Anodyne 2: Return to Dust のレビュー
アプリID | 877810 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Melos Han-Tani, Marina Kittaka |
出版社 | Analgesic Productions |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, フルコントローラーサポート |
ジャンル | インディー, RPG, アドベンチャー |
発売日 | 12 8月, 2019 |
プラットフォーム | Windows, Mac, Linux |
対応言語 | English, Portuguese - Brazil, French, German, Spanish - Spain, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, Russian, Spanish - Latin America |

4 総評
4 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
Anodyne 2: Return to Dust は合計 4 件のレビューを獲得しており、そのうち 4 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
668 分
I played Anodyne 2 for the first time 3 years ago, and it literally changed my life. All the themes resonated with me immensely and helped me make sense of many things I hadn't before.
On my replay, the emotional connection wasn't as deep since I already knew everything that happens, but that let me enjoy more the other parts of the game, especially since this time around, I actually knew something about video games and could understand the references/inspirations and game design jokes.
One of my favorite games ever, and I cannot wait for Angeline Era.
👍 : 0 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
798 分
雰囲気はPSか64のマイナーゲーをプレイしている感じ。
レトロゲーが好きで、前作が好きなら楽しめると思います
👍 : 6 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
648 分
ゲームには失われてしまった風景がある。
その風景を復古をしようとする試みは今更めずらしいことではなく、そういうものはリバイバルだとかレトロだとかリメイクだとか呼びならわされ、ストレスの低減された形で管理されたノスタルジーを提供してくれる。悪いことではない。
だが、アノダイン2には本物の1996年が宿っている。それはローポリゴンで表現された広漠とした世界のせいでも、ゲームに対して批評的・自己言及的な態度をとっているせいでもない。
分裂しているのだ。
めちゃくちゃなのだ。
ウェルメイドではないのだ。
そこにはロウとカオスの対立をめぐる一貫したストーリーがあるようでいて、その幹から野放図に細部の枝葉が伸びている。そして、本作の真の魅力はその枝葉末節にこそある。おもちゃ箱から飛び出てきたようなキュートでファニーなクリーチャーたち、そのクリーチャーたちが抱える彼らなりの闇、その闇自体がまた別個にひとつの世界を織りなしている……。
ダイアログも詩的で含蓄に富んでいる。
たとえば、こんなふうに。
「おもちゃ大好き!!待って……本当に大好きなのかな?昔はおもちゃってすごく素敵な物のように感じたけどでも今は……『あれ?なんだこのゴミ?』って感じ。」
「オイルとスパイス。ペダルとパイプ。どれほど豊かにあなたはそれらを使いこなすのでしょう。私はあなたのために真心へと再び浮上しましょう。私は香りのつなぎ目で踊り、あなたの指の目録を作りましょう。私に王冠を与えてください。小木菟、胡椒のさや、そしてあなたの翼の漂うせせり泣きを。
「昔の恋人がよく言っていた。チョコサンドクッキーは酷い味だって。そうかもね。でもだからこそ私は好き。一晩で一袋全部食べちゃうの、本当になんとかしなきゃ。一枚食べただけじゃ全然味がしない。」
これらのセリフは本筋にほとんど関係がない。
けれども、各所に配されたノイズがアノダイン2の物語世界を撹拌し、模範的で明快なストーリーテリングの枠に収まらない体験をプレイヤーに提供してくれる。あるいはそのためにこそジャンルや世代を横断するメタ演出がなされている節さえ見受けられる。
その自由さは、LSDや serial experiments lain、聖剣伝説LOM、moon といったPS時代のチャレンジングなんだかカオスなんだかわからない、しかし計り知れない論理によって統御され、もてなしてくれたタイトルたちにも近い。
人を選ぶゲームであることは間違いない。ゲームプレイ上快適でないポイント、洗練されてない部分も多々ある。あるいは他人にオススメすべきではないかもしれない。感触だけしかなく感触がすべてである。そういう言い方もできる。
しかしインディゲームが追究すべきユニークさが本作にはある。
どこかで見たような、でもたしかに初めて見る景色が広がっている。そういうものを見るために人は steam で海のものとも山のものとしれないインディゲームを買い続けるのではないだろうか。たぶん。
👍 : 16 |
😃 : 7
肯定的
プレイ時間:
883 分
[以下は翻訳前、未クリアのレビューです。クリア済みのレビューを追記しました]
未クリアですが、思うところが余りに多すぎたので。プレイ1日目ですが、
区切りをつけてレビューしたいと思います。多分日本語レビューでは初めてかな?
進度は第二ステージ中盤ぐらい…だと思います。全部で何ステージあるか知りませんが。
今作はまだ日本語対応していないので、ストーリーは追えていません。
capture2textによる和訳も考えましたが思ったより文章量が多く、主に会話文が1画面で全文表示されることが少なかったため、ゲームテンポを考えて断念しました。
そのことを踏まえた上で読んでください。
まず、前作とは何もかも違うので、前作を期待して買う方は気を付けてください。
今作から、という方は問題ありません。
今作は前作の2Dゼルダっぽい2Dステージに加え、64やPSのようなポリゴンっぽい3Dステージが追加された、"ストーリー性"のあるアクションRPGとなっています。
前作とは違い、明確に用語や目的が存在するため、曖昧なストーリーを考察する、というより、用語や目的が何を表現したものなのか、という部分を考察する感じ…なのかな?たぶん。
また、2Dはよりカジュアルになった印象があります。
これは個人的な印象ですが、2Dゼルダからトマアドっぽくなっている気がします。GBCからGBAへの進化、というと分かりやすいでしょうか。あまり言うとネタバレになるので詳細は伏せますが、主人公のある装備があるGBAゼルダの道具と酷似していたり。
3Dは東脳やクーロンズゲートの奇抜さと、ラブデリック系の不思議さを足して2で割ったような外観のキャラ、FF9っぽい固定カメラ時の視点とポリゴンの粗さ、3Dゆめにっき、LSDっぽいフィールドの広さ、ちびロボっぽい縮尺、と様々なゲームから感性に任せて特徴を拾い集めたような印象があります。
※もちろんそんなわけないのであくまで「ような」ですが。
ただ、惜しむらくはストーリー性の追加による登場キャラの増加により読む文章量が増えゲームテンポが悪くなった、というよりストーリーの理解に割く時間が増えたこと、BGMからミニマル感が消えたこと、3D追加に伴いフィールドが広くなり移動の時間が発生しゲームテンポが悪くなったこと、3Dのカメラ操作に癖があること、でしょうか。
どれも前作に比べて、ということなので…気になる人はフィールドの広さが気になるかもしれませんが。いずれにせよ、文章の多さを喜べるタイプのプレイヤーでないと冗長に感じるかもしれません。
2D面はギミックが幾らか増えた程度ですが、3D面はフィールドの移動/探索、NPCとの会話、収集要素、ミニゲームと色々な要素があり、やりごたえがある作りになっています…が、個人的には詰め込みすぎかな、とも。
前作が大きくヒットした分のプレッシャーもあったのだと思いますが、「方向性が迷子」感が少なからず感じられました。
ただ、こういった…ストーリーもミニゲーム(2D面含む)も3D探索もまんべんなく楽しめる方なら、一日30分~1時間程度のプレイで気長に楽しめるでしょう。一気にやると「もういいや」ってなるタイプのゲームだと思います。
※もちろん現時点で日本語版が無いため、英語読解前提になりますが。
前作のファンとしては微妙、という感想をため息交じりに呟くことしか出来ませんが、前作と区別して考えるなら…それでも現時点では普通、という感じでしょうか。これといって突出して高評価できる点がありませんので…。※あくまで個人の感想です。
どことなく懐かしさを集めたゲームではあるのですが、リファインの不足を感じます。それをあえて残している可能性もありますが…自分にはそれが冗長さ、収まりの悪さに思え、良くも悪くも"普通"という言葉で片付けられてしまうように感じました。
…もしかすると評価の高さは現状でスルーしているストーリーに起因しているのかもしれませんね。
現時点で、英語が読める・テキストが多いと嬉しい、PS/64レベルのグラフィックでも許せる、不思議なゲームが好き、3D/2D両方とも楽しめる、探索・パズルが好き、のんびりプレイしたい、という方にはオススメできます。
※英語全スルーで詰む可能性は…残念ながらあります。進め方が少し特殊なので、困ったときに主要NPCとの会話から操作説明や重要な単語を拾える程度には英語力が必要です。
上記でない方、前作と比較してしまう方にはあまりオススメできません。
現時点での面白さとしては、中古ワゴンでまとめ買いして、1,2本当たり中の1本、という感じです。
フルプライスで買うには高いが、セールで買うとお得に思える…かもしれません。
普通に楽しめる、という意味合いで「おすすめ」にしました。
* * *
[クリアしましたので、改めて追記します]
やはり、ストーリーに重きがあったらしく、以前より高い評価が出来ると思いました。
ただ、前作ほど抽象的ではなく、比較的具体的であり、様々にデフォルメされた人間の人生を追うような描写があり、人によっては気疲れするような要素が多いように感じました。
外見ほど楽観的ではなく、ネガポジの入り混じった内容と言えるでしょう。
一方で、3Dマップと2Dマップ、さらに+α(ネタバレ自重)もあり、原作ファンがニヤリとするような要素もあって、探索面では非常に満足できるものとなっています。
以前のレビューではキーボードプレイで移動能力が上手く使えなかったため、マップ移動が苦痛と書いていましたが、この度はコントローラーでプレイしたので、ストレスなく遊ぶことが出来ました。そのため、コントローラープレイ推奨です。
感想としては、以前が100点満点中60点の評価だとして、今回は80点の評価が出せると思います。それはやはり、ストーリーの深みや広がりを評価したいからだと思います。
以前は表面上しか見えていませんでしたが、それらがそう在る理由や関係性などを絡めて考えると、納得できるところが多く、それでいて抽象化することでプレイヤーを疲れすぎさせない(?)ように、考えさせるようにしているように思いました。
一方でナンバリングして前作と繋げる必要はあったのか、という不満もあります。
精神的続編、ということでしたが、あまりにも前作とは違い過ぎるため、その点だけはなんとも言い難い違和感がありました。世界観や用語などを引き継ぎたかったのかもしれませんが、個人的には前作とは全く別のゲームのように思えました。
総じて評価は上がりましたが、ゲームの印象もかなり変わりました。
少なくともエンド回収以降、実績コンプなどをするほどの魅力は残念ながら…。
前作には尊敬も友愛も感じましたが、今作は尊敬は出来ても友愛は…という感じです。
達成感はありました。でも、しばらくはプレイはいいかな……。
👍 : 23 |
😃 : 1
肯定的