Headliner: NoviNews のレビュー

ニュースで国を操るゲーム 例えば他国を糾弾する政権をヨイショしてナショナリズムな国にしたり、逆に政権を批判してグローバリズムな国にしたり 福祉問題を国民に問いかけて国民皆保険制度でお金のない兄を助けたり、医薬品価格低下で高価な薬が必要な同僚を助けたり スポンサー企業が作ったお酒をヨイショしまくって[spoiler] 近所の店の店主の魂を売らせ [/spoiler]たり、逆に批判して[spoiler] 近所の店を燃やし [/spoiler]たり 警察の力を強めすぎて監視社会にしながらも自分は[spoiler] 暗殺者から守られてその恩恵を受け [/spoiler]たり…… とにかく選択次第で色々な分岐があるのが楽しい　基本的に「みんな幸せになるエンディング」が無いのも特徴（逆にみんな不幸になるエンディングがないとは言わない） 問題点としては、一部の分岐でバグ？があること（具体的には終盤の[spoiler] 兄の台詞で「この台詞が出たらバグだから作者に報告してくれ」 [/spoiler]的なことを言われたときはびっくりした） あと個人的なものですが[spoiler] 実績を埋めようとすると人でなしな選択をしないといけないものもあるので覚悟が必要……実績コレクターならそれくらい気にならない感じかもですが [/spoiler] とにかく楽しい作品でした！　次回作みたいなのも今後出て欲しい作品！ 因みに個人的には店主のルディさんがお気に入りだったりします

選択が思わぬ悲劇も惨劇も巻き起こす。 貴方が思うようにはいかない…こともある奇妙な作品だ。 知りたくばこの作品を購入し、プレイすることを勧める。 どのような結末を辿っても、誰もあなたを非難することはない。 もしそれがあるとすれば…最後までプレイせずにこの作品を知ったように語った時だろう。

　世論誘導をして社会の変化を楽しむ内容。ただ、どの記事を選んでも得をする人と損をする人が出るので完璧なハッピーエンドとはなりません。人物との会話でも物語が変化するので注意です。 　前作と同じ様に記事の種類が少ないので何度も楽しむのには向きません。記事で自分が望んだ国に誘導してください。どんな結果になっても、それはあなたの責任です。

前作と比べて更に一週間アップ、サイドストーリーが大幅にあるので新規でも楽しめる。歴史改変アドベンチャーゲーム。また二週目しても若干ストーリー改変するので最低５週以上楽しめるかも。 （旧正月セールで牛丼並み価格で入手したので高評価)

面白かったです。情報の重要性を教えてくれる良いゲームです。ノベルゲームがお好きな人にはお勧めです。 ノヴィスタン国のメイン報道局（なのかな？）の編集長になり、記者が出してくる記事を採用するか不採用にするか選択するだけのゲームです。 情報の選択・不選択により国全体が変わっていく様が見られます。 その変化の様がちょっと極端すぎかな？と思う部分ありましたが、しかし、まあ、こんなものかもしれないなぁと思う部分もあり、なかなか絶妙で見事な演出だと思いました。 結局、色々な世界が見たくて５周もプレイしてしまいました。記事を採用・不採用にするだけなので簡単に周回プレイできるのもいいですね。 良かった点 ・BGM・SEが良いです。世界観に合っていて邪魔になりません。 ・選んだ記事により、極端に街が変化すること。初めは「ええー！極端すぎ！それにそんな意図はないよ！」という気分になりましたが、もし細かい変化しか起こらなかったら、それはそれでつまらないかもなぁと思いました。ですからこれぐらい極端な方がいいのかも。 ・ノーマルエンド・グッドエンド・バッドエンドという区別はプレイヤーがつける。自動セーブでどういう選択肢を選んでも国や街は変化しながら日付は過ぎていってやがて最終日にたどり着きます。「これでよかったんだ」・「いやぁ、これはちょっとなぁ」という判断はプレイヤーに委ねられています。このあたりの演出はとても良いと思いました。ただ、ゲーム側からハッキリとした区別をしてほしい！というお方にはモヤモヤが残ってしまうかもしれません。 悪かった点 ・これは恐らくわざとそうしているのだと思いますが、記者の書いてくる記事が「ただの感想文」に見える記事がある。これ取材してないでしょ？感想文書いたでしょ？というような記事があり「ああ、これは採用したくないなぁ」という気分になることが多かったです。「これでは駄目だ！書き直せ！」という記事の書き直し機能（書き直させ機能）が欲しかったです。 まあ、恐らく記事内容にツッコミを入れながらゲームをしてください、という作者さんの意図なんだろうなと思いました。実際、ツッコミを入れながらゲームをするのは楽しかったのですが、もう少し気合の入った記事が欲しかったなぁと思いました。 ・ハッキリとしたハッピーエンドは多分ない。この国はこうなりました、そして日常は続いていく、という感じで終わります。ハッキリとしたハッピーエンドが見たいんだ！欲しいんだ！というお方には向かないと思います。 この作品は二作目だったのですね。 私は前作をプレイしたことがないので、そちらもプレイしてみたくなりました。 もし続編が作られることがあれば是非プレイしてみたいです。

テーマの面白さに興味を持って購入しました。もう少し考えさせられる余地が多いかなと思いながらプレイしていたのですが、少し自分の思っていたゲームとは違ったなという印象です。 記事としての根拠に乏しいものがあまりに多いので、掲載かボツかの判断が、編集者のカン頼みで腑に落ちないものが多いです。 どちらの記事を選んでも一長一短を感じる結果になるかと思いきや、周回してみると、一部を除きグッドかバッドかがはっきりしている展開になることに気づきます。 物語として全体的に掘り下げが浅いので、各勢力ごとの思惑などがふんわりとしたままなのに、片方が完全な正義側のようになっているのが釈然としませんでした。周回すれば見えてくるかと思いましたがそんなこともなく。 主人公の性別などが選べるのですが、展開が同じなので女性を選ぶと問答無用で同性愛者になります。 それ自体は構わないのですが、展開を細かく変化させることを面倒くさがっただけのように見えるので、主人公の性別設定など固定でもいいのではないかと感じました。 また、兄弟はプレイヤーにとっては終盤で唐突に兄弟という設定が登場するので、初回は距離感のおかしな人と無意味に勘違いしてしまいました。

前作もまだ極めていないし今作もそんなにやりこんでるわけじゃないけど、前作よりも精神的にキツい重い感じ。 周回プレイ前提の作りで、クリアするとストーリーに登場するキャラクターがアンロックされて別ルートが発生する仕組みは、遊びごたえを求めている人には悪くないんじゃないかと思う。ルートによっては編集責任者の枠を超えて「調査」をしたり、色々あるっぽい。あと、給料が支給されるようになっていて、ショップで使ったり、ストーリーに関わる使い方とかもある感じ。評価下げられると給料も下がる。 前作よりも若干テンポは悪くなっているけど、正当な進化をとげている。キツいけど面白いです。 以下は初回プレイの結果。 私は暴君の排除に手を貸した 収容所にお笑い芸人が増えた 私は愛を見つけた 私はデュナバイとその利便性を歓迎した ボスが消えて、私は笑った

ちなみにとある会話に出てくる"スクリプトを書き間違えてるジェイカブ"は開発者のJakub Kasztalski氏のことです

やはり日本語化されるのはいいことです。 ただ、実績解除されないのですが、これは日本語で遊んでいることが原因でしょうか？ --------- 2020/3/8現在、アップデートで実績解除される修正が入っていました。 載せる記事の日本語を楽しみつつ、慎重に選んでも世間にはそう捉えられるのかと思うも、現実も似た部分あるなという中々興味深いゲームとなっています。

新聞社の編集長となって世論を操作するゲーム。といっても複雑な要素はなく、上がってきた記事を承認するか却下するか選ぶ仕事パートとそれによって起こった変化を眺めつつ町の人々と交流する帰宅パートの2つを14日間繰り返すだけ。 プレイヤーの選んだニュースはその日の帰宅時には町の様子に反映されており、少し前にプレイした時には「こんなに世の中は単純じゃなかろう」と思ったものだが当レビューを書いている時期のコロナウイルスに関する爆発的な情報の流布をみていると「あながち間違ってはいないんだなあ」と身につまされる（？）ような思いがあった。 おそらく完全な正解が用意されているようなゲームではないので気楽に世論を操作し招いた結果に後悔とかすればいいのではないだろうか。辿り着いた結末が気に食わなくてもこれはゲームなので気軽に周回することができる。