Life In Helsinki のレビュー

[h1]Nothing in life worth having comes easy.[/h1] どこか外国の大学の法学部を卒業し、法律事務所のインターンとして働くために フィンランドの首都ヘルシンキにやって来た主人公。 しかし、ヘルシンキに到着した直後から、 いろいろな物事が主人公の思った通りには進まなくなっていく・・・ といった導入で始まる、短いノベル。 全七章で、各章にひとつかふたつ選択肢はありますが、ストーリーは一本道です。 全体を短くまとめたためか、以下のような点が気になりました。 　・展開があまりにも急すぎる 　・展開を起こすために、登場人物たちも普通ではない行動をする 　・ラストも「私たちの戦いはこれからだ」的な、中途半端感のあるもの 　・ストアの紹介文のFEATURESに Learn fun facts about Helsinki. とありますが、 　　作中では、ヘルシンキ色は薄くヘルシンキである必然性も無く、 　　別の都市であっても変わりないストーリー システム周りも不十分だと思いました。 設定可能なのは、起動時の画面解像度とウィンドウ/フルスクリーンかぐらいです。 私の環境ではBGMの音量が非常に大きく再生されたのですが、音量調整項目はありません。 また、各章が終わると、そのまま次の章に進むのではなく、毎回スタート画面に戻されます。 なお、巻き戻し/早送りもありませんが、読み返さなければならないようなところはなく、 短いので早送りも不要かと。 総じて、不完全な出来という印象です。