Military Conflict: Vietnam のレビュー
1968年、ベトナムは「愛ではなく戦争をする」時代。ベトナム戦争を舞台にしたこの激しく、ペースの速いFPSで、ベトコンまたは米軍側につこう。100種類以上の破壊兵器から選択。殺すか殺されるか!
アプリID | 1012110 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Dustfade |
出版社 | Dustfade |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, マルチプレイヤー, PvP, オンラインPvP, 部分的なコントローラーサポート, スチームワークショップ |
ジャンル | アクション, 早期アクセス |
発売日 | 16 12月, 2022 |
プラットフォーム | Windows, Linux |
対応言語 | Portuguese - Brazil, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Russian, English, Japanese, Ukrainian, Polish, Vietnamese, Indonesian |

13 総評
12 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
ほとんど肯定的 スコア
Military Conflict: Vietnam は合計 13 件のレビューを獲得しており、そのうち 12 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「ほとんど肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Military Conflict: Vietnam のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
2025 分
_Military Conflict: VietnamとはSource Engine製の、他のゲームではなかなか見ないマイナーな火器が多数登場するガンナッツ垂涎のFPSである。
本作はマルチ対戦用FPSで、オフライン・シングルプレイでのBOT対戦も可能。オンラインはまったく人が居ないため、プレイヤーは2000年代のFPSを髣髴とさせるプリミティブなBOT撃ち体験に郷愁を掻き立てられることになるだろう。
なおセーブデータはサーバー側で管理されているようで、スコアランキング15000人中500位とか出ると「ああ、このゲーム15000本しか売れてないのか…」といらぬ心配をしてしまう。超名作とは言えないまでも、個人的にはもうちょっと売れてもいいゲームのように思う。
実績はいちおうオフライン・シングルプレイのみでも全取得可能だが、Botの難易度をトレーニングに設定しているとデータがプロフィールに反映されず大半の実績スコアがカウントされないので注意が必要だ(そんな説明はどこにもない)。最低でもBot難易度はベリーイージー以上に設定しておこう。
Botの挙動はただ突撃するだけではなく、「人間プレイヤーならこのへんでキャンプするんだろうな」という位置でまさに待ち構えたり、リスポーン毎にルートを変更するなどそれなりに凝っている。また本作ではArmaシリーズのように敵位置を報告することで情報を共有する索敵システムが実装されており、相手の位置を把握した状態だときっちり警戒しながら接近したり、あまりにも強力な待ち伏せに遭遇した場合はそのルートを使わなくなるなど、それなりに良い動きをする。
ただしBotの難易度を上げ過ぎると理不尽な命中精度と反応速度で殺しに来るパーフェクト・キリングマシーンと化すので、ほどほどに設定しておくのが無難だ。
ちなみにConflict: Vietnamという、英Pivotal Gamesが開発したConflictシリーズの流れを汲む作品が過去に存在したが、本作はそれとはまったく関係がない。ちなみに自分はアレをN-Fusion Interactiveが開発したElite Warriors: VietnamやLine of Sight: Vietnamの一種だと勘違いしていた。以前はSteamでも売ってたような気がするんだが、どうだったかな…
武器モデルはどれも出来が良くモーションも凝っており、残弾の有無で変化するほか薬室内残弾の概念もある(ないものもある)。リボルバーに至ってはシングルアクション/ダブルアクション/ファニングにモード変更が可能で、特にダブルアクションの「ハンマーが完全に起きて撃発するまでトリガーを引き続ける必要がある」という独特の挙動が非常にリアル&マニアックで感動した。単発式の銃でもトリガーを引き続ければ自動で次弾を発射してくれる、腱鞘炎が気になるお年頃のゲーマーに対する配慮もバッチリだ。M1897トレンチガンなどは、トリガーを引きっぱなしにしているとスラムショットを披露してくれる。
登場火器は未だバリバリ現役で活躍しているWW2時代の使い古しや当時の最新式、特殊部隊用のモデルや改造・試作型など多数を取り揃えており、ラインナップを見るだけでも60年代の紛争を肌で感じるチョイスとなっている。手っ取り早くすべての銃にアクセスしたければ、トレーニングモードの射撃場へ向かおう。そこには男の子の夢がある!嗚呼、テーブルにズラリ並んだ銃火器を眺めているだけで一日過ごせるぜ…
MAT-49!ストーナー63A!Vz-58!ベレッタM12!UZI!スターリング!64式消音衝鋒槍!チャイナレイク!あるいは、ブローニングM1919を抱えてポール・カージーごっこをするのもいいぞ!
ただし上で挙げたものを見てもわかるとおり、年代は合っているがナム戦で使われたかどうか怪しい火器、極限定的なシチュエーションで使用されたものや、現地にほんの数挺存在はしていたらしいとしか言えないようなもの等が大々的に登場するので、リアルなナム戦のロールプレイをしたい人にはむしろノイズになるだろう。しかし、このゲームにそんなリアリティを求める人がいるだろうか?
各MAPはどれも実際の戦闘を元に設定されており、ローディング画面ではハノイ・ハンナ(アメリカ軍の士気を下げるために北ベトナムが放送した厭戦用のラジオ放送)の声が流れたりと、いずれにせよかなりのオタクが製作したゲームであることは間違いない。
今後ローデシア紛争DLCが予定されている…と聞いて「まさにそれだよ!俺が求めていたのは!」と膝を叩いて歓喜するようなおぢいちゃんは買うが宜しかろう。
東西冷戦華やかなりし60年代の風を感じながら雑にBOT撃ちをしたい人にはオススメです。
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的