The Bard's Tale IV: Director's Cut のレビュー
アプリID | 1091980 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | inXile Entertainment |
出版社 | inXile Entertainment |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, 部分的なコントローラーサポート, Steam トレーディングカード |
ジャンル | RPG |
発売日 | 27 8月, 2019 |
プラットフォーム | Windows, Mac, Linux |
対応言語 | French, German, Spanish - Spain, English, Polish, Russian |

46 総評
41 ポジティブなレビュー
5 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
The Bard's Tale IV: Director's Cut は合計 46 件のレビューを獲得しており、そのうち 41 件が好評、5 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、The Bard's Tale IV: Director's Cut のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
5089 分
雰囲気あるグラフィックとサウンドが印象的なダンジョンクロウル。
最近珍しい6人パーティ制とアクションポイントのシェアが面白いターンベース戦闘が特徴。パーティは最終的に6人となるが最初から全員揃っているわけではなく、ストーリーの進行とともに増えていく。その都度パーティスロットが解放されるので、そのタイミングでオリジナルキャラを作成しても良い。クラスは少なめで、バード/ファイター/ローグ/メイジの4種類、クラス内のスキルツリーでさらに個性を持たせられる。(二刀流ローグやシーフスキル特化ローグ、タンク役ファイターや出血/スタンを狙っていくトリッキーなファイターとか)
バードは戦闘中に飲酒することでMPを貯めつつ、味方のサポートや攻撃も行える勇者的キャラクター。移動中も音楽を奏でることで閉ざされた道を開いたりファーストトラベルしたりと、ゲーム進行のキーとなっている。(飲み干したジョッキを敵に投げる等、やや素行が悪そうな勇者であるが。)
戦闘中は敵の動きが賑やかで、お尻をフリフリ挑発してくる骸骨戦士や、おしゃべりなゴブリン、バードが歌うと怒りだす敵兵等々、見ていて楽しい。毒状態になれば苦しそうに咳き込み、炎で炙れば熱がり、とどめの一撃でのけぞり吹っ飛ぶという、ややオーバー気味のアクションが戦闘を盛り上げてくれる。逆にプレイヤー側は2Dのポートレートが少し動くだけという、妙に地味な仕様になっている。(キャラメイクの際は3Dキャラが激しく動くのに)
戦闘画面はプレイヤー側も敵側も8マスの自陣グリッド内を移動できるようになっており、攻撃の種類によってはグリッド内で攻撃範囲が限定されたり、ファイターの後ろに隠れていれば直接打撃は喰らわなかったり(飛び道具は喰らう)、ノックバック攻撃をすれば相手側の陣形を崩せたりと、戦闘が進むにつれて変化していくキャラクターの位置によって戦術を変えていく必要があり、なかなか面白い。
半面、敵の種類や攻撃パターンが多くなく、同じような敵と似たような戦闘ばかりになる事が多かった。ボスクラスの敵はちゃんと攻略法を考えないと倒せないが、これも同じようなパターンが多くちょっと盛り上がりに欠ける。
パズルや謎解きが結構多い感じがしたが、メインクエストの途上にあるものは難易度は高くなく試行錯誤で何とかなる程度、サブクエストのパズルは結構難しい。個人的には正しい順でベルを鳴らす謎解きが歯ごたえがあって楽しかった。逆にパズルを求めない人にはパスして進む設定も初期設定で可能になっている。
目立つ不満点としては、アイテムインベントリが整理できなかったり、ゲーム後半で商人達のお金が枯渇してしまい余剰アイテムの売却が出来なくなる等、雑なところは非常に雑で手を抜いているところ。また、あまり寄り道できるところもなく全体的に一本道のゲーム進行で、ほんの少しだけサブクエがあるが個人的にはもうちょっと探索要素が欲しく、面白いゲームなのにそこは残念だった。
バグが残されたままになっており、解除されない実績やパズルを解かなくても先に進めてしまう等があったが、ゲームが進行不能になるような深刻なものは無かった。
ラスボス討伐に必要な武器を入手すると、移動先が固定され回収不能なサブクエストが発生する。武器入手前に警告が表示されるので要注意。ラスボスを討伐するとゲームは終了となり、未回収のサブクエストにはアクセスできない。古いセーブデータからやり直そうとしても、セーブデータは20個までで順繰りに上書きされていくので、クリアする頃には昔のセーブデータは全部上書きされてなくなっている。
( C:\Users\\AppData\Local\BardsTale4\Saved\SaveGames にあるセーブデータを手動で別場所に保存しておけば大丈夫かもしれない。自分は気づいた時には後の祭りだった。)
ユニークなのは、デジタル版の攻略本(pdf)や謎解き用の星座版?(html)が付属していて、妙に凝っているところ。クリア後に読んでみたら、メインクエスト内のパズルも解き方がすべて解説されていた。
個人的には非常に楽しめたが、どうしても雑な造りが目立つゲーム。音楽や雰囲気には凄いこだわりと開発側の強い思いを感じたので、もっと他の部分にも情熱を注いで欲しかった。ダンジョンクロウル感は控えめなので、ターンベース戦闘とパズルや謎解きが好きで雰囲気重視な人におすすめ。
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
9544 分
ダンジョンクロウラーRPG。
テーマとグラフィックと戦闘システムはいいけど、敵/パズルの変化の少なさとUIの不便さが足を引っ張って親指上げるか下げるか迷う、そんな感じのゲーム。
良い
・タイトルの通り吟遊詩人や歌がテーマなところ。音楽も力入ってる。
・戦闘システムはそこまで目新しいわけではないけど、RPG戦闘のバリエーションの一つとして楽しめた。パーティ共有の行動ポイントとかグリッドとかそのあたり。
・マップのグラフィックはきれい。
・戦闘時にコマンド先行入力できるのはいい。
・グリッド移動か普通のFPS移動か選択できたり、パズルスッキプ機能まであって親切。
・自分が今まで見た中で一番セクシーなTauntのアイコン。
良くない
・ストーリーは、自分が介入してる感じがしなかったり、悪役があまり悪役してる印象がなくていまいち。
・敵もパズルも総数のわりに種類に乏しく、途中で飽きてくる。パズルは、1つのエリアでやれば十分でしょってものを、さらにあと2つ3つのエリアで繰り返してくる感じ。
・戦闘のグリッド上で、動かしたいと思ったところと実際のクリック範囲が一致しない。
・キャラごとにいちいちギルドに戻ってスキルツリーのtier解放しないといけない。
・5ページに渡るディアブロ式インベントリ(ソート機能なし)がとても使いづらい。
このシリーズに興味がある、もしくは戦闘中に飲酒することにロマンを感じるなら試してみてもいいと思う。
👍 : 18 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
4365 分
※現在[url=https://store.steampowered.com/app/566090]オリジナルバージョン[/url]はディレクターズカット版として統合されストアからアクセス出来なくなっています。
※このレビューは[url=https://store.steampowered.com/app/566090]オリジナルバージョン[/url]との比較にフォーカスしています。
ゲームの内容や詳細については上記オリジナルバージョンのレビューを参照して頂ければと思います。
[h1]良くなった点[/h1]
・稼働状態が安定するようになった。
・グラフィック設定を最高にしていても動作が軽くなった。
・レスポンスが良くなった。
・新エリア、新リドル、新ボスが登場。
[h1]悪くなった点[/h1]
・敵のルアーリングが出来なくなった。
・索敵エリア内の全ての敵が同時接敵するようになった。
・実績が解除されないなど新たなグリッチが増えた。
・レッドキャップ
[h1]まとめると[/h1]
オリジナル版と比較して動作が軽く安定しています。以前はモッサリとしていたゲームプレイがシャープな印象に変わりました。これは非常にポジティブな評価を得られるポイントであり、本作から新しくプレイする方々には最高のパフォーマンスで挑むことが出来ます。
新たに追加されたエリアやリドル・強敵たちはいずれも歯ごたえがあり、前作クリア勢でも恐れおののくハイレベルな冒険が立ちはだかります。それらはおおむね楽しめる内容です。
一方、ディレクターズカット版(以下DC版)となる事で発生した新たな問題もあります。
本作はシンボルエンカウント方式なのですが、オリジナル版では索敵範囲ギリギリから一体づつ釣って数を減らしていく事が可能でした。しかしDC版では一度戦闘になるとエリア内の敵がすべてアクティブになりウェーブとなって畳みかけてきます。
戦闘のバランス調整のための変更なのでしょうが、スニークスキルを使っていても全ての敵にバレるのは少し納得できません。
前作では問題なかった部分だが、新たなクラッシュポイントが発見されたり『マジシャン』の実績が解除出来なかったりしました。これらは精力的にアップデートが行われているものの2019年11月27日現在も解消されていません。
おそらく現在の全体評価は賛否両論だと思われますが、それには上記が大きく関与しています。
[h1]レッドキャップ[/h1]
オリジナル版セカンドウィンドアップデート以降に登場したレジェンダリ難易度設定ですが、プレイヤー泣かせの強力なエネミーやパーマデスの鬼畜さが魅力でした。しかしDC版では難易度ハード以下にしてもどうにもならない程の強敵が出現します。
ネタバレるので詳細は書けませんが、もはやバランス調整をミスっているとしか思えない強敵です。キャラクリ・ビルドの自由度の高い本作ですが、この強敵を突破するのはほぼ一択の組合せしかなく、これも賛否両論の所以だと思われます。
[h1]総合評価[/h1]
ダンジョンクロウルの新しい容を魅せてくれる本作は、3DダンジョンRPG好きの方に手放しでオススメできる良作です。
一方オリジナル版レビューでも書きましたが、そこそこの英語力を必要としますし、JRPGと比べるとバタ臭いキャラクター達は初めてプレイする人のモチベーションを削ってしまいがちです。しかしプレイしてみると判る調律の取れたゲームの美しさをプレイヤーは感じ取る事ができるでしょう。
特にオススメ出来るのは音楽で、本格的なケルティックサウンドはゲームプレイのクオリティを数段昇格してくれます。DC版では新たにサウンドトラックが追加発売されたりもしています。[url=https://www.amazon.co.jp/Bards-Tale-IV-Original-Soundtrack/dp/B07GSHKZ1J]amazon[/url] / [url=https://open.spotify.com/album/1B1CGfWktmGS15WVb2cSjw]spotify[/url]
購入に迷っている人はまずサントラを視聴してみる事をオススメします。
ノーベンバーパッチまで待ってのレビューでしたが、いまだに解消されないグリッチもありオススメの賛否に迷いますが、ゲーム本来の出来の素晴らしさは変わることなく輝いていますので、私は強くオススメします。
👍 : 35 |
😃 : 1
肯定的