Sands of Salzaar のレビュー
エキゾチックな砂漠を舞台に、ライバル都市や派閥を相手に、兵士を集め、訓練し、戦いに導こう。カスタマイズ可能なキャラクター、職業、派閥。この土地には様々な隠された秘密があります。
アプリID | 1094520 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | 汉家松鼠Han-Squirrel Studio |
出版社 | XD |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, スチームワークショップ |
ジャンル | インディー, ストラテジー, RPG, アドベンチャー |
発売日 | 15 12月, 2021 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | Simplified Chinese, English |

22 641 総評
18 556 ポジティブなレビュー
4 085 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
Sands of Salzaar は合計 22 641 件のレビューを獲得しており、そのうち 18 556 件が好評、4 085 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Sands of Salzaar のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
3274 分
主軸のストーリーと世界背景として大きく5つの部族が勢力争いをしているような内容です。
ゲーム内時間で世界管理がされており、例えばクエストだと日数満たすと再度受けられたり、クエスト自体失敗したり・・(但しお使いクエなので失敗しようが無い)各勢力(の配下にある部隊)もリアルタイムで小競り合い等の動きがあります。
雇入れ部隊の属性、固有武将の数や装備にティア要素があるためやりこみ要素求める方はやってみても良いかもしれません。
今後のアップデートに期待しています。
英語が追加されたので多少内容が理解しやすくなりました。
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
8992 分
2D版Mount&Bladeと他の方のレビューにも書かれている通り、似ている点の多いゲームです。
基本的にはあの感じを想像してもらって構わないのではないでしょうか。以下のレビューもMount&Bladeとの比較から語った部分も多いです。
以下は英語でプレイした上でのレビューです。
◎良い点
・主人公のスキルカスタマイズが豊富です。他のキャラからスキルを教えてもらえるため、かなり独特な性能の主人公を作り出すことが可能です。あのキャラとあのキャラのスキルを組み合わせられたら強いのになー、という事が主人公なら可能です。
・クエストの内容が(物によっては)そこそこ凝っています。特に英雄が絡んでいるサブクエストは世界観が伺えるものが多く興味深いです。
・周回プレイでの味付けを自由に変えられます。クリア後に解放される主人公がいたり、プレイ中に達成した項目によって得られるレガシーポイントを使って強くてニューゲームのような事も可能です。
・派閥の長も自分の傘下に入れる事が出来ます。派閥を滅亡させてもそのメンバーは世界に散らばるだけなので、そこから勧誘すればOK。
・やり込み要素もそれなりに豊富です。トレハン、隠し兵種、強ボスの日数制限付き撃破など。一部の隠し兵種は攻略見ないとわからないレベルで難しいです。
・全ての英雄にバックボーンが用意されています。よくよく読んでみると結構面白い関係性を持つ英雄もいます。
・無料DLCと公式MODで更にゲーム内容を拡張できます。特に無料DLCは入れておいた方がいいでしょう。
×悪い点
・メインクエスト終盤のテンポが非常に悪いです。やっててダレます。
・大多数を率いる戦いになると戦闘中何やってるかさっぱりわからなくなります。自操作したい人は困るでしょう。
・英雄の位置を把握するのが面倒です。マップ上から都市の情報を見ることでそこにいる英雄が表示されるのですが、それには特定のタレントが必要になります。そのタレントが無いと実際に行ってみない限り誰がいるかわかりません。また、都市にいない英雄は「○○地方にいます」くらいの情報しか出ません。
・先述の通り英雄はきちんとバックボーンが設定されているのですが、ランダムで発生する会話イベントや、勧誘時の会話、好感度アイテムを譲渡した時の会話などのほとんどが全キャラ共通の定型文です。しかも共通なせいか英訳が手抜きで、女の子の話をしていてもHeと言ったりします。
・戦闘中に地形に引っ掛かって移動しないキャラが出てくることがあります。敵によってはそれでハメられたりするので、1対1戦だとこれで勝てる敵もいますが……。
・ランダム会話イベントの仕組みがしっくりこないです。会話の最後に選択肢が表示され、その選択肢次第で好感度が上下するのですが、例えば「AとBの二人が揉め、主人公が裁定する」という会話の時、最後の選択肢でAに肩入れしたのにAの好感度が下がってBの好感度が上がるという事が起こり得ます。これは選択肢の属性(Calm、Cunning、Kind…等々)によってのみ好感度が上下するようになっているためです。例えばAに肩入れする選択肢がKind属性だったとして、AがKind属性を嫌う英雄だった場合はAの好感度が下がってしまうわけです。ただ会話的にはおかしなこと事になりますが、選択肢の属性は可視化されているので、好感度の管理はある意味わかりやすいといえばわかりやすいです。
△人によるかもしれない点
・現状日本語はありません。英語はそれほど難解ではないので頑張ればいけますが、その英語がちょっと変なようです。英語ネイティブの人からするとマズイ英語らしい。私も幾つかは気になりました。
・都市戦のマップの種類が非常に少ないです。というか都市戦でも野戦みたいなマップで都市ごとの個性が弱いのが残念でした。ただし、その分開けた簡素なマップなので戦闘のテンポはよく、一概に悪いとも言えないです。
・特定のキャラが異常に贔屓されています。自分は気になりませんでしたが、気にする人は気にするかもしれません。明らかに優遇され過ぎているので。
👍 : 4 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1186 分
M&Bのような一定の地域をぐるぐる回りながら交易や戦闘を楽しみたい方にはお勧め。
こちらは個性豊かなコンパニオンキャラが多いのがいい感じ、相性が悪いコンパニオン同士が喧嘩したりするのも楽しめました
ただ個人的に、自分以外のNPC達のレベル上昇速度とレベル上限、コンパニオンの雇用数上限のあたりは面白さを阻害する要素かなと・・・。
👍 : 6 |
😃 : 1
肯定的
プレイ時間:
561 分
2020年9月のアップデートで英語が追加されたので購入してみました。
早期アクセス中につきかなり荒い部分もあるのですが中々面白いです。
やってる事はMOBA操作のMount&Bladeなんですが、かなりポテンシャルのある組み合わせですね。
スタートからの流れですが、まず10数種類のクラスの中から選んでキャラクターを作成します。
キャラクリのためのポートレートは(ルックが中華風なのを覗けば)組み合わせも多く色々選べます。
特徴付けのためのポイントを使うと、スキルやら所持品やらをカスタマイズできます。
(この初期ポイントはゲームを進めていくうちに増加していくので繰り返し遊ぶと強いキャラで始められます)
キャラクリが終われば、申し訳程度のチュートリアルイベントを経て荒野へ放り出されます。
最序盤はとりあえず最下級の兵士を雇い、野盗を養分にレベル上げと略奪に勤しむ事となるかと思います。
その後は
・町でクエストを請けて稼ぐ
・ダンジョンに潜る
・盗賊のアジトを潰す
・仲間にプレゼントを上げて雇用する
・武器、アイテム集めに勤しむ
・兵隊のレベルを上げて上級職に育成する
・育ってきたら仕官したり、旗揚げしたり
とか割と好きに遊ぶ感じです。
この辺のプレイフィールはまんまMount&Bladeです。
一応メインストーリーらしき話もあるので、気が向いたら追ってみる感じでしょうか。
現時点では伸びしろを考慮してオススメとしておきますが、熟成するまでにもう1年くらいは必要かもしれません。
とりあえずウィッシュリストに入れ推移を見守りつつ、大きなアップデートで目に見えた変化が出たら手を出して見ると良いかもしれません。
👍 : 9 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
1576 分
つい最近になって続編が出た『Mount & Blade』。この作品がどれだけ凄い作品であるかを説明するのには多くの文字数が必要だろう。一塊の人間が兵士を集め、周囲の蛮族を殴り合ってスキルを磨き、都市や村の願いを効いて金を稼ぎ、国に一人の将軍として志願し、いつしか一国一城の主となっていく。これらが断片的ではなく、全て地続きに同じフィールドで繋がっているという、オープンワールドの中でも不思議な没入感があったことは間違いない。
とはいえ『Mount & Blade』にも開発の方針があり、開発リソースにも限界がある。ユーザーにとっては段々とやりこんでいくうちに、様々な部分で不満が出始める。不満があるならば自分たちで改造してしまえばいいというわけで、Modとかで元のゲームを改変してしまうわけである。
しかしだ、そもそも不満があるならば同じようなゲームを作ってしまえばいいのではないか。
そういう経緯があったかどうかは知らないが、本作の『Sands of Salzaar』は本当にゲーム体験が『Mount & Blade』にそっくりなのである。もちろんそのままではなく、恐らくこういうところが不満だったなというところが、良い意味で改善されている感じがある。
実際に類似点は数多く存在してる。『Mount & Blade』の特徴として、主人公は兵隊を連れてフィールドを歩いているということになっており、戦いを共にしていくとどんどんそれらの兵が強くなっていくのだが、『Sands of Balzaar』も同じように兵隊を連れて行って育成することになる。また戦闘中もこれら兵士が入り乱れて戦うことになるのも一緒(ただし、LoLやDota2風のバトル)。また、国同士はお互いに関係性があり、険悪な国同士は戦争状態になっていて、街を取られたり奪い返したりを繰り返している。また、各固有キャラクターは時間が経つと、国に仕えたり、また国を見限ったりしている。あるいはそのキャラから依頼を受けたり贈り物をしたりなんかして、好感度をあげてパーティに誘うこともできる。
そういう中で自分の好きなように生きていくわけだが、オープンワールドの常でいきなり「じゃあ今から好きにしてください」といっても困惑する人も多いわけで、ちゃんとそういう人のために、割と長めのメインクエストと、また細かなサブクエストも用意されている。街の人々が要望するサブクエストをこなすだけでも、それなりに楽しめる。また、オープンワールドとはいえ、ちゃんとLv1用のスライムみたいな難易度の敵も存在するので、理不尽に殴られて死にまくるということはなく、順当に成長していけるのも良い(ただし、ちょっと油断するとめちゃ理不尽に強い敵がいる)。
また『Mount & Blade』は架空の世界だが、あくまで現実なものであるため、あまりにもファンタジー的な要素は殆どなかったのだが、『Sands of Salzaar』は東洋ファンタジーなので、魔法上等、主人公は大蛇やインプ、はたまたゴーレムを引き連れながら、自分は巨大なドラゴンになったりするわけで、そういう魔法生物を引き連れるのが好きな人間としては大変に高いポイントになった。
現段階でも、1500円にしては十分楽しめてもったいないほどなのだけれども、難点があるとするならば、2020/09の段階では日本語が用意されていないところである。とはいえ、このレビューが書かれた直前に英語のサポートが始まって、やっと中国語以外の人にプレイできるようになった感じなので、まだまだ先になる可能性は大きい。結構テキストが多いゲームであるから、英語が苦手な人にとっては苦痛なのが難点だろうと思う。
ただ『Kenshi』とか、そういった尖ったオープンワールド系のゲームが好きな人にとっては、完全にお薦めできるゲームなので、是非手にとって遊んでみてはどうでしょうか。
👍 : 21 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
80 分
ちょっと英語力的に手軽にプレイできる範囲ではなかった。
日本語化お願いします。
👍 : 18 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
4977 分
ルナティックドーンみたいなゲームを探していてたどり着いた本作
世界を旅してクエをこなしたりダンジョンやボスに挑戦したりという点では期待どおりでした。Mount&Bladeのように様々な兵隊を雇っての軍団による戦闘コンテンツも色々あります。
【基本的なゲーム内容】
・10種の出自を選んで、それぞれ固有のスキルで世界を旅する。
自キャラはスキルを駆使して戦うアクションゲームな感じです。
キャラクリ時に選べる顔パーツはかなり多い!
・メインクエ(火魔人を追い払う?)はあるが、放置して自由に旅ができる。
・固有NPCのクエをこなしたり、贈り物をしたりして仲間にできる。
主人公と同じく、様々な固有スキルを持ってます。
・各町にいるNPCのクエで、お金や天賦点(スキルツリー用のポイント)を得る。
・各地に点在するイベントポイント(レベル制の難易度が設定されている)で戦闘し、アイテムを得たり兵隊を雇ったりして自パーティーを育成。
現状は主人公1人、3人のNPC、手持ちの全NPC+部隊での戦闘の3パターン
ダンジョンもまだ未実装でTRPG風の紙芝居が始まるだけです。
【今の所こんな遊び方ができる】
・世界を旅してレベル上げて装備をあつめる。
・メインクエをこなして世界を救う。
・5つの部族がせめぎ合ってるので、どこかの部族に士官して戦う。
・どこかの城を奪って独立勢力を旗揚げ。
・恋人を作る(家とか子供を生むとかはまだ)
・ゲーム中の実績をこなすと継承点(引き継ぎポイントみたいなの)が増えるので
増えたポイントを使って強くてニューゲーム(周回)を行う。
周回時はオプション選択で、敵も強くできる。
【まとめ】
アーリーアクセス開始したばかりで、まだ各要素が浅いですが現状でもそれなりに楽しめました。毎日のようにアップデートが入っています。
また、ロードマップが提示されていて、家を持てるようにしたり、NPCのさらなる追加、ゲーム開始時の世界情勢のカスタマイズ(今は固定)、自部隊が陣形を組めるようにしたり(今はなだれ込むだけ・・・)、攻城戦の強化、オンラインモードの追加なども予定している様です。
今後の開発に期待しておすすめとしたいと思います。
👍 : 18 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
3511 分
ファンタジーでスキルポイント触れるMMOっぽい、ハクスラっぽい感じの中国版Mount & Blade的存在。
しかし中国語か英語しか選べん!マイナー言語はお前らがローカライズしろよのスタイル。
じゃあ、自分で訳そうと思ってプログラム組んだりして一晩やってみたが、翻訳ファイル作成まではうまくいったのに、サンプル紐付けがなぜかほとんどのファイルがうまくいかなくてなぁ。
紐ついたファイルもセーブしてから読み込んだら固まってしまうので遊べんという。
結局英語でやりました。
ストーリー進行にバランスが悪い(キツイ)ところがあるが、詰んだらレガシー使ってやりなおそうね。
2周目からかもしれないが、ストーリーのテキストをスキップするボタンが右上にある。
枠の中の>>>を押してから右上押すと素早く飛ばせると思う。
「えー?英語かよ?じゃあ別ゲーやるわ!」って人は宇宙好きならX4: Foundations(宇宙戦闘ありの交易ゲー)
中世好きならMount & Blade 2(まあ別にWarbandでもいいが)
「いや、ただスキル振るRPG、ハクスラゲーがやりたいんだよ!」って人はLast Epochなどをやるといいと思います。
Last Epochに飽きたらPath of ExileやDiablo3(4は今はアカン)などをやるとよいかと思います。
俺サジェスト!
👍 : 15 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
9201 分
ノーマル1週とNG++の計3週、翻訳機を使いながら全統一&継承400埋めまでMOD無しでプレイしてみての感想。
【対応言語について】
1月時点では中国語のみではありますが、capture2textをインストールし、中国語(簡体)の追加ファイルを入れることで支障がない程度には1クリ翻訳しながらのプレイが出来ました。将来的には日本語もオフィシャル言語としてサポート予定とのこと。
【世界観やシステム】
雰囲気やトレハン要素はkenshiに近い。
戦争や外交等のシステム面は2Dのmount&bladeⅡと思ってもらえれば良いです。
【NPC】
NPCが50人ぐらい?固有スキルをもった状態で存在しており、プレイヤーはクエや贈り物で好感度を稼ぎながらPTに誘っていきます。
またゲームスタート時にほぼ全てのNPCは在野状態ですが、時間が経過するにつれ各勢力が勧誘をし始める仕組みでした。
細かなサブクエストも十分な数があり、中にはクリアしないと周回で開放されない固有NPCも存在します。
【トレハン要素】
装備品が白、緑、青オレンジの4段階まであり、特定のダンジョンからゲットしたり、はては領主限定の領主ダンジョンでゲットしたり出来ます。
また、通常動物以外にも希少種の動物を仲間に出来たりしてガチャ要素もあります。
【ゲームモードと周回要素】
ネタバレになるので少しにしておきますが、基本的にプレイ開始の1月から7月までメインクエストの導線があり、
7月移行はフリープレイとなります。(1月から好き勝手にプレイすることも全然可能)
○○ボスを倒せ等の様々なアチーブメントをクリアする事でスコアが蓄積していき、次週プレイ開始時に継承ポイントとしてボーナス能力を獲得し、難易度の上がった周回が楽しめました。
MOD或いは公式サポートでいずれ日本語英語は追加されると思いますが、待ちきれない方はcapture2text(手動で中国語簡体)を入れてプレイしてみてはいかがでしょうか。
👍 : 52 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
28872 分
正式リリースされたのを実績全解除までやったのでレビューを書きます。
本作は大雑把にいうと過去に色々あって戦争が続く東洋風の世界で、プレイヤーが自分の仲間・軍を集めながら生き抜いていくという作品です。[u][b]多対多のリアルタイム戦闘で自分の育てたNPCの軍勢がごちゃごちゃわーわー戦ってるのを見るのが好きなかたに特におすすめ。[/b][/u]
また[b]ロールプレイの自由度が高いのも本作の特徴[/b]だと思います。複雑な世界情勢の中どこかの勢力に加わるもよし、自分の国を立ち上げて世界制覇を目指すのもよし、あるいは戦争無視してダンジョン巡りをしてもいいし、兵を集めず一人旅を続けてもいい。一応メインクエストがありますが、これも無視してしまってもよい。人を助けてすっきりするのも変な選択肢選んで後味悪くなるのも自由。とにかく好き勝手生きることができるので、ロールプレイして遊ぶのが好きなかたにもおすすめです。
なお主人公は最初にそれぞれ異なる生い立ちを持つ8タイプ+名無し(+α)の中から一人選んでプレイします。[b]主人公の見た目は自由にキャラメイクできるのと、名前以外は後から変更も可。[/b]
ボリューム的には初回シナリオクリアまで20時間程度~たくさん寄り道すると100時間以上、コツを掴んだ2周目以降はメインクエだけなら数時間でクリア可です。また周回して実績のようなものを達成することで“強くてニューゲーム”要素が少し有ります。(※ただし序盤ちょっと楽になったり雇用枠が増える程度)
一応周回要素がある一方で[b]○日以内にクリアしないとゲームオーバーといった時間制限はない[/b]ので、ひとつの周回を長時間じっくりやりこんでも楽しめます。ぼくのかんがえたさいきょうの部隊作成や世界制覇などを目指す場合はこっちのプレイスタイルになる感じです。
[h1] よかったところ[/h1]
・大軍を率いて戦うのが楽しい
・兵種が豊富で部隊構成の自由度が高い
・ロールプレイの自由度も高い
・やたら力の入った重厚なプロット
・かわいいキャラが結構いる
[h1] 残念だったところ[/h1]
・最初は地名人名などを覚えるのが大変
・クエストガイド等、説明不足な点が多い
・ちょっとバランスの悪い部分がある
・1対1戦
・日本語訳がない
・バグで一部の実績が達成できなかった(修正済)
======================
以下はよかったところと残念だったところの詳細です。
[h1] よかったところ詳細[/h1]
[b][u]やはり何よりも楽しかったのは、育て上げた圧倒的な軍勢で敵を踏みつぶしてニヤニヤできるところ[/u][/b]です。いわゆる「我がほうの戦力は圧倒的ではないか!」みたいなのが大好きな人には特におすすめ。とても爽快です。
また騎兵・弓兵等の一般的な兵種だけでなく各属性魔術師などのファンタジーな兵種がある上、狼・熊・Kitsune・ゴーレム・ドラゴン他のモンスター類も仲間にできます。もちろん攻城兵器もある(人に向けてもよい)。それらで構成された自分オリジナルの部隊を引き連れて暴れ回るのは非常にたのしいです。
ロールプレイの幅が広いのは冒頭でも述べたとおりですが、プレイスタイル・攻略順などの自由度もかなり高く工夫のしがいがありました。これRTAとかやったらきっと楽しい。それと他の英雄(名有りNPC)たちもプレイヤーと同じように好き勝手動くので、どこの勢力が優勢になるのかなど、何度周回しても同じ展開にならず飽きが来ないのも良いところだと思います。
プロット(ストーリー)についてはどれも結構な文章量があり、話にもかなり力を入れている感じでした。そのため本作は[u] メインクエストを追って通常のRPGとしてプレイしても楽しめる[/u] と思います。またそれ以外にも初期選択主人公ごとの専用キャラプロットやNPCのサブクエスト、たくさんいる英雄たち一人一人の過去にかかわるフレーバーテキストも読み甲斐があって良いです。
しかし一部のサブクエストでは話に気合いが入りすぎて主人公置いてきぼりで突然昼ドラがはじまり、私はいま一体何を見せられているんだろうと唖然とするようなのもありました。具体的に言うと[spoiler]Omar[/spoiler]のクエ。し、死んでる……。これはこれで面白かったですけれども。
そしてプレイする上で(個人的に)最も重要なキャラクターのかわいさについて。血生臭い戦争ゲーということで筋肉ムキムキの暑苦しいおっさん祭りになりがちなジャンルですが、[b] [u]なんと意外なことにかわいい女の子やお姉さんが結構います。[/u][/b] 仲間にできる英雄100人弱のうち[u][b] 3~4割が女の子[/b] [/u]です。やったーカワイイ!さすが大陸の人はこーいうとこよくわかってるな。非常に良き。同じアジア人として鼻が高いよ……。
[h1] 残念だったところ詳細[/h1]
まず私がつまずいたのは[b] [u]固有名詞の多さ[/u] [/b]です。Sands of salzaarの世界では、6つの地方に50近い都市があり、5つの勢力+αに分かれていてそれぞれに盟主や幹部たちがおり、それとは別に在野の英雄が何十人もいます。例えば適当に受けたクエストの依頼でいきなり[b]「Triptych RockにいるRebiyaがむかつくから殴ってきて!」[/b]みたいなこと言われても、プレイヤーからすると最初はそれが地名なのか町の名前なのかすらわかりません。それで地図とにらめっこしながらようやく目的地にたどり着いたと思ったら[b] RebiyaってDakn(国)の一番偉い人じゃん!ムチャいうなよ![/b] なんてことになったりもします。
一応初期開始地点の近くに各勢力の基本情報とここまでの争いの歴史を説明してくれるNPCはいるのですが、固有名詞が多すぎてこんなの一度に全部把握できるわけがない。そしてクエストのガイド自体かなり頼りないのに加え、[b]登場人物が全員リアルタイムで好き勝手に動き回っていてクエ対象も勝手に別の都市へ移動したりする[/b]ので、人の探し方を理解して慣れるまで一苦労でした。慣れればどうにかなるとはいえ、もうちょっと情報系のUIが親切だったらよかったかも。
また一部バランスが悪い?と感じた部分がありました。具体的に言うと[b] [u]英雄の好感度まわりと翡翠の必要量です。[/u][/b] 本作の好感度システムはプレイヤー・NPC間だけでなくNPC同士の間にも存在し、これまた勝手に変動し続けています。例えばAというNPCと仲良くしたらAと仲が悪いBの好感度が勝手に下がるなど。そしてそれは自PT内の味方英雄にも容赦なく適用されるので[b]何もしてなくても いつの間にか仲間との関係が悪化していて離反される[/b] なんてこともあります。あと終盤になるまで翡翠足りなさすぎ問題。中盤はとにかく翡翠(資材のようなもの)が足りないので翡翠消費する装備や部隊が使いづらいです。
まあそのへんのバランスについてはmodがたくさんあるので、気になる人はそれでなんとかしてねということなのだと思いますたぶん。前述のいつの間にか離反問題もmod突っ込めば一応解決するので気になる方はmodを入れましょう。ちなみにmodまわりは公式のmodマネージャーがあるので管理しやすいです。
そしてもう一つ残念だったのが[b][u]1対1戦[/u][/b]です。本作は基本的に多対多の戦闘なのですが、[b] [u]一部ボス戦やイベント戦では1対1など少人数での戦闘になる場面が結構あります。[/u][/b] あまりタイマン向けではないビルドのプレイヤーキャラの場合これがとてもきつい。最低難易度ならギリギリなんとかなっても高難度になると“詰み”がみえてきます。話の流れ上仕方ない部分もあるのですが、せっかく軍を率いてるんだから全部大人数で戦いたかったです。
最後に[b] [u]本作はまだ日本語訳がありません。[/u] [/b]前述のとおりストーリーに気合いが入っているのと、日本語で読んでも混乱しそうな複雑な内容もあるので外国語だとさらにわかりづらいです。
また作中では世界で起きている出来事のログがリアルタイムで画面左下に表示されていくのですが、見逃せない重要な情報も結構な早さでさらっと流れていきます。そのため英語か中国語を素ですらすら読めないと情報を見逃してしまうかもしれません。一応過去ログは見られるため即読めなくても何とかなるとは思いますが……。
それはともかくとして、作品自体はとても楽しめるものだと思うので日本語訳出たらきっと日本人プレイヤーも増えて界隈が盛り上がるはず……たぶん。今後日本語訳ついたらいいなと思いました(他力本願)
👍 : 59 |
😃 : 3
肯定的