Running Man 3D のレビュー

魔界村方式のジャンプで３Dアクションをさせるな

空中制御が壊滅的な３Dプラットフォームゲー。 100円ゲーム特有の粗は目立つが、最終面までクリアしたときの快感はとてつもない。

3Dの白い人間を操作して、すべての玉を取りつつゴールへ向かうだけのシンプルなゲーム。 TPS視点、横スクロール視点、FPS視点の３つの視点でプレイできるが、FPS視点では頭のテクスチャをなくしておらず、自機の頭の前にカメラを置いてかろうじてFPS視点にしているため、視点と自機の当たり判定がずれており若干操作しづらい。 ３面以降のステージでは細かいジャンプ操作を必要とするが、ジャンプの挙動がこれまた悪い。空中での制御が効かない上に、助走のタイミングによってかなり細かくジャンプの飛距離が変わるため、助走のわずかな操作ミスだけで落ちることが確定してしまうシーンが非常に多くストレスを感じることがあった。 ステージを進めるにつれどんどん難易度が増加していき、自分は７面でリタイアしてしまった。障害物をよけられても、最後の玉を取るの無理でしょ絶対･･･（小声）とにかくプレイして、壮絶な苦痛を味わってほしい。 100円としては独特の雰囲気や音楽はいいが、ゲームプレイは100円なりの粗が目立つ作りとなってしまっている。