Disjunction のレビュー
腐敗した権力がはびこる街で300人の市民が立ち上がる。すべては街を破滅へと導く陰謀を解き明かすために。ド派手な戦闘に飛び込むか、息もつかせぬステルスアクションで隠れながら進むか、自分のプレイスタイルを発見しよう。
アプリID | 979310 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Ape Tribe Games |
出版社 | Fireshine Games |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, フルコントローラーサポート |
ジャンル | インディー, アクション, RPG |
発売日 | 28 1月, 2021 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Portuguese - Brazil, French, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, Russian |

1 総評
1 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
Disjunction は合計 1 件のレビューを獲得しており、そのうち 1 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
780 分
2021年2月6日現在、(自分のsteam上のフィルターだと)ひとつも本作のレビューがないので、たまには人柱になってみようかと、購入した次第。
ひとまずスタッフロールを見るまでプレイしてみたので、改めてレビューをまとめてみようと思う。
いきなり結論から言えば本作は、”アチラの方”が作られた[b][u]「ホットライン マイアミ」や「2Dark」のサイバーパンク版[/u][/b]というのが、最も適切な体感評価ではないかと感じた。
PVなどで一目瞭然だが、本作は見下ろし型2Dステルスアクションゲームという事になる。「初代メタルギア」や「ホットライン マイアミ」を母とし、「Hyper Light Drifter」や「2Dark」などに見られるネオクラシカルなピクセルアートの装いによって構成されている。
実際のプレイスタイルは隠密&CQCがメイン。
足音を立てず、敵の視界をかいくぐり、後ろや横から急襲するのをひたすらに繰り返すことになる。
飛び道具となる銃も使用可能だが、銃声で敵が一挙に寄ってきてハチの巣にされるのがオチなので、銃を使用するケースは基本的に稀。
敵をまとめて倒したい時や敵の気をそらしたい時などに各種スキルを使うことになるが、回数制限があるので、しょっちゅう使っていいというものではない。
ステージが進むにつれ、フロアマップが拡大し、敵が強固になり、その数が増加するのはある意味アタリマエと言えるが、”内容がそれしかない”ので、プレイフィールが一本調子なのはマイナス要素と言える。
加えて、物語が進むにつれ、主人公3人を代わる代わる使用することになるが、そこまで大きな個体差がないので余計にプレイ感が一本調子となりがちである。
「KATANA ZERO」の様に、途中でアクションの仕方を変えればまた評価も違ったと思うが、終盤に行くにつれ、プレイ感が代り映えのしないことにゲンナリしてくる。
”2Dステルスアクションにトコトンこだわりました”と言えば一見納得できる点もあるが、悪い意味で「それしかない」というのは、やはりマイナスと言わざるを得ない。
キャラクターの動きなどはシンプルかつ、スルスルと動いてくれるので、動的な部分についてのレスポンスは良好。
ただし、キャラクターの向きが4方向しかないのが祟っているのか、時折意図としない方向へ攻撃が出されることがあり、この暴発が命取りになるケースがしばしば発生するのは閉口。
道中、セーブポイント扱いとなる箇所が思っているよりも少なく、「え、ここからやり直しなの!?」といった部分があり、事実上の死にゲーな本作としては少し厳しいなぁ、と感じる。
ストーリーについては、行き過ぎた資本主義が生み出した、どうにも解決できそうにない問題が未来にも横たわっており、技術革新によってそれらが解消されることはなく、ただお互いの主義主張を言い合って、化かし化かされて、暴力やら小競り合いやら小さなクーデターやらでひとまず解消するという流れは、まさに”アチラの方”ならではのシナリオであり、”アチラの方”ならではの文章質感である。
海外系サイバーパンクものを幾つかプレイされている方ならば、「大体いつものアレ」で通用するかと。
シナリオ分岐が多彩なようでいて、大筋の流れが実はそんなに多くなさそうというのは「The Red Strings Club」と良く似ている気がする。
ちなみに音楽の雰囲気も「The Red Strings Club」とよく似ている。
「KATANA ZERO」からクラブ音楽の要素を取り払い、全体的にダウンな雰囲気で固めたのが本作のBGMと言えば、通じる人には分かってもらえるだろうか?
電子音で「ドゥ~~~~ン・・・」と重低音を響かせるのが、現代におけるサイバーパンクゲームの「お約束」なんだろうか?
作品の雰囲気にはよくマッチしているが、どこかで聞いたことがある感もハンパない。
「ホットライン マイアミ」や「2Dark」が気に入った方で、釈然としない陰鬱なシナリオのサイバーパンク作品が好きな方ならば、買ってソンはしないかと思われる。
作りそのものは、限られた範囲の中で丁寧に作られていると思う。
良いも悪いも、「練られた後発組作品」で、目新しいと思える部分は特に無い。
だが、世の中には「パイロットウイングス」のように、”ええいこの、もう一回!”と、悔しさをバネにリトライを繰り返すゲームがあるのもまた事実で、それはそれで一つの魅力でもある。
「ざっくり2,000円払って、一日過ごせそうなゲーム」をお求めの方に。
👍 : 50 |
😃 : 0
肯定的