YU-NO: A girl who chants love at the bound of this world のレビュー

有馬拓哉のもとに、亡くなったはずの父親から小包が届く。その中には、パラレルワールドを行き来できる謎の装置「リフレクター・デバイス」が入っていた。拓也は父の遺産の謎を解き明かし、現実そのものを包み込もうとする災厄を防がなければならない。
アプリID912450
アプリの種類GAME
開発者
出版社 Spike Chunsoft Co., Ltd.
カテゴリー シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, 部分的なコントローラーサポート
ジャンル アドベンチャー
発売日1 10月, 2019
プラットフォーム Windows
対応言語 English, Japanese
年齢制限のあるコンテンツ
このコンテンツは成熟した視聴者のみを対象としています。

YU-NO: A girl who chants love at the bound of this world
1 総評
0 ポジティブなレビュー
1 否定的レビュー
否定的 スコア

YU-NO: A girl who chants love at the bound of this world は合計 1 件のレビューを獲得しており、そのうち 0 件が好評、1 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。

最新の Steam レビュー

このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。

プレイ時間: 3271 分
オリジナルはやったことないですが、同作者のゲームの全年齢版・年齢制限版をやっていたことから気にはなっていました。 とても良いゲームだと思います。 最近のゲームにはない熱量を感じました。 あきらかに年齢制限がかかるところを単にカットしているようなのは苦笑しますが、 年齢制限版には声がないことから(絵の好みは人それぞれかと) こちらが一番良いバージョンではないかと思います。
👍 : 0 | 😃 : 0
肯定的
プレイ時間: 3097 分
全実績解除しました。 このゲームは”神ゲー”と謳われていて、プレイして納得したところもありますが…まずオリジナル版が1996年にリリースされたこと、その斬新さに多くの後発作品が影響を受けたこと、紆余曲折を経て2017年に(このsteam版の下地になっている)リメイク版が出たことを加味して考える必要があると思います。 オリジナル版から30年近い時が経った2025年、当時の技術や文化を肌で経験していない21世紀生まれの若者がプレイして楽しめるかということを考えて、自分の基準なら「セール時におすすめする」に分類されるかなと。古典の勉強という点もある程度含めて。 正直文体の古臭さが出たりしているところは、舞台設定も発売時にほど近い1995年(らしい)なのでもはや時代劇と思ってプレイすればいいと思います。携帯電話は存在するけどまだ万人がもっているようなものではなく、誰かを探すなら足で探し回らなければいけない。そういう時代です。95年当時に2025年を考えればそれこそSFの世界の未来だったわけですから、逆から考えれば時代劇でおかしくない。 +A.D.M.Sの存在 このゲーム最大の評価ポイントはやはりこのシステム。ダンジョンRPGのオートマッピングをADVに持ち込み、分岐が自動的に記録され可視化されるという素晴らしいシステム。かつ、分岐点で宝玉を使ってセーブ、ちまちまとマップを埋めていく作業が楽しい。これは現代に通ずる楽しさ。 どうやってもそのルートでは手に入らないアイテムを持ち込んで突破し、また別のルートで必要なアイテムを手に入れるという繰り返しが良い。宝玉をすべて集めることが前編の大目的になりますが、単純に宝玉を入手するとセーブできる箇所が増え、RPG的にパワーアップを果たせることにも繋がります。この塩梅が気持ちいい。 +リメイク版ならではのプレイを助ける補助機能 特に一番嬉しいのが次にイベントが発生する場所が表示されるヒント機能。分岐を埋める上で既読スキップをしていると次に行くべき場所も当然スキップされるのですが、ヒント機能に表示される場所に行けばガンガン進めます。さらにヒントにはルート毎の色分けもしてあるのでA.D.M.Sを開かなくても目的地に結構簡単にたどり着ける。 ただ、このゲームは目的地以外にもかなりのテキストが仕込まれており、「このタイミングでここに行った時だけ発生する本筋とは関係ないイベント」が多数あるため、逆に正解以外のところをうろつきたくもなります。その場合にも正解を避けるのに役立つ。 ヒントがあるからといって無駄にうろつかない理由にはならないのです。 唐突に挟まれるお絵かきロジックパズルに関してもかなり現代的な措置…というか「やりたくないなら答え教えちゃうよ」機能があります。自分はピクロス解きたい気分だったので普通にプレイしましたが、難しいとまでは行きませんがデカめの数字が少なく背理法を使わせてくるレベルの問題なのと、ゲーム中お絵かきロジックをやったことない人に対するルール説明にしては足りない部分があるため使ってもいいのではないかと思われます。 +論理的な並列世界論と伏線回収 正直浅学ゆえに劇中の科学的考証はほとんど頭に入ってこないのですが、なんかすごい。なんかすごいんです。 おーすげー…となる。アホ丸出しですね。 ただ、その雰囲気や意図するところは理解できるように描かれていて、理論がわからないと何もわからないよという組み立てにはなっていないのが本作の評判を押し上げるポイントになっていると思います。 -主人公たくやくんがかなりアレ -同一ルート上でも整合性が取れていない会話が結構ある 物語の都合もあるのでしょうがたくやくんは理解力に乏しい場面が非常に多い。さっき説明されたことを秒で忘れて聞き返したり。「それさっき話して理解してたでしょ」という話題も次のシーンで忘れてたりします。ここらへんはルート分岐と合流が激しいゲームなので整合性を取り切れなかったのかなと察してしまう。 また、物語後半はたくやくんの粗忽さが非常に目立つ展開が続きます。なんというかシナリオの辻褄合わせのためにかなり強引にキャラが動かされてるように感じてしまう。 このゲームは売りのA.D.M.Sが後半になるとなくなるのですが、それは制作期間の都合上のようで、本来は後半が本番になるように設計されていたそうですが泣く泣く断念したとか。あらゆるところにルート分岐の残骸のようなものがあります。たくやくんの無茶な行動も伏線回収の都合によるところもありそう。解答編の側面もあるのでそこはご褒美として楽しいのですが、そこに至るまではあまり面白みがない。展開もあいまって人によっては苦痛さえ感じるかもしれません。 +-エグめの展開 時代が下るに連れ表現が規制されていっているわけですが、当時としてもかなり話題となったらしいトピック。ネタバレになるので書きませんが、そこをカットせずに出したのは偉い。元は18禁のゲームである以上どうしてもカットはあるのですが最大限やったと思われます。 ただ…問題提起したいがための設定になっていないかと思わせる”ペット”の描写。なんというかその行為そのものよりも展開のほうが気になってしまう。 あと流石にカットしたせいで意味合いがかわってくるシーンもあります。「原作にはあったんだろうなぁ…」と思わせるようにはなっていますが… -別ルートの同一イベントで既読スキップが働かない 別ルートを歩んでいても全く同じ内容のイベントが発生することがあるのですが、ルートが違うと同じイベントでも既読にならないので結構ダルい。強制スキップキーはあるのですが「もしかしたら差分があるのではないか?」と頭にちらつく。 実際ちょっとしたフラグで差分会話が追加される芸細なゲームなのでそこが逆に気になる。これがもっと雑な作りのゲームなら容赦なくスキップできるのに。
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