TASOMACHI: Behind the Twilight のレビュー

ゲームパッド対応、日本語対応。どちらも違和感なくできる パズル？とアクションを使用する聖域と、町中を探索するフェーズがあり、どちらも微妙に慣性が強くてふわふわするジャンプに戸惑う。 聖域は割と簡単ですが町中全部探すのはかなり大変そう…。

雰囲気の良いステージで、"大地の源"と呼ばれるものを集めていくアクションゲームです。 ステージが進むにつれて、少しずつアクションが増え、できることが多くなって行く形です。 すべて開放するとステージを気持ちよく走り回れるので、プレイしていて気持ちがいいです。 ゲーム自体は簡単なので、サクサクプレイすることができ、ストレスフリーに進められます。 長期連休などに腰を据えて一気にプレイするにはちょうど良い難易度でした。 ステージ自体の景色も良いので、散策ゲーとしても優秀です。 主人公の衣装も数点ではありますが、変更できるので、ちょうどいい気分転換になります。 残念な点があるとすれば、クリア後の隠しステージが時間ばかりかかって、 あまり楽しくなかった点ですかね。 完全クリアも簡単だったので、プレイして良かったなという印象です。

・全体の雰囲気は最高です。スクリーンショット撮影を目的として遊ぶのであれば楽しいです。 ・キャラの表情が微動だにしません。少々不気味に感じられます。 ・スクリーンショットモードにキャラのポーズを変更したり昼夜を変更したりなどの機能なく少々不便に感じられました。 ・ジャンプやダッシュを駆使して大地の源を集める内容となっています。それ以上のアクション性やゲーム性はありません。 ・難易度自体は高くないですが、大地の源を集めるという性質上マップをしっかりと巡る必要があり少々苦労に思いました。 ・大地の源を90個集めると更に150個集める為に再度各街を周回させられる点が人によっては億劫に感じられるかもしれません。ショップにある地図を購入しても光って知らせてくれるわけでもないので不親切に感じられました。 ・解像度の詳細設定がゲーム内では出来ません。直接.iniファイルを編集する必要があります。 [C:\Users(UserName)\AppData\Local\tasomachi\Saved\Config\WindowsNoEditor\GameUserSettings]

結論としてオススメはできない。 理由は他の方が十分に述べているので感じたことを書き連ねる。 きっかけはたしか紹介ツイートだった。ほぼ個人で開発しているわりに街の作りこみがえぐいという第一印象だった。ゲームとしては内容がよくわからなかったが、異邦の街を探索して雰囲気を楽しむ感じだろう、とその場の勢いですぐに買い、いつか旅に出ようと言いながら気づけば4年近く経った。 [h2] あれ？思ってたのと違う？ [/h2] 買った当時の記憶も薄れた頃になって街へとやってきた。お、ジャンプができる。国民的大作RPGのようなジャンプだ。フィールドでちょっとした段差が上り下りできるといった程度の、取ってつけた感のあるジャンプだ。無いよりはある方が嬉しい、これはありがたい。しかし、案内に従って進んだ先は街というより遺跡だ。しかも案外ジャンプさせようとしてくる。なるほど、街の霧を少しずつ晴らしていくのか。次は今度こそ街だ。やはり作りこみがすごそうだ。ようし、探索するぞ。え、霧を晴らすのにまた遺跡行くのか？これひょっとして、力と知恵と勇気の三角形なゲームの知恵部分みたいなやつ？ってかこのジャンプでアクションさせるのか・・・。 新しいアクション解禁されたけどやっぱり操作感が微妙だ・・・。なんでだ？街を探索したいだけなのになんで街ではない謎空間でこんな難易度が低いから許せるだけのイライラアクションさせるんだ？なんで？どうして？ [h2] ただちょっと知らない街を旅してみたかっただけ [/h2] そうしてイライラを募らせた頃に飛行船が復活した。ただゆったりと街の空を流れていく。一応はゲームっぽく、ゲートを潜って光を追ってみたりする。これ！これでしょ！求めていたのこれでしょ！こういうのでいいんだよ！無理にジャンプ、パズルアクションしなくてよかったでしょ。ゲームとしての体裁とか、プレイ時間の引き延ばしとか、そこは本質じゃなかったでしょ。この街を歩いて飛んで眺めて穏やかに日が沈む瞬間や夜が明けていくときの爽やかな風を感じたかっただけなんだよ。少し鬱屈としたものが晴れたが同時に何か悲しくなった。個人開発でどうしてそんなに手を広げなくちゃいけなかったんだろう、と。