ELE BLAZE のレビュー

値段も手頃で、見た目が可愛らしいので購入してみましたが、あまり楽しめませんでした。 ××ゲーと言われる方の”高難易度ゲー”に属するかと思います。 ボス戦目当てでもあったのですが、３面（シューティングステージ。激ムズ）のボスにしか会えてません・・。 ちなみに、初めからステージセレクトが可能。 もしかしたら、序盤のステージには、スクショに華を添えている”雑魚ガールズ”は出てこないかも。（ここ、重要な人、いるでしょ？）※追記・２面に登場したのを確認 キャラ強化の要素は無いので、あくまでも自身のスキルで攻略していくタイプかと。 ※【追記】パッチで若干のアップデートがされた模様。 ○シンプル過ぎたタイトル画面が少しだけキャッチーに。○ゲージ消費で使える必殺技（範囲攻撃）が追加。１面序盤にチュートリアルと、大きな壁となる雑魚ラッシュ潤滅戦が追加。（コレのせいで進めない。最初は面白いと感じるけど、雑魚沸き過ぎて詰む） カジュアルな見た目に反して、最初のステージからいやらしい配置が多数見られ（敵集団の後方に遠距離型の敵を配置）、どうしてもストレスが溜まります。 数体の敵と対峙している時にダメージを喰らうと、空中コンボのお手玉状態になりやすいです。 あっという間に死ねます。 無敵時間のある【ラッシュ（何故ダッシュではないのか？）】という高速移動を使えば、この無間地獄の御神輿わっしょい状態から抜けられますが、このアクションには専用ゲージ（自然回復するスタミナゲージみたいなもの）を消費するので、入り組んだ場所などだと、詰みやすいですね。 この難易度調整（と呼ぶのもいささか・・）だったら、無敵ダッシュの使用制限は無くてもいいんじゃないかと感じました。 ”皿洗い吸血鬼”とか、無限ダッシュで爽快なゲームプレイを実現してたし・・。 大量に設置されたダメージトラップも、設置の調整がギッチギチなものばかりで、ほぼほぼ”即死トラップ”のようなものばかり。 ※トラップが密集しているため、一発当たっただけで、影牢シリーズのトラップコンボを喰らったような状態になる。 トラップをすり抜ける楽しさを感じる場面もありましたが、ほとんど（と言っても全く先に進めないので各ステージ序盤の話ですが）のトラップ構成にはストレスしか感じられませんでした。 救済策なのか、ヒロインは無限に使用可能なヒーリングスキルを持っています。 このアクション、その場で立ち止まり自己回復をするんですが、チェックポイントの少ないゲーム仕様なので、どうしてもコレを多用する事になり、かなりテンポが悪くなっています。 ミイラポーズで目を閉じ、回復してる姿は可愛らしいんですけどね。 （シューティングステージでも回復可能なのは笑った。まぁ、激ムズだから丁度いいんだけど） 余談ですが、シューティングステージのボスを苦労して攻略した！・・・と思った矢先に”第二形態戦”が始まった時は愕然としました。いや、熱い展開なんだけど！どんだけ先に進ませたくないのよ！、と（苦笑） しいて、良かった点を挙げるならば・・・ ヒロイン（ノノちゃん）のドット絵が、それなりに可愛く描かれている。（アホ毛がチャーミング） 無敵ダッシュで活路を開くというコンセプト（あくまでもリスペクトするのは、そのコンセプト自体） ４面に出てきた、グラディエイター雑魚（少女）の仕様が面白かった。（盾突き出して突進してくる） ・・・こんなところでしょうか。ううっ・・少ない。 昔よくあった、理不尽系高難易度ゲームをやりたい！・・って方なら楽しめる・・のかなぁ・・？ 【おまけ】 私はsteamのコントローラーサポートを設定してパッドで遊びました。 デフォルトだと【WASD】の【W】でジャンプする格ゲー仕様なんですが、【W】をボタンの方に設定し、マリオ仕様にしました。 これに関しては気持ちよく操作出来て良かったですね。 ※【おまけ2】 タイトルに戻るコマンドが欲しい。別ステージで気分転換！ってのが気軽に出来ないのが地味に痛い。 雑魚、敵の弾、トラップ、これらが密集する場面が多い事を考えると、”ラッシュ”アクションは、やはり無制限にするべき。 マリオみたいなジャンプ中の方向転換も欲しい。現状だと臨機応変な対応が出来なくてもどかしい。 ここが改善されない限りは、この作品を気持ちよく楽しむことは出来ないでしょう。