を集め、任意のタイミングで裁判を起こすという形で進行します。
しかしマップ内には証拠以外に世界観を補完する収集アイテムやお金も大量に散らばっており、どれが証拠かよくわからないので結局全部拾い回ることになってしまいました。
そしてこの証拠集めがゲーム時間の多くを占めているためにけっこうダレました。
1つの巨大な事件を解決する形なので仕方ないのですが、章立てで区切った方がメリハリがついたようには感じます。
また、ファストトラベル地点の解放と利用にもお金が必要なのはちょっと使いづらいかなと思いました。
一方で裁判は今まで集めてきた証拠を次々と叩きつけていくので爽快感があります。
しかも告訴する容疑者は自由に選択できるので、証拠次第では犯人ではなさそうな人を有罪にすることもできます。
真実を作り上げるのはプレイヤーであり、事実と真実が同じとは限らないのです。
ただ、推理をするというよりは見つけた証拠を順々に突きつけるだけなので、自分で考えながら推理するという面では物足りないかもしれません。
ちなみに裁判の進行役の「判事」というキャラは主人公の判断を全面的に信頼しており、「謎という河床に、期せずして真実の閃光が走りました!」などと叫びながら大抵の推理は受け入れてくれる素敵なキャラで、某サイバンチョといい勝負をしているので必見です。
ゲームの全体的な演出、雰囲気、収集アイテムなど、多くの面で「ダンガンロンパ」へのリスペクトが感じられたのも良かったです。
こういうゲームもっと増えろ。
ミステリーもののADVやダンガンロンパ好きにはおススメです。
👍 : 11 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1116 分
2021/08/20追記:Steam版が日本語アップデートされました! Switch版も同時発売。あと、3D酔いする人はオプションで視野角を調整するといいらしいです。
オープンワールドの島を縦横無尽に駆け巡りましょう。このゲームの探偵は不死身なので高所から落下しても死にませんし、ビルからビルへと飛び移る超人的な機動力があります。高層ビルの屋上から「あそこか!」と目星をつけて飛び降りるエクストリーム捜査がウリ。市街地を再現した3Dフィールドならではの捜査が楽しめます。
10時間から15時間くらいで完全クリアできます。
やや過激な表現がありますが、トレイラーに映っている殺人現場や、血のようなものが流れる噴水が大丈夫ならプレイできるでしょう。
英語でプレイする場合、会話を楽しむのはハードルが高いです。日本語対応を待ちましょう。ただし、捜査で分かったことや、これからやるべきことが捜査ファイルにまとめられていき、その英文は会話より読みやすいはずです。捜査ファイルさえ読めれば、あとはフィールドを隈なく探索していくだけで自然と事件は解決できます。「会話の内容を理解して推理しないとクリアできない」というような本格的な推理は要求されません。楽しいのは、証言と証拠品を集めていく過程で自分なりに推理していく部分です。探索を完全に終える前に、自分の推理をまとめてみるといいでしょう。裁判は解決編のようなもの。
探索で失敗したくない人向けのゲームシステム説明:
・[spoiler] Blood Crystalは、各種のアップグレードにも必要なので、ファストトラベルで無駄遣いしないほうがいい [/spoiler]
・[spoiler] 容疑者との会話で"HANG OUT"を選ぶと好感度が上がり、一定以上で"PROBE"というコマンドが増えて重要な証言が聞ける。間隔を空けて何度も訪問しよう [/spoiler]
👍 : 17 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
651 分
[h1]誰が楽園を殺したか? 異色のオープンワールド法廷バトル[/h1]
外宇宙の神々を崇める組織「シンジケート」が支配する、数千年おきに崩壊と再生を繰り返す島。
13度目の島の崩壊に関与したかどで永遠の幽閉刑に処されていた主人公「レディ・ラブ・ダイ」は、24度目の終末を目前に起こったシンジケート幹部全員の殺人事件を解決するため、300万日という時を経て再び島に降り立つ。
[h1]プレイ動画[/h1]
https://youtu.be/RIJ31GiiNWY
[h1]ゲームシステム[/h1]
ゲームは大きく「FPS視点での捜査パート」と「犯人を告発する裁判パート」に分かれている。
捜査パートで供述と証拠を集め、裁判パートで審議を行うことでエンディングへ、という流れ。
捜査パートがオープンワールドになっているのが特徴だが、捜査の展開に分岐はなく基本一本道で、登場人物たちとの会話は捜査の進行によってのみ変化する。
そのためゲームとしての構成はむしろ古典的なADVに近い。
強引に一言でまとめると「探偵パートがFPS視点の逆転裁判」。
[list]
[*]プレイ時間
10時間ほどでこれが真相ではないかと納得できる結末にたどり着き、クリア。
ただし、収集要素はかなり取りこぼしている。
[*]言語
2021/8/20のアップデートで日本語字幕に対応。
用語が独特・難解だが翻訳の質は良い。
[*]実績
非対応。
[*]リプレイ性
総じて低い。
裁判パートには複数の結末があるものの、「誰が有罪か」の差しかなく、大きな分岐はない。
捜査パートのマップはアップダウンが激しく主人公の移動性能もあまり高くないので、一からやり直すのは正直きつい。
ただし、どちらも基本的に詰まないよう考慮されているようだ。[/list]
[h1]グラフィック[/h1]
華美ではないが特徴的。
舞台の島は一見リゾート風だが、ハイソなマンションに隣接して日本風の団地が立ち並び、ヤシの木が茂るビーチから海を見るとピラミッド、そしてジッグラトを一望できる露天風呂……と、その景観はまさにカオス。
それらがマイアミブルー主体の南国風UI、後述のBGMと相まって何とも言えないトリップ感をもたらす。
また、アクティベート可能なオブジェクトがピンクで塗られておりユーザビリティの配慮もされているのが、視力も注意力も低い自分には嬉しかった。
反面キャラグラフィックはマップ上で一枚板のテクスチャで表現されており、必要最低限で簡素。
[h1]サウンド[/h1]
80~90年代風の洋楽ポップスで統一されている。
BGMはマップに点在するスピーカーから入手し、自分で切り替えて聞くシステムとなっているので場面ごとの使い分けはないが、どれも爽やかでどこか懐かしく、浸れる良い曲揃い。
SEはどことなく国産推理ADVらしさがありしっくり来る。
というか、明らかに逆転裁判っぽいのが混ざっている。
[h1]操作性[/h1]
主にXBOXゲームパッドでプレイ。
複雑な操作は必要とせずレスポンスも良い。
[h1]評価[/h1]
[u]○GOOD[/u][list]
[*]型破りな世界観を反映したアートワーク
[*]ミステリーに特化したシステムとインタフェース
[*]裁判パートのカタルシス
[/list]
[u]×BAD[/u][list]
[*]本格ミステリーではない
[*]役に立たないマップ[/list]
オープンワールドのミステリーというジャンル自体はそれなりにあるが、本作の特色は奇想天外な設定、そして真相を暴くための裁判パートの存在。
世界観はストアページを読んでもよく分からないと思うけど、実際遊んでみるとさっぱり分からない。
が、島じゅうをさまよい歩き、参考人たちに聞き込みをし、山のように用意されている収集アイテムを入手してフレーバーテキストを眺めていると、この楽園のような島の成り立ちと現状を察することができるようになってくる。
事件を紐解くためのデータベースが非常に高性能なのも評価点。
手に入れた証拠や証言は自動的にカテゴリ分けされて人物・時系列順にまとめられていく。
読み返すことで「もしかしたらこの事件はこういうことでは?」と推測でき、徐々に手掛かりが収束して核心に迫っていくのを実感できた。
これはミステリーに特化したゲームデザインならではの長所だと思う。
そして、捜査の最後に待ち受けている裁判パート。
ここでは手に入れた証拠と証言で真犯人を探しだし糾弾することになるが、この演出が熱い。
主に証拠を突き付けることで進行し、細かい推理をする場面はほぼないが、証拠をよく見れば近い結論は導き出せるので納得感もあり、カタルシスを得られた。
捜査パートではどんなに有力な証拠を問いただしても嘘つき呼ばわりされ、一笑に付されてしまうレディだが、ここでは一転攻勢、山のような証拠を突き付けて容疑者を論破することができ、プレイヤーのテンションもアップ。
それに花を添えるのが進行役のサイバンチョ、じゃなかった判事のリアクション。
裁判を進めていくと感極まったのか「私たちを真実という島の休暇に導くのです!正義のビーチで真実という名のカクテルを楽しませてください!」などと叫び出す。
お前は何を言っているんだ。いや分かるけど。
なお、ゲーム中はいつでも裁判を開始でき、強制されることがない。
証拠が揃ったと判断できればいつ始めてもいい反面、全ての証拠が揃ったかどうかは誰も教えてくれないので、その結末まで含めて全てはプレイヤー次第。
買ったはいいものの捜査パートでダレてしまった人は、一度セーブしてから裁判に挑んでみるのも面白いと思う。
ゲームの流れとしては書いてきたとおり、クライマックスの盛り上がりがあってとても良いのだけど、反面トリックについては少し肩すかしだった。
密室、アリバイ偽装などといった正統派のトリック崩しがメインではあるものの、オカルトや超能力が重要な場面で登場するので普通に推理しても絶対に謎が解けない。
そもそも悪魔憑きが真犯人として拘束されていたりするので何を今さらって感じではあるけど、せめてそこだけでもフェアにしてほしかった。
サイバンチョが終始レディの肩を持つのも、頼もしくはあるものの法廷バトルとしては少しアンフェアかも。
明らかな難点は、マップが大まかすぎて役に立たないこと。
島はそれなりに広いが全体マップは低解像度の画像一枚しかなくズーム不可、ミニマップはおろかコンパスすらないので、始めたての頃は迷いまくる。
また、一部の証拠集めに必要なアイテムの回収もこのせいで辛い。
自分は「K.HXの工房」に辿り着けず1時間ぐらい彷徨いました。
実際に遊ぶと本当に何度も何度も各キャラに話を聞かないといけないので自然に道を覚えるけど、そこまで行く前に力尽きる人もいそうに感じた。
これを我慢できるかどうかは、根気よく捜査を続けられるか、ひいてはこの世界に魅力を感じられるかどうかによると思う。
[h1]総評[/h1]
癖は強いがユニークな作品。
難解な世界観を背景に持ちながらも、その文脈は旧世代ハードから続くテキストベースADVの色が濃く、特に逆転裁判シリーズの影響が強くうかがえる。
もちろん先述の通り本格ミステリーではないので、熟考したい、謎に挑みたいというよりも、世界観を楽しみながらじっくりゆったり遊べるADVが好きな人、法廷バトル好きな人なら。
👍 : 58 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
862 分
まだプレイ途中なので追加された日本語についてのレビューです。
ちょっと微妙なフォントで翻訳大丈夫かな?と不安になり、
プレイし始めの時は会話文を読んでも、「どういうこと!?」となることが多く、
もしかして翻訳イマイチなのか…と思いましたが、
単純に世界観のクセが強すぎて設定を理解出来ていないだけでした。
イマイチな翻訳にありがちな、急な口調の変化や直訳過ぎて意味が通じない文などはほとんど無く、
プレイする上ではそれほど問題になることは無いと思います。
👍 : 22 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1878 分
■これ何?
神とか悪魔とか超技術とかがある世界で、
捜査して証拠や証言を集めて裁判で悪い奴を告発して裁くゲーム。
主人公は優秀な元・捜査官。過去にやらかしてパラダイスを永久追放されたが、
密室大量殺人事件が発生し主人公による捜査が必要と判断され、300万日ぶりにパラダイスに戻ってきた。
ゲームの95%は捜査パート。時間制限は無く、昼夜が何度入れ替わっても事件があったのは「昨晩」。
捜査パートでやること残ってるうちに裁判を始めないように。
裁判パートはあっさり目。証言にムジュンをつきつけたり、反論を言弾で撃ち抜いたりはしない。
主人公がほぼ一方的に集めた証拠をサイバンチョにぶちまける。
足を使った捜査と聞き込み、推理が好きならおすすめ。
日本語非対応。
■自動セーブが無い&ハングは突然に
ゲーム内で自動セーブが無いから手動セーブしろという警告が出た時に
「後戻り効かなそうなところはゲーマーの本能で分かるから。その前に手動セーブするから。」
と考えていたが、まさか自販機でジュースを買ってハングするとは思わなかった。
数時間分の捜査&アイテム集めが吹っ飛んだ。
クリアまでに自販機以外の場所でハングったことは無いけど、こまめにセーブしよう。
■3D酔い
個人差はあるだろうが、デフォ設定だと割と酔う。
スタートしたら、まずFOVを上げること。
■世界設定がかなり難解
そして難解な設定を支える固有名詞にもかなり癖がある。
まずは捜査を進めながらも、世界観を少しずつ理解していかないといけない。
■スターライトめっちゃ有能、でも地図アプリはゴミ
会話で集めた証言や拾った証拠を、事件と容疑者を整理して要点まとめて保存してくれる上に、
未解決の問題や次のアクションについて指針を出してくれる。
序盤は溢れんばかりのTo doに目がくらむかもしれないが地道な捜査で一歩ずつ前に進めていこう。
その証拠がどこのフォルダに保存されたか常に表示する設定はONにしておくのがおすすめ。
一方、全体マップが不親切すぎる。どうしてこうなった。
俺みたいな方向音痴は迷いながら体で覚えるしかない。
■音楽
80~90年代ポップテイスト。トロピカルな感じでとてもよい。
■操作
FPS視点でジャンプアクションするの嫌い。ジャンプ中にコントロールが効かないのも嫌い。
思ったところに着地できずにイラっとすること多々。
ジャンプ周り以外の文句は特に無し。山から海へとあちこち歩き回るけど俊足なのでそこまでストレスではない。
■ほか攻略情報
・捜査は足が基本。歩けるところはくまなく歩きまわる。意外なところに意外な証拠があるかも。
・土地勘を付けるためにもまずは散歩がてら金(クリスタル)を集めよう。拾える物が近くにあるとノイズ音が聞こえるので参考にしながら。
・足湯は金が溜まり次第入ろう。
・ジュースは買っていこう。
・スターライトのアップグレードも早めにやってもらおう。
・K.HXの小屋等がある山の上へはコンビニとかある民家側から山に入るのではなく、
シンジケートHQ側から山に入る(サイバンチョが居るところに向かう道から)
・金は最終的にはそれなりに余るはずなので、タクシーはばんばん使っても問題ないと思われる。
特定の行きにくい場所にだけタクシー代払うようなプレイをして、それでも40くらい余った。
■ゲーム内ノーヒント(多分)なので個人的にわかりにくかったところ。一応伏字。
[spoiler]・詰まった自販機は、ジュースを買いまくれば(途中から無料になる)誰かがなんとかしてくれる。[/spoiler]
[spoiler]・Dead Zoneは瘴気が外に漏れださないようにコンクリで周囲を固められてる。てっぺんに、その瘴気を抑えるバルブがある。[/spoiler]
[spoiler]・お墓を抜けた先も歩き回って調べてみよう。何か見つけたなら、その場では何もできなくても、覚えておこう。[/spoiler]
👍 : 67 |
😃 : 1
肯定的